霧島連山 新燃岳 レベル2引き上げ 火山性地震が増える | Just One of Those Things

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1月の全国の火山概況 気象庁」より。

 

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霧島連山 新燃岳 レベル2引き上げ 火山性地震が増える
2019年2月25日 14時52分 NHK

鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で火山性地震が増えていることから、気象庁は、今後、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、25日午後2時に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを火口周辺への立ち入り規制を呼びかける「レベル2」に引き上げました。
 
気象庁によりますと、霧島連山の新燃岳では、25日午前8時ごろから火口直下を震源とする火山性地震が増え、24日から25日午後1時半までに合わせて20回観測されました。
 
このため気象庁は午後2時に、噴火警戒レベルを火口周辺への立ち入り規制を呼びかける「レベル2」に引き上げました。小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、新燃岳の火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するとともに、火口からおおむね1キロの範囲で火砕流に警戒するよう呼びかけています。
 
これまでのところ、地震の増加に伴う短期的な地殻変動はみられていないものの、霧島連山の地下ではマグマの蓄積を示す地殻変動は続いているということです。
 
新燃岳は去年4月、噴煙の高さが火口から8000メートルまで達する噴火が起きましたが、その後、活動は低下したとして、先月に噴火警戒レベルが2から1に引き下げられていました。
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鹿児島は火山が多いですし、宮崎も常に注意突起していますので、ご在住の皆様は、注意されているとは思います。
 
2月23日は富士山の日としているようで、調査の他防災の取り組みも行われたようですが、んー。いかがなものでしょう。実になることを祈ります。
 
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「2月23日」は「富士山の日」 最新の研究成果発表
2019年2月23日 18時04分 NHK

2月23日は、数字の語呂合わせで「富士山の日」と山梨県などが定めています。甲府市で、富士山の自然や火山防災に関する最新の研究成果を発表する催しが開かれました。
 
山梨県富士山科学研究所が開いた発表会にはおよそ100人が集まりました。
 
ことしは3つの研究について発表が行われ、富士山の標高2000メートルを超える高山帯に生息する国の特別天然記念物ニホンカモシカに関する初めての研究では、GPSを使って生態を調べた結果、ニホンカモシカの行動範囲が全国のほかの山と比べて10倍以上広かったことが明らかにされました。
 
これは餌となる高山植物が少ないことが関係しているとして、研究員は近年全国的に食害が問題になっているニホンジカの影響も考えられると指摘していました。
 
このほか会場には、火山防災や登山の安全など18の研究内容をまとめたポスターも掲示され、担当した研究員が詳しく説明していました。
 
山梨県富士山科学研究所の所長を務める東京大学の藤井敏嗣名誉教授は「富士山の自然を多くの人に深く理解してもらうことで、世界遺産である富士山の保全につなげていきたい」と話していました。
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以上。

 

 

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