④の続きです(長くなってしまいましたが、今度こそ最終回です)
横岳〜赤岩ノ頭
横岳を出発して、台座ノ頭を通って、硫黄岳へ。
15:15 硫黄岳山荘の横を通過。
台座ノ頭〜硫黄岳山荘の辺りは、あと1ヶ月くらいしたらコマクサがいっぱい咲きます。
まだ蕾がついているのを見つけるのがやっと、というくらいで、小さな緑の葉っぱが準備中。
硫黄岳山荘前の砂礫地にはウルップソウが結構咲いていました。
時間がないのでスマホで撮影。遠いのでボケボケです。
コイワカガミ
ミネズオウ
この硫黄岳への登りが地味にキツいんです。わかってはいましたが、本当に辛い。
15:45 硫黄岳山頂を横目で通り過ぎ…
赤岩ノ頭に向かいます
硫黄岳を振り向いて
赤岩ノ頭はとても好きな場所
ここからは、硫黄〜横〜赤〜阿弥陀の稜線が美しく見える
横岳のギザギザがよくわかります
16:05 赤岩ノ頭(2,656m)に到着
ここから見た硫黄岳はこんな感じ
名残惜しいけど、ここで稜線とはお別れです。いつも後ろ髪引かれる場所。
初めて来た山友は、何度も写真を撮って、名残を惜しんでいました。
ここから今日はオーレン小屋方面に下ります。
赤岩ノ頭から下山
ここからは樹林帯を下山。
お花を撮りながら…
コイワカガミ
ヒメイチゲ
ずっと下りですが、岩ゴロゴロで歩きづらい道
朝は閉じていたコミヤマカタバミ。午後になって花を開いています。
バイケイソウや
シダの芽がワサワサ伸びてる
ダケカンバかな?芽吹きが遅いのでしょうか
平らになってきたけど、ゴロゴロ道はまだまだ続きます
17:00 峰の松目分岐。オーレン小屋はまだか〜
下山は本当に長く感じます
17:10 オーレン小屋に着きました
アイスで休憩。すごく美味しかった〜
17:30 オーレン小屋では、ちょうど夕食の時間だったようです。
小屋前の人たちは、食事に呼ばれて小屋に入って行ったので、私たちも帰ります。
コヨウラクツツジ
再びオサバグサの咲く道を通って
18:30 登山道に到着
18:40 10分歩いて中駐車場
なんと、12時間近くかかってしまいました。
夏至が近いので、日没が7時ごろで、まだ明るいのですが、ギリギリセーフな感じです。
とりあえず、暗い中、ガタガタ道を走らずに済みました。
車高が低いのでゆっくり下っていたら、
目の前を、大きくて真っ黒い獣がものすごい勢いで横切って行きました。
一瞬、クマかと思いましたが(大きさと色はまさにクマっぽっかった)
走り方が馬みたいだったので、多分、カモシカだと思います。ぶつからなくてよかった!
夕方になったからか、鹿もけっこう出てきていました。
最初の予定では、横岳まで行ったら引き返して、3時か4時には戻ろうと思っていたのですが
ツクモグサがどうしても見たくて、予定よりかなり先まで足を伸ばしてしまった上、
今回は写真を撮ることも目的の一つだったので、結構時間がかかってしまいました。
日が長い時期で、晴天、何度も歩いたルート、良い条件が重なってくれたのでできた山行です。
若い時ほど早く歩けないので、その辺も加味して今後の山行計画を立てなくては…と思いました。
それでも6年ぶりの八ヶ岳はやっぱり最高でした。
眠っていた『山熱』もすっかり掻き立てられて、次はどの山に登ろうかな?と今からワクワクです。
6:40 中駐車場 〜 6:50 登山口 〜 7:18 夏沢鉱泉 〜 8:13 オーレン小屋 〜 8:47 夏沢峠 9:00〜 10:25 硫黄岳(爆裂火口見学)11:00 〜 硫黄岳山荘 12:00 〜 12:55 横岳(奥ノ院)〜 13:10 三叉峰 〜13:40 石尊峰?(ツクモグサ) 〜14:25 横岳(奥ノ院)〜 15:15 硫黄岳山荘 〜 15:45 硫黄岳通過 〜16:05 赤岩ノ頭 〜17:00 峰の松目分岐 〜 17:10 オーレン小屋 17:30 〜 18:30 登山口 〜 18:40 中駐車場
タイム:12時間(うち休憩等1時間半くらい)
距離:18km(iPhoneによると22km) 歩数:29,700歩