入門状が届きましたので
2月に入門された生徒さんお二人に
先日やっとお渡しすることができました 👏
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240422/17/kurikara-senyu/d1/3e/j/o1080046215429175193.jpg?caw=800)
写真撮り忘れてしまいましたが、
丸三宝にのせて床に飾り、
入門状を読み上げました。
そのあと、
私がお濃茶を点てて差し上げました🙇
そして、入門された大日本茶道学会という流派についても少しお話ししました。
私が入門したときは、茶道の流派って何が何だかよく知らなくて、しばらく自分の流派は、よく聞く裏千家なのかな?くらいに思っていました
私は、
入門される方には、是非、他のお教室も見てみたり、出切れば見学や体験もすることをお勧めしてます。
今でこそ、ホームページやSNS等で、どんなお教室か、雰囲気か、費用や稽古日程なども含めて、ある程度の情報は得られるので、
皆さん前もって調べることができますが…
ご年輩の先生だと、写真はNG🙅が殆ど、ホームページなんてなかったですし、
一見さんお断りのような、お知り合いの方やツテがあって門を叩ける、という事が多かったと思います。
お茶道を習う、ということが今よりもっともっと敷居が高く、稽古内容や師弟関係、お教室の実態が見えにくかったと思います
そういったことも含めて、
茶道を習いたいな、と思ったら
お気軽にお問い合わせのうえ、是非体験に来て頂けたらと思います
茶道教室ってどんな感じ?
流派の違い、
費用(とっても大事と思います)
稽古内容、
どんなプロセスで茶名や免除取得があるか、
またお道具や、本格的な茶室があるかなど稽古場のロケーションについて、
私が主宰する、このくりから庵の特徴と共に、
市内の他の茶道教室のことも、私が知る範囲でのことお教えもできます👌
御自分の目的や希望に少しでも叶うところで始められたらと思うのです。
もちろん、直感や「御縁」でもあります
だから、情報だけでは決してはかれませんが、
せっかく茶道に「興味を持っている」という切符を持って入ってきたというのに、様々なニーズが合わなくなって続けられないのは残念で勿体ないことです
お着物を来て出かけたり、ただ、お茶の雰囲気が味わいたいという理由で始められたと仰っていたのに、厳しくお点前の指導をされて、怒られてばかりで、茶道を辞めてしまったご年輩の方が昔いました… 🥲
月謝とは別の水屋代や、お中元お歳暮、茶会のときのお勉強料、
などなど…… (お教室によってあったりなかったりします)
予定外の費用を負担に感じ辞めてしまった方もいます。
かといって先生の立場から言えば、
お稽古代より勝る多くのことを提供している事が多く… 茶道の先生自身割に合わないことが多いのが現状だとも思います… 😣
また、
私自身は、若いときには、
本格的にもっともっと茶道を習いたいのに、
床の間には掛け軸も花もない、いつも電気で炭点前も茶事もやったことないような稽古場で、茶名と看板をもらい、納得がいきませんでした
でも、
それらも全て、社会勉強かもしれませんね。
迷い悩みがあってこそ、自分が見えてくるものですね。
いずれにしても長く続けるには、
様々なバランス力が必要だと思います。
帛紗さばきなどお点前の割稽古と共に
大学生男子の生徒さん、
就職が決まっていて1年間しかお稽古通えないということなので、1年の最後には、茶事の亭主をやることを目標にしたお稽古をしています!
主婦のOさんは、先日初めて御自分でお着物を着てお稽古に来てくれました
お着物と茶道、両方やりたかったのだそうです〜
改めまして、
お二人とも入門、おめでとうございます
貴殿 (きでん)
茶道 執心に就き (さどうしゅうしんにつき)
今般 入門令しめ畢る (こんぱん にゅうもんせしめおわる)
仍而 入門状 好件 (よって にゅうもんじょう くだんのごとし)
大日本茶道学会 会長 田中仙堂