2024.6.14 硫黄岳と横岳⑤ 下山 | ムサママのおめでたい日々

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たのしいこと、みつけた!?

④の続きです(長くなってしまいましたが、今度こそ最終回です)

 

 

 

  横岳〜赤岩ノ頭

 

横岳を出発して、台座ノ頭を通って、硫黄岳へ。

 

15:15 硫黄岳山荘の横を通過。

 

台座ノ頭〜硫黄岳山荘の辺りは、あと1ヶ月くらいしたらコマクサがいっぱい咲きます。

まだ蕾がついているのを見つけるのがやっと、というくらいで、小さな緑の葉っぱが準備中。

 

硫黄岳山荘前の砂礫地にはウルップソウが結構咲いていました。

時間がないのでスマホで撮影。遠いのでボケボケです。

 

コイワカガミ

 

ミネズオウ

 

 

この硫黄岳への登りが地味にキツいんです。わかってはいましたが、本当に辛い。

 

 

15:45 硫黄岳山頂を横目で通り過ぎ…

 

 

赤岩ノ頭に向かいます

 

 

硫黄岳を振り向いて

 

 

赤岩ノ頭はとても好きな場所

 

 

ここからは、硫黄〜横〜赤〜阿弥陀の稜線が美しく見える

 

横岳のギザギザがよくわかります

 

 

16:05 赤岩ノ頭(2,656m)に到着

 

 

ここから見た硫黄岳はこんな感じ

 

名残惜しいけど、ここで稜線とはお別れです。いつも後ろ髪引かれる場所。

初めて来た山友は、何度も写真を撮って、名残を惜しんでいました。

ここから今日はオーレン小屋方面に下ります。

 

 

  赤岩ノ頭から下山

 

ここからは樹林帯を下山。

お花を撮りながら…

 

コイワカガミ

 

ヒメイチゲ

 

ずっと下りですが、岩ゴロゴロで歩きづらい道

 

朝は閉じていたコミヤマカタバミ。午後になって花を開いています。

 

 

バイケイソウや

 

シダの芽がワサワサ伸びてる

 

ダケカンバかな?芽吹きが遅いのでしょうか

 

 

平らになってきたけど、ゴロゴロ道はまだまだ続きます

 

 

17:00 峰の松目分岐。オーレン小屋はまだか〜

 

下山は本当に長く感じます

 

 

17:10 オーレン小屋に着きました

 

アイスで休憩。すごく美味しかった〜

 

17:30 オーレン小屋では、ちょうど夕食の時間だったようです。

小屋前の人たちは、食事に呼ばれて小屋に入って行ったので、私たちも帰ります。

 

 

コヨウラクツツジ

 

 

再びオサバグサの咲く道を通って

 

 

 

 

18:30 登山道に到着

 

18:40 10分歩いて中駐車場

 

なんと、12時間近くかかってしまいました。

夏至が近いので、日没が7時ごろで、まだ明るいのですが、ギリギリセーフな感じです。

とりあえず、暗い中、ガタガタ道を走らずに済みました。

 

車高が低いのでゆっくり下っていたら、

目の前を、大きくて真っ黒い獣がものすごい勢いで横切って行きました。

一瞬、クマかと思いましたが(大きさと色はまさにクマっぽっかった)

走り方が馬みたいだったので、多分、カモシカだと思います。ぶつからなくてよかった!

夕方になったからか、鹿もけっこう出てきていました。

 

最初の予定では、横岳まで行ったら引き返して、3時か4時には戻ろうと思っていたのですが

ツクモグサがどうしても見たくて、予定よりかなり先まで足を伸ばしてしまった上、

今回は写真を撮ることも目的の一つだったので、結構時間がかかってしまいました。

日が長い時期で、晴天、何度も歩いたルート、良い条件が重なってくれたのでできた山行です。

若い時ほど早く歩けないので、その辺も加味して今後の山行計画を立てなくては…と思いました。

 

それでも6年ぶりの八ヶ岳はやっぱり最高でした。

眠っていた『山熱』もすっかり掻き立てられて、次はどの山に登ろうかな?と今からワクワクです。

 

メモ 6:40 中駐車場 〜 6:50 登山口 〜 7:18 夏沢鉱泉 〜 8:13 オーレン小屋 〜 8:47 夏沢峠 9:00〜 10:25 硫黄岳(爆裂火口見学)11:00 〜 硫黄岳山荘 12:00  〜 12:55 横岳(奥ノ院)〜 13:10 三叉峰 〜13:40 石尊峰?(ツクモグサ) 〜14:25 横岳(奥ノ院)〜 15:15 硫黄岳山荘 〜 15:45 硫黄岳通過 〜16:05 赤岩ノ頭 〜17:00 峰の松目分岐 〜 17:10 オーレン小屋 17:30 〜 18:30 登山口 〜 18:40 中駐車場

メモタイム:12時間(うち休憩等1時間半くらい)

メモ距離:18km(iPhoneによると22km) 歩数:29,700歩