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iPS細胞・・・と来ているので、これまでのデータを取り上げますと・・・。

 

iPS細胞から作った目の角膜移植 条件付きで了承 国の部会」、「拒絶反応起きにくいiPS細胞 ゲノム編集で作製成功 京都大」より。
 

それ以前のまとめは「再生医療シンポジウム「車より安いiPS細胞を」山中教授」にて。
 

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iPS細胞応用のALS進行抑制期待できる薬 臨床試験を開始
2019年3月26日 23時21分 NHK

全身の筋肉が動かなくなる難病のALS=筋萎縮性側索硬化症について、京都大学などのグループはiPS細胞を応用して病気の進行を抑える効果が期待できる薬を発見し、国の承認を受けるための臨床試験を始めたと発表しました。
 
京都大学iPS細胞研究所の井上治久教授らのグループは、26日、記者会見を開き、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病のALSの患者から作製したiPS細胞を使って病気の進行を抑える効果が期待できる薬を発見し、今月18日から治療薬として国から承認を受けるための臨床試験を始めたと発表しました。
 
臨床試験を行う薬は、すでに慢性骨髄性白血病の治療薬として使われている「ボスチニブ」という薬で、京都大学附属病院など4つの医療機関で最大24人の患者を対象にそれぞれ12週間ボスチニブを投与し、まずは安全性を確かめるということです。
 
国内のALSの患者はおよそ9000人で、根本的な治療法はないとされ、グループによりますとiPS細胞を使ったALSの治療薬の開発は国内では慶応大学に続いて2例目で、世界では3例目になるということです。
 
京都大学iPS細胞研究所の井上治久教授は「ALSの治療を一歩でも前に進めたい」と話しています。
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患者さん由来iPS細胞でALS病態解明・治療薬シーズを発見 Science Translational Medicineに掲載(2012年8月1日)

難病ALSの治療薬候補、iPS細胞で発見 京大 :日本経済新聞(2012/8/2付)

iPS ALS - 日本神経学会(PDF)

共同発表:患者さん由来iPS細胞でALS病態解明・治療薬シーズを発見

筋肉の難病ALSに白血病薬が有効 京大、iPS活用 :日本経済新聞(2017/5/25 3:00)

 

ボスチニブ - Wikipedia

ボシュリフ錠100mg - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

 

ガンバですっ。

 

次は、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。

 

 

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