②の続きです
硫黄岳の爆裂火口
山友の希望は「爆裂火口を見てみたい」ということだったので、
ぐるっと行けるところまで歩いてみます。
火口巡り、行きますよー
多分、初めて来たら、かなり感動する景色だと思います。
湧き上がる雲も、いい仕事してくれてる。
崖にはあまり近づけないようになっていますが、ここが一番よく見えるところかな
硫黄岳山頂を振り返って
奥に天狗岳や蓼科山が見える
爆裂火口の逆側に目を向けると、横岳〜赤岳〜中岳〜阿弥陀岳のオールスターズ
小さな祠のあるところで行き止まり
超広角で
引き返します
硫黄岳はガスがかかることが多いので、今日はかなり良く見えてラッキーだったと思います
ところで、爆裂火口って、いつ、どうやってできたんだろう?と思って調べてみたら
Wikipediaには、そもそも硫黄岳山頂北側の崖部は
「爆裂火口である証拠がなく、山体崩壊によって形成された地形と考えられている」
と書かれていました。
え〜。なんだかショックだな。まぁ何が正しいのかはよくわからないからなぁ。
(ネット情報はほぼ疑ってかかっている私です)
とにかく実際、迫力のある景色が眼前に広がっているのは確かなのですから…。
さて、ここでかなりのんびりしてしまい、11時を回ってしまいました。
一応、目的地は横岳。その前に、硫黄岳山荘で何か食べようと思います。
とんがった山が横岳。写真の真ん中あたりに硫黄岳山荘が見えています。
少し急足で行こう。
硫黄岳〜横岳
11:00 まずは硫黄岳山荘を目指します。お腹空いた〜。
八ヶ岳の素晴らしいところは、山小屋が充実しているところ。
ちょっとしたホテルかレストラン並みのホスピタリティ&クオリティです。
さっき歩いていた爆裂火口を振り返る
これは赤岩ノ頭。帰りはこちらから下る予定。
懐かしい硫黄岳山荘。こちらには2度、泊まったことがあります。
以前からきれいだったけどさらに改装中のようでピカピカになってました。
10年以上前から、洗浄器付き便座のトイレで有名です。
カレーとラーメンをいただきます。お茶付き。全部美味しかった!!
12:00 硫黄岳山荘を出発
硫黄岳と硫黄岳山荘を振り返る
この後、横岳に向かいますが、かなり時間が押してます。
明るいうちに駐車場に戻らなければ…
帰りのルートもかなり長そう(赤岩ノ頭から下る予定)
台座ノ頭まではダラダラした苦しい登り…お腹がいっぱいなので足が重すぎる
これって、食後の低血糖が原因らしい。早食いに気をつけよう。
奥ノ院が横岳の最高峰です
この岩は多分、小同心(小さくないけど)
横岳山頂は近いように見えるけど…
意外に遠い…💧
あとちょっと
12:55 横岳(奥ノ院)に到着
横岳は、お花畑です
帰りにゆっくり撮ることにしましょう。
ハクサンイチゲはいつ見ても美しい
こちらもお久しぶり!のチョウノスケさん
横岳まで来たけれど、ここまで来たからには、何としてもツクモグサが見たい!
ということで、横岳にザックをデポして、カメラだけ持ってツクモグサを探しに行くことにします。
この時点で12:55。予定からはかなりオーバーしてるけど…
頭の中はツクモグサ
まだまだ先は長そう…(実際長かった)
たぶん、ツクモグサは石尊峰の辺りに咲いているらしい…
オヤマノエンドウの最盛期かも
13:10 三叉峰。杣添尾根で登ってくるとここに出てくるんですね!
杣添尾根。来年はこっちから登ってみようかな?
ミヤマキンバイもたくさん咲いていました
オヤマノエンドウとイワウメのコラボ
ウルップソウ見っけ!でもまだ蕾だ…
赤岳方面から来る人に、ツクモグサを見たかどうか尋ねます。
もっとずっと先だよと言われました。やっぱり石尊峰なんだろうな。
さらに進みながら、出会う人たちと情報交換。
皆さん、狙いはやっぱりツクモグサらしい。
中には、探したけど見つからなかったという人も。
いくつもの岩やハシゴを登ったり下ったりして…
前の方を歩いていた方が「あそこにあるわよ!!」と教えてくれました。
13:40 おかげでようやく出会うことができました。
逆側から
ホワホワのひよこちゃん ❤️ 6年ぶりの再会です
6:40 中駐車場 〜 6:50 登山口 〜 7:18 夏沢鉱泉 〜 8:13 オーレン小屋 〜 8:47 夏沢峠 9:00〜 10:25 硫黄岳(爆裂火口見学)11:00 〜 硫黄岳山荘 12:00 〜 12:55 横岳(奥ノ院)〜 13:10 三叉峰 〜13:40 石尊峰?(ツクモグサ) 〜14:25 横岳(奥ノ院)〜 15:15 硫黄岳山荘 〜 15:45 硫黄岳通過 〜16:05 赤岩ノ頭 〜17:00 峰の松目分岐 〜 17:10 オーレン小屋 17:30 〜 18:30 登山口 〜 18:40 中駐車場