中国、防衛大綱に「強烈な不満」 | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。データ編です。
 
ちょいと、気になりましたので、軍事について昨日から取り上げていますが・・・。
 
 
上記の当日、中国はすぐに反応しました。
 
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中国、防衛大綱に「強烈な不満」
12/18(火) 17:49配信 共同通信

 【北京共同】中国外務省の華春瑩副報道局長は18日、日本政府が「防衛計画の大綱」などを閣議決定したことを巡り「いわゆる中国脅威論をあおっている」として「強烈な不満と反対」を表明し、日本側に「厳正な申し入れ」をしたと明らかにした。
 
 華氏は定例記者会見で、日本が「中国の正常な国防建設と軍事活動をとやかく言い、事実に基づかない批判をしている」と指摘。第2次世界大戦の歴史があることから「日本の軍事分野の動向はアジアの隣国と国際社会から注視されている」と述べた。
 
 さらに、日本の態度を「冷戦思考だ」と批判し「中日関係の改善と発展にとって不利だ」と話した。
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防衛大綱には、宇宙・サイバー自衛力強化、いずも空母化を明記しています。
 
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宇宙・サイバー自衛力強化、いずも空母化を明記
12/18(火) 17:01配信 読売新聞
 
 政府は18日午前の閣議で、新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)と中期防衛力整備計画(中期防、2019~23年度)を決定した。海上自衛隊のいずも型護衛艦を事実上空母として運用し、最新鋭ステルス戦闘機「F35B」を導入することを明記した。宇宙やサイバー空間など「新領域」での自衛力強化も打ち出した。
 
 中期防には、F35Bの発着艦を可能とするため、いずも型護衛艦の甲板を改修する方針が盛り込まれた。中国の空母や爆撃機が近年、太平洋に進出していることを念頭に、戦闘機の離着陸が可能な滑走路が少ない南西諸島や太平洋側で自衛隊の運用能力を高める狙いがある。
 
 自衛隊は専守防衛の観点から「攻撃型空母」は持てないため、いずも型護衛艦とF35Bの運用は限定する方針だ。中期防にはいずも型護衛艦の運用事例として、〈1〉有事における航空攻撃への対処〈2〉警戒監視〈3〉訓練〈4〉災害対処等――と明記された。公明党が運用の明確化を求めたことを受けたものだ。
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なぜ中国が不満を示しているのか?
 
新たな防衛大綱の目玉は、護衛艦「いずも」の空母化です。狙いは、軍事活動を活発化させている中国へのけん制であると考えられています。
 
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なぜ今「いずも」の空母化? 防衛大綱を閣議決定…狙いは中国の海洋進出へのけん制
12/18(火) 13:10配信 FNN PRIME

■防衛大綱の目玉 「いずも」の空母化
 
政府は、今後10年程度の防衛力整備の指針となる新たな「防衛計画の大綱」を18日閣議決定した。新たな大綱で最大の目玉と言えるのは「いずも」の空母化。海上自衛隊で最大の護衛艦「いずも」を、戦闘機が発着できるように改修し、事実上「空母化」する考えを示している。
 
その最大の狙いは、東シナ海のみならず太平洋への進出も目論んで軍事活動を活発化させている中国へのけん制だ。
 
■なぜ「空母化」が必要なのか?
 
なぜ今、「いずも」を空母化する必要があるのか。日本を取り巻く国際情勢の変化を見てみたい。
 
航空自衛隊の戦闘機の飛行場は、これまでロシアや北朝鮮などの脅威に対応するため、日本海側に飛行場が重点的に配置されていた。
しかし、近年、中国で空母が建造され、軍艦や軍用機が出没するようになったことで、太平洋側の脅威にも備える必要が出てきている。
空母化した「いずも」は、太平洋上の「動く飛行場」として活躍できると期待されている。
 
実は「いずも」は、もともと護衛艦として作られていながら、ヘリコプターを運用するため、操縦する部分を船体の右側に寄せてあり、長い甲板を滑走路のように使える形をしていた。
 
これを戦闘機も発着できる、いわば小型の“空母”に改修しようというのだ。
 
■最新鋭のステルス戦闘機F-35Bの運用を検討
 
最新鋭のF-35Bステルス戦闘機は、機体のほぼまん中にある巨大なリフトファンで、下向きに強い風を送り、さらに、ジェットエンジンの噴射口を下に向けることで、垂直に着陸/着艦、短距離離陸/発艦が出来る。
 
「いずも」ではこのF-35Bの運用を検討していて、そのために甲板の耐熱化などの改修をすることにしている。
 
■「憲法違反」との指摘も…
 
「いずも」の空母化をめぐっては、攻撃的な能力が高まるとして憲法違反という指摘もあり、今後国会などで、野党が追及する可能性もある。
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で、隣国・・・。韓国外交部は、日本の新防衛大綱に「域内平和に寄与を」と述べました。
 
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日本の新防衛大綱に「域内平和に寄与を」=韓国外交部
12/18(火) 17:03配信 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は18日の定例会見で、日本政府が新たな長期防衛戦略「防衛計画の大綱(防衛大綱)」などを閣議決定したことについて、「わが政府は日本の防衛・安全保障政策が平和憲法の基本理念の下、域内の平和や安定に寄与する方向で透明に行われなければならないという立場」と述べた。
 
 日本の新たな戦略・政策が戦力不保持と交戦権の否定を定めている憲法9条に反する可能性があり、「軍事大国化」を目標にしているとの憂慮や指摘を受けた発言とみられる。
 
 日本政府は同日の閣議で、防衛大綱と具体的な装備調達などを定めた「中期防衛力整備計画」(2019~23年度)を決定した。だが、宇宙・サイバー空間での反撃能力の保有、護衛艦の事実上の空母化などは専守防衛の基本原則から逸脱するとの指摘が出ている。
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私は軍事おたくではないので、全然詳しくないですが・・・。調べてみると、表に出ているだけでも、平和ボケにはなれないという・・・。
 
中国は今猛烈に宇宙開発していますよね。
2018年01月12日 17:39
中国の宇宙開発 - Wikipedia
 
福島康仁 (防衛省防衛研究所 政策研究部 グローバル安全保障研究室研究員)
2017年2月3日
 
2018.8.20 09:00
 
で、ロシアですが、「ロシア宇宙軍」から「ロシア航空宇宙軍」と進展しています。
 
 
で、ロシアですが、戦闘機スホーイの電波妨害システムというものがあります。
2016-02-04 19:46:25
2018年07月11日 10:58
 
そしてその最新兵器が・・・
ロシアはやることがえぐいですね。
2015-12-04 10:50:48
ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe]
2018.04.11, 11:27
 
ちょっと前では、北の電磁パルス(EMP)が懸念されていましたね。
 
投稿日:2017年8月29日 更新日:2017年11月7日
 
ということで、危惧していたことが、どうやら当たりそうです。
 
当然、米国も開発はしているんですけどね・・・。
2012年07月02日 12時20分
 
打つ手はないようで・・・。
 
※今からまわってからネイチャーを取り上げます。
 
 
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