我が家は親子3人で合気道をしているのですが、
その合気道仲間のZhenya=ジニアさんが、
ロシアからお友達が来日されるというので
滞在中に茶道ワークショップを体験したいと依頼してきてくれました!
もちろん喜んで承りましたー
せっかくなので、
市の施設である公園内に移築された古民家を、
初めてお借りしてみました。
茅葺き屋根と、囲炉裏で燻され艶のある柱、
木々にも囲まれていて、
素晴らしいロケーションでした
在釜(ざいふ)の看板は、
息子が書いてくれたものを、
合気道の先生がレーザーの機械で板にやきつけてくれたものです✨✨✨
在釜とは、
お釜ををかけています、
一服どうぞ〜というよな意味です
私の流派、大日本茶道学会のシンボルツリー
「槐=えんじゅ」の木板を使っています
昔、
友人(男)がロシアに旅行したとき、
どうだったかと聞いたら「とにかくどこを見ても、誰を見ても、女性が綺麗で可愛いくて美しい!」と言ってたのをはっきりと覚えていて(笑)
ロシアといえば、ピロシキよりマトリョーシカより、ドストエフスキーより何よりも、その友人の感動を思い出してしまう私でした
ジニアさんも、そのお友達の女性も、旦那さんお二人も、
まーー知的で見目の麗しいこと、でした
「絵になる」とはこゆことでしょう
着物は人格と心意気で着るものだと思っている私ですが、
お二人とも、それはそれは美しい着姿でした
体験ということで、着物を着付けたあとは、
席入りの仕方、真行草のお辞儀、
お菓子の頂き方、お箸の扱い、
私が点てたお茶をとりにきて飲み方まで、やりました。
その後はお干菓子におまけ、
点前座で茶筅を振って、夫婦でお互いに点て合って頂きました。
日本語は殆ど分からないとのことで、
私も英語は喋れないのに、
1聞けは10を察するような、とても頭のいい方たちだったので……
何故かコミュニケーションに困りませんでした
もし、たくさん言葉が喋れたとしても、
そんなに多くのことは記憶に残らない気がします。
大切な気持ち、
美しい、とか、
面白い、とか、
素敵、とか、
驚き、とか、そうゆう気持ちは伝わったと思うし、伝わってきました。
何より、お互いの「ありがとう」
🤝🙏💖
と一緒の笑顔
ですべてオーライでした!
私が大好きで最も美しいと思う禅語のひとつは、
「拈華微笑」ねんげみしょう
です。
花を手折って、にっこり笑ってそれを差し出しただけで、すべてを察し理解し合う、
お釈迦様と迦葉の言葉の無い、会話を表した
「拈華微笑」です。
それにしても、
もう少し英語が喋れるようになりたい、と思いました。 体験のときには、ちょっとした資料も作成したいと思ったり…
たくさんの課題、気付きをもらえたことも、
感謝でした