5月11日の山行、①の続きです
奈良倉山から戻ってくると、松姫峠には車が増えていました。
バイクの方は「謎の山」からもう下山したようで、バイクもありませんでした。
トイレに行って、カメラとお茶だけ持って、ここから30分という「謎の山」へ向かいましょう。
10:30 ここから登ります。奈良倉山とは反対方向になります。
マムシグサ四人衆。
10:45 ここで初めて、謎の山の名前が「鶴寝山」であることを知りました(遅っ)
新緑のシャワーを浴びながら、落ち葉をサクサク踏んで…。
まさに懺悔したくなるような新緑。
マイナスイオンとフィトンチッドと1/Fゆらぎいっぱいの癒しロード
11:00 鶴寝山に到着です!
富士山が美しい。奈良倉山には悪いけど、私はこっちの方が好きだな〜
山頂が開放的で明るくて広々としているからでしょうか。
富士山だって頭しか見えていないのに、すごく存在感があるのです。
ここには多くの人が訪れていました。来る人来る人、富士山を見るたびに声を上げます。
ベンチもあって広い山頂。みなさんここでランチのようです。
私たちは富士山を見ながらゴリゴリコーヒータイム。
アブがたくさんまとわりついてくる(ヒゲナガハナアブ)
カエデの赤い実
ここは多摩川の水道水源林。多摩川は私たちの故郷の川。
富士山の手前は、近くの山並みが立ちはだかっているのですが、
ちょこっと見えた山の一角が気になります
雁ヶ腹摺山ではないかと思いましたが、どうも、黒岳のようです。
11:50 永遠にいたいけど、下山します(また1時間近く長居してしまった)
松姫峠まで30分ほどの道のりですが、これがまた気持ちいい。
目的は奈良倉山だったのですが、謎の山→鶴寝山がすっかり気に入ってしまいました。
いつか、鶴寝山からさらに大菩薩の方に歩いてみたいと思います。
紅葉の時期なんか、きっとすごく綺麗でしょうね。
12:20 駐車場に戻ってきました。今日は一日、富士山が見えているようです。
車も朝より増えました。
のんびりしていたらお昼を回ってしまっていたので、速攻、帰ります。
帰りは松姫トンネルを潜って国道139号線の新道で大月方面へ。
上野原から中央道に乗って、早い時間帯だったので渋滞に巻き込まれずに帰れました。
コース: 7:35 松姫峠〜7:45 分岐(山道へ)〜8:00 林道と合流〜8:10 分岐〜8:17 奈良倉山 9:08〜10:20 松姫峠 10:30〜11:00 鶴寝山 11:50 〜12:20 松姫峠
タイム:4時間45分(うち休憩等2時間10分)
距離:5.6km 歩数:11,200歩
松姫峠から行く奈良倉山と鶴寝山。片道3、40分のお手軽コースをダブルヘッダーで。
新緑が素晴らしくて、どちらも気持ちのいいお山歩になりました。
このコースは、毎年4月に開催される、多摩川源流トレイルランのコース30kmのうちの一部だったようです。こんな山奥まで走りにくる猛者が毎年700人もいるんですね。
ということで、最後の1座・奈良倉山に登頂して、
めでたく秀麗富嶽十二景コンプリートかと思いきや…
なんと、まだ1座残っていました。
岩殿山とセットで八番山頂となっている、標高550mのお伊勢山。
山というより観光地(しかも神社内の墓地?)という感じなので、
どうもわざわざ登ろうという気持ちになれなかったのですが…
ここまで登ったのだから、やっぱり1座でも外すとコンプリートとは言えない…という気がします。
桜の名所として有名らしいので、来年の桜の季節にでも行ってこようと思います。
というわけで来年まで秀麗富嶽十二景コンプリートはお預けかな…。
せっかく登っても富士山が見られなかった山もあるので、その辺もリベンジしつつ…。
それとは別に、「謎の山」だった鶴寝山がとっても気に入ってしまいました。
大菩薩の方にも歩いてみたいし、何より「多摩川源流」というワードに心惹かれます。
秀麗富嶽十二景の次は、奥多摩方面にも行ってみようかな…?