火災を防げ 電気ストーブはこんなに危ない | Just One of Those Things

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科学おたく歴30年近く・・・。科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。久々ですが、もしものシリーズ。

 

田舎で秋に火事が起こるというのはよくあることですが、冬季に入って、毎日のように、ことさら火事が多いので取り急ぎ取り上げます。

 

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火災を防げ 電気ストーブはこんなに危ない
2019年2月3日 16時36分 NHK

各地で相次ぐ火災。冬場、特に注意が必要なのが「電気ストーブ」です。
 
■電気ストーブに掛け布団 4分30秒で出火
 
東京消防庁が行った実験映像です。電気ストーブに掛け布団が覆いかぶさっていると、火はどのように燃え広がるか再現しています。
映像では、実験が始まってから1分30秒ほどたつと、うっすらと白い煙が上がってきます。
 
東京消防庁によりますと、この時、一酸化炭素が発生し始めたということです。3分30秒ほど経過すると、白い煙の勢いが強まっていくのが分かります。
 
そして、4分30秒たつと、火が出始め、その2分後には布団は炎に包まれながら焼け焦げました。
 
■電気ストーブに衣類 黒い煙が部屋中に
 
また、別の実験映像では、ベッドの近くにある電気ストーブに衣類が落ちてきた場合を再現しています。白い煙が出て、しばらくすると、炎が上がりました。そして、ベッドの掛け布団に燃え移って火は勢いを増し、上に干していた洗濯物も燃えて、一気に黒い煙が部屋中に広がりました。
 
■死者が出た火災の原因 最多 たばこ 2番目ストーブ
 
東京消防庁によりますと、去年までの5年間で管内で死者が出た火災の原因は、最も多いのがたばこで、2番目がストーブだったということです。ストーブが原因の火災のうち、電気ストーブによるものが72%に上っていて、東京消防庁は、電気ストーブの周囲に燃えやすいものを置かないことや外出する時や寝ている時は必ず電源を切ることなどに注意するよう呼びかけています。
 
■専門家「深夜から明け方 ストーブが原因 非常に多い」
 
東京消防庁のOBで、市民防災研究所の理事の坂口隆夫さんは、「深夜から明け方にかけての火災は、ストーブが原因のものが非常に多い。特に、電気ストーブは火が見えず、灯油を使わないことから、安全だという意識が高く、消さないで布団の近くに置いて寝て、火災につながるケースが多い」と指摘しています。
 
対策については「寝る時や外出する時は電気ストーブを消すことや、近くで洗濯物などを乾かさないこと、それに、ストーブの上や前に燃えやすい可燃物を置かないことを徹底すれば、火災はかなり減少すると思う」と話しています。
 
また、この時期、空気が乾燥していることについて、坂口さんは、「非常に乾燥していて、火災になると、燃え広がる危険性が非常に高く、逃げ遅れや亡くなる方が多くなる。ことしは非常事態と言ってもいいと思う。住宅用の火災警報器が正しく設置されているかなどを確認してほしい」と呼びかけていました。
 
■各地で相次ぐ火災
 
ことしに入って、火災で亡くなる人が各地で相次いでいます。
 
先月22日には、秋田県能代市で住宅など5棟が焼ける火事があり、現場で消火活動にあたっていた26歳と32歳の消防隊員2人が死亡しました。
 
2日は、長野県飯田市で住宅が全焼し、この家に住む親子とみられる2人が死亡しました。
 
都内でも相次いでいて、先月27日には日野市で住宅が全焼し、4人が死亡しました。
 
■火災での死者 13人増の25人 東京消防庁
 
東京消防庁によりますと、ことしに入って管内で起きた火災は、2日までで476件と、去年の同じ時期に比べて66件多くなっています。火災で亡くなった人も去年の同じ時期より13人増えて25人に上っています。
 
こうした事態を受けて、東京消防庁は緊急の対策会議を開き、各地域での巡回活動や防火指導などを強化していくことを確認しています。
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詳細、画像等は下記をご覧くださいませ。

 

電気ストーブ火災速報 - 東京消防庁

 

火災の核実験の資料(動画)をご覧になるには、下記をご覧くださいませ。

 

東京消防庁<東京消防庁電子図書館><ビデオライブラリー>

 

次に、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。

 

 

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