もしもの時のための、ねこのきもち編。
今回は、便に血が…! 猫の血便で考えられる主な病症・・・についてです。
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便に血が…! 猫の血便で考えられる主な病症
2019/8/13(火) 7:10配信 ねこのきもちWeb編集室
便に血が…! 猫の血便で考えられる主な病症
2019/8/13(火) 7:10配信 ねこのきもちWeb編集室
愛猫が血の混じった赤いウンチをしたら、もしかすると重篤な病気の可能性も。この記事では、猫が血便をする主な原因3つをご紹介します。愛猫の様子やウンチの状態をチェックし、緊急性が高そうな場合はすぐに動物病院に行くなどして対処しましょう。
原因① 腸炎や胃腸炎になっている
猫の血便の原因として、腸炎や胃腸炎になっている可能性が考えられます。腸が炎症を起こすことでウンチに血が混じり、一緒に白っぽい粘膜や粘液が出てくる場合も。ウンチの状態はやわらかい、水っぽいといったものが多く、タールのように黒いウンチや真っ赤な液体状の下痢をすることもあります。胃腸炎の場合は、血便とともに嘔吐の症状も見られます。
■原因② 腫瘍ができている
腸内にポリープや悪性腫瘍ができ、それが原因となって出血する場合もあります。この場合、いつものウンチに血液が付着したタイプの血便が出ることもありますが、ウンチの様子は腫瘍がある場所やその大きさによって変わるため、一概には言い切れません。
■原因③ 肛門の近くが切れている
ウンチが非常に硬いために、排泄時に肛門の内側の粘膜が切れてしまい、血の混じったウンチが出ることもあります。猫が一生懸命いきんでいるのになかなかウンチが出てこないときなどは、こちらの原因が考えられるでしょう。
■猫が血便をしたときの対処法
愛猫が血便をしたら慌ててしまうかもしれませんが、まずはウンチの状態を冷静に観察しましょう。
鮮やかな赤色の場合や液体状の場合は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。できれば密閉できる容器にウンチを入れて、獣医師の先生に見せられるようにするといいですよ。
ふつうのウンチの周りに血液が付着しているだけであれば、緊急性はそれほど高くないことが多いです。しかし、一見そのように見えても悪性腫瘍ができている場合もあるので、心配なときは早めに動物病院に行くといいでしょう。
愛猫がぐったりしている、血便が続くといった場合も、動物病院で診てもらってください。
■愛猫の様子も観察しよう
重篤な病気のおそれもある血便は、とにかく早めの対処が肝心。ウンチの状態だけでなく愛猫の様子も観察し、いつもと違ったところがないかチェックしてくださいね。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師監修】愛猫の血便|ウンチの見分け方や原因~対処法まで解説!』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/松本マユ
文/松本マユ
ねこのきもちWeb編集室
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