ユング心理学のご紹介〜その1


なんだか最近ユングさんの心理学のコトが

気になってるので、ブログにして見ましたが


ダラダラしたブログですけど、

よろしければ読んでみてください🙏



画像はコチラからお借りしました👈


🟦ユングさんについて


カール・グスタフ・ユング(1875〜1961)

は、スイス生まれの超有名な心理学者で、


メリッサ読書会でワタシが何回かアホー

みたいなプレゼンをしてたんだけど🎤


心理学者であるユングさんは、

とても不思議な人物で、本とか読むと

書いてる内容はとても難しいけど☁️


書いてるモノに、マンダラとか中国の道教

とか仏教とかが出てくるので、


心理学とゆー難しい学門の枠からはみ出す

よーな独特の宗教性を感じたり卍


心の奥底へ踏み込んでいく

よーな力を感じるし足あと


元型とかの深層心理に潜む

不思議なエネルギーみたいな

モノを紹介してたりして

通常ではない世界観をもっているし、


人間の心やタマシイの世界を、

マンダラ的に、絵的に、

階層的に、ファンタジーの

よーに見つめる

不思議な眼をもったヒトだけど目



それでいて冷静で、科学的でもあるとゆー

よーな、

見事な視点とかバランス

も持っているので


まるでナビゲーターのよーに、

タマシイが向かうべき方向や、

そのカタチを指し示してくれているよーな

気がするんだけど🧭


ユングさんが描き出した心理学の世界は、

一見空想や妄想の世界のよーだけど、


実際に?ユングさんが幻視した風景で

あったり、幻視したモノが現実とシンクロ

したりもしてるので⏰


※赤の書に出てくる第一次世界大戦を幻視した

と言われるユングさんの夢の絵


そーゆー意味では、

あまり知られていないけど、


宮沢賢治も実際に幻視した心象風景を作品に

書き表しているし、

住んでる世界がなんだか似てるなと思った


ユングさんも、そーゆー心象風景からヒント

を得て、


ヒトはなぜ生まれて、


どーやって生きるべきか、


タマシイが進むべき方向は

どーゆーモノなのか


などを心理学とゆーツールを使って

解き明かそうとしたよーな気がする



ので見た目、古めかしい気がする

ユング心理学は、


タマシイの羅針盤とゆー位置付けならば🧭

決して古いモノではなく、


生き方のカタチを指し示して

くれるとゆー意味で、

非常に有効なツールであると

ワタシはテキトーだけど感じる⚡️


なので、ユングさんの生い立ちや、生き方や

言ってるコトなんかを、数回に分けて

テキトーに追ってみたいとおもった



🟦ユングさんのルーツ


ユングさんの心理学は、難しいので

一見ガチガチで分析するよーな科学的な

モノなのかな?と思いきや🧊


意外にユングさんの心理学は、

直観的な思考の方向にあるモノであったし、


ユングさんは、自身の心理学に対して、

父系のルーツや、母系のルーツとか、


そーゆー

遺伝的なモノからの影響

あると実感していたみたい



🟦父系のおじいちゃん


お父さんの方の家系では、おじいちゃんが

同じカール・グスタフ・ユングとゆー名前で

バーゼル大学の医学部教授の総長でもあった

立派なヒトなんだけど



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このおじいちゃんは、元はドイツ人でドイツ

にいたんだけど、スイスに移住して、

カトリックからプロテスタントになった


このおじいちゃんはフリーメーソンの支部長

でもあったとゆーから、その辺が理由の

ひとつなのかな?


おじいちゃんは、ロマン派の詩人とも親交が

あったり、そんでもって文豪ゲーテの私生児

だったという説もあるのだ


そーならば、ユングにはゲーテの血が流れて

いるコトになるな


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かくいうゲーテも、フリーメーソンの

ヴァイマルロッジに入会していたとゆーし

そーゆー流れもあったのかもしれないな




ヨーロッパのフリーメーソンの特徴は、

イギリスを中心とした知識人の共同体とゆー

向きが強かったらしいので


自然と知識人のゲーテも、その流れに乗った

のかもしれないけど


ユングの生涯の中で大きな関わりをもつ

心理学者のフロイトも、ゲーテを精神分析

の先駆者と見なしていたとゆーし、


ゲーテからの影響を公言するほど、ゲーテを

リスペクトしていたらしいけど、


あまり知られてきないけど、かくゆー

フロイト自身もフリーメーソンであったと

ゆーし、


なんだか、皆んなメーソンメーソンしている

けど



ユングさんにとってのゲーテは、

リスペクトする偉人とゆーよりかは、


血の流れからくる、

乗り越えていくべき宿命とか課題的な、

ご先祖様であったとゆーコトかもしれない🗻


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フロイトが、ユングにゲーテの血が流れて

いることを知ったら、ゲーテ好きなもん

だから、ユングの存在が気になったらしく


そんなもんだから弟子達からブーイングを

くらっても、なんとしてでも、ユングさんを

自分の後継者にしたかったらしいけど


ユングさんは、フロイトの心理学を受け入れ

られないとして、後継者の座を放棄とゆーか

むしろ決裂してしまって


ユングさんは、それをきっかけとして孤立

してしまい、四面楚歌の状態となって

精神的にもかなりまいってしまうんだけど


その辺りはまた後でも書くけど


ゲーテの形態学とかの思想が、

ユングさんの心理学と、

どー関連するのか?については


興味はあるけど、門外漢なので難しいし、

なので、この辺りはテキトーに書くけど



🟦ゲーテの形態学


ゲーテの自然科学方法論は形態学とか

言われていて🌀


ニュートンとかの近代自然科学とは

まったく対立するモノであったドンッ


近代自然科学は,仮説をむりくり理屈付けて

実在性の観点からかけ離れた屁理屈でも


多様な世界を力技で統一的に説明しようと

するモノだけど🗡


ゲーテなんかの形態学では、

自然のなかで、多様性を持って派生している

現象そのものを、全体でまるごと理解しよー

とするベクトルで🌀


その原因となる原現象もあるんだろーけど

そこも大事だけど、まずは、

存在はそれ自体で十全な実在性を有するから

関係性をよーく見るコト🌈


自然を分解、分析しないで、

全体性とか関連性の中で、

みずみずしいエネルギーを保ったまま

理解しよーとするモノてあった


ゲーテのいう認識とゆーのは、

主体と対象の相互作用として起こり,

内と外がマッチングしているとゆーよーな

繊細なモノであったし


ゲーテの自然科学の基本的なスタイルは、

分極性高進性とゆーモノで、


分極性は、

自然現象が相反するものの牽引と反発に

よって成り立つこと🌀


高進性は、

低次から高次へと向かうこと

を意味していて🌈


ゲーテは、この分極性と高進性を、

ヒトも含めた自然を理解するための原理

として考えていたみたいだけど


ゲーテが中興してくれた形態学は、

自然を静的なカタチで見るのではなく


生命体を動的な形成の場で

全体から俯瞰して観察するよーなモノだし


あらゆる生命体の基本的な動きは

収縮と拡張のリズムだよ

と見ることだし👀


個別的なものと普遍的なものの一致を目指す

方向性とか、


自然がヒトの心の根本となる母体である

とゆーよーな、


自然の優位さが基本となってるトコロが

ポイントなんだけど


それらは日高先生の動物行動学的

なベクトルと同じでもあるし


日高先生の動物行動学のコトはコチラ👈


ホワイト博士の調和的協働の理論

とかも形態学をよく説明してくれる気は

するんだけども、

ホワイト博士の形態学のコトはコチラ👈



ゲーテの形態学がユングさんの心理学の源泉

とゆー見方をするヒトもいる


ゲーテのいうところの原現象は、

ユングの元型とも関わりそーな気配もあるな



そんでもって、

ユングさんの心的エネルギー論は、

近代自然科学的ではなくて、


全体の中でどのよーな傾向があるかを見る

向きなので


科学的とゆーよりも、

ゲーテの流れにある形態学的なモノであり、


ゲーテのいう超自然的な力のダイモーンと

ユングの元型との関連とかは、

そのあたりを意味するとか言われている



心的エネルギーのコトはコチラ👈


メンドーだけど、形態学をカチッと理解する

のも、ユング心理学の理解には役立つのかも

しれないな



そんでもって、

ユングさんが持っていた信条の一つが

体験主義」であり、


ひとは体験していないことを

理解することは難しい

とゆーモノで、


心理学的にも体験を重んじる立場であった

ユングさんは、アメリカやアフリカやインド

などを訪れて、現地のインディアンなんかと

積極的に現地で接触したけど


これは、 頭で考えた理論よりも、

実際に身をもって経験することで、


みずみずしい精神性を感じ取ろうとした

ユングさんの学問的な姿勢が現れたモノ

だったらしいけど


このフィールドワークにも、ゲーテの

形態学的な流れを感じるのだ⚡️



🟦ユングのお父さん


お父さんのパウル・アヒレス・ユングは,

言語学が好きで、

アラビア語に関する研究で哲学博士号を

得たり、


ヘブライ語の研究なんかで、有望視されてた

有能なヒトだったけど、


経済的な理由で教授になる道を断念して、

不本意だったけどプロテスタント教会の、

牧師になったらしい


それが、後の心理学者ユングのキリスト教に

対する複雑な感情の背景になっているとも

いわれている



パウルはパーゼルの牧師長ザムエル・

プライスヴェルクの娘と結婚したが,

二人は仲が悪かったらしい


両親の不幸な結婚生活と、あとでも書くけど

牧師館の暗ーい環境が、ユングさんの心に

大きな影響を与えたとか言われている



🟦母方について


ユングのお母さんのエミーリエ・ユング・

プライスヴェルクの家系も、かなり特異な

家系で


霊能者だらけの家系であり、お母さん本人も

霊能力があったといわれているし


母の祖父はバーゼル教会の牧師長で霊能者

として知られたザムエル・プライスヴェルク

であり、


このおじいちゃんは透視力などの超感覚的な

知覚があり、いつも霊に取り囲まれていると

感じて、霊とよく会話を交わしたとか

いわれている(コワイな)オバケ


おばあちゃんも霊能者として有名であったし

叔母のゲルトルート家の人々もみんな霊能者

であったゆーから特異な血筋だったみたいで


小さい頃はユングさんも従姉妹たちとで

交霊会をたびたびやってたらしい


ユングさんが文系的な、オカルト的な、

心理的なモノに惹かれていったのは、

血筋とも言えるのかな?


フロイトとの間では、そーゆー心霊的な話

では噛み合わなかったみたいだけど


あまり立場上、霊的なことは語らないけども

本人もいろんな夢や幻覚を見ていたみたい

だし、結構霊的な現象には慣れてたみたい



🟦ユングさんの小さいコロ


ユングさんが生まれた街は、スイスと

オーストリアとドイツの国境に位置する

大きな湖のボーデン湖のほとりにある

ケスヴィルとゆー小さな街で生まれた


そして、生後6ヶ月でライン滝の近くにある

ラオフェン城近くの教会に移り住んだらしい



滝の音が鳴り響くくらいのライン滝近くに

ある教会だったとゆーから、地図からいけば

ここの教会かな?



ライン滝周辺のラオフェン城も探したけど

グーグル地図では、お城の名前のレストラン

しかないんだよなー?



お城がレストランに変わったのかな?


この写真の建物がラオフェン城の一部?

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それにしてもボーデン湖からの湖水が大量に

流れ込む滝である、ライン滝の風景は雄大で

スゴイもんだけど、



ユングさんは、このよーな、スイスの

ありあまる豊かな自然の中で、

純朴でのびのびと育ったのかな?

と思いきや、


そーゆーのとは真逆の、内向的で、繊細な

感性を持つ子供だったみたいで


生まれついての血筋もあるんだろーけど


牧師の家だからお葬式があるし、

ヒトの死と隣り合わせだったりするし、

遺族の悲しい鳴き声が響くし、


家も牧師館で薄暗くて、なんだか淋しい感じ

のする家だったし、


ライン滝で溺れ死んだヒトが死体で

上がったりする光景も何度もみたりして

ショッキングな体験に慣れっこになって

くるしで、


純朴さとか、ほのぼのとした空気感とは

真逆の、


陰鬱な空気感の中で育ったユングさんは

3歳くらいのコロに、全くもって変な夢を

みた


🟦3歳くらいの時に見た夢


ヘタな絵で恐縮ですが、

以下なよーな夢を見たみたいで、



牧場の中に四角い穴が地面に開いていて

中を見たら石段があり、


降りてみると、アーチの入口があって

緑色のカーテンがかかっている



カーテンを開けてみると、

石で出来た10メートル四方の薄暗い部屋が

あって、


そこは真っ赤な絨毯が敷かれていて

中央の壇には黄金で出来た豪華な玉座があり


その上に、直径50センチくらい

高さ4メートルくらいの巨大な肉の固まりで

一つ目の円筒形の怪物がいて


今にも這い出して襲ってきそーだし、

上のほーから「これは人喰いだ!」とゆー

母親に似た声がして、


恐ろしくて目が覚めたとゆー


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日本の妖怪なら、ひとつ目坊が近いか?


🟦影からくる鬼


無意識の影の領域からくるこわーい鬼は、

小さなユングさんをひどく怖がらせたらしく


普通の子供なら夢のコトなんか、

すぐに忘れてしまうのだろーけど、


ユングさんは夢の持つなんかの背景や、

力を感じる感性をもっていたから、

大人になるまでずーっと引きずるコトになる

のだった


🟦夢の解釈


この鬼の正体は、後年になって以下のよーな

解読をするんだけど、


⬜︎母親の二面性からくる恐怖心からくるモノ


⬜︎肉の塊の人喰い鬼は男根のモチーフとなる

モノで、ファロス(男根神)の表れであった


⬜︎男根は世界各地で神聖なものとして崇め

られてたモノだし、ファロスは善悪両面を

持つ地下の帝王で、大地の墓穴の中の

血塗られた生命力である


⬜︎表面的な性格の背後にある

「内なる人=第二の人格」の中心となるモノ


などなど、色々と解釈を試みたけども、


ユングさんのライフワークとなるのが

この第二人格である

内なる人との内的な統合

となるのだった


🟦内なるヒト


この内なる人とゆーのは、

どんなヒトにも働く影の奥底の元型の力とか

第二人格の現れであるとユングさんは

考えていて


昔からヒトが、宗教や神話学で取り扱って

きたよーな領域のモノだとユングさんはいう


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そんでもって、そーゆー元型の力は、

常にユングさんに影響を与えているモノで

あったし、


後年は老賢人フィレモンとして、

ユングさんを導くナビゲーターで出現したり

もしてるので、無意識の世界は不思議な世界

なのだ


🟦二面性のあるお母さん


ユングさんは、小さいコロから、

自分の中の背後にある影のよーな

第二人格に気がついていたらしく


その人格は、表面上の第一人格において

よくないコトや、困ったことが起こった時に

出てきて


その事態の背後に何があるのか?を

犬の嗅覚のよーに嗅ぎ分ける直観のよーな

働きをする人格で


その第二の人格は、忖度せずに、モノごとを

アリのままに見るし、


問題点や、真実を見つけ出してしまう特異な

霊能的なチカラであった


この直観力は、ユングさんの母親の二つの

人格が関係していたみたい


ユングさんのお母さんは、 

陽気で太っていて、親しみのあり、

常識的で、話好きなヒトであったけど


それと同時に、その背景には、神秘的で

得体の知れない、堂々とした反論の余地の

ない人格があって


それを、ユングさんは小さいコロから感じ

とっていたとゆー


🟦六歳のころのハナシ


ユングさんが6歳のころに、

隣家に裕福な一家が住んでいて、

ユングさんと同年代の子供がいたんだけど


その子がキザったらしくて上品なもんだから

ユングさんの中から第二人格の顔が現れて

腹が立って、その子を殴っちゃったんだけど



その家からクレームがついたもんだから

母親が激しくユングさんを叱りつけながら


その反面、「あんなふうに子供を育てちゃ

いけないけどね」とつぶやくのを聞いて


第一の人格では、ユングさんの行儀の悪さを

責める仮面的な母親の顔と


第二の人格では、自然との不調和を正すコト

に理解を示す、直観的な母親の真の顔が

のぞいているとゆーよーな


仮面と影が折り混ざるよーな、

複雑な心の構造を持つ母親が見えて目


相反するモノが、並列で存在することへの

驚きと迷いがユングさんに生じたけど


この辺りの、母親の持つ、

表面的に常識的な行動をする人格と、

その背後で神秘的で真実を見抜く力を持つ

霊的な人格の二重性が、


ユングさんの複雑な精神性に影響を与えた

らしい


このよーな表面上の第一人格と、

内面の奥底の第二人格のハザマで

ユングさんは少年時代に大変な神経症を

発症しちゃうコトになるし、


そーゆー実体験が、ユング心理学へと発展

していくんだけど


ブログが少し長くなったので、

また次回書きますので、

よかったら読んでみてください🙏


それではまた!👋