科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。・・・になるのかな?(苦笑)。
に続くので、こねまくることになりますが、事実を明らかにしたいので・・・。
から
より。
(追記:2001年3月初版で、1年前にお星さまになったとあるので、行われていたのはずいぶん昔ですね・・・。)
まずは上記をご覧くださいませ。これから科学オタクがこねくります。
ポストゲノム当時、ネイチャーでは実験に使われる動物たちの虐待とネグレクトを大々的に取り上げ、後に動物実験を行う場合は、虐待やネグレクトに至らないよう、生命倫理に根差した規定が設けられ、取り上げられる論文には、沿っていることを論文の補足に記述されています。
ヒトゲノム解読以降は、ショウジョウバエが用いられることがほとんどで、ショウジョウバエが足りないくらい多くなりました。ショウジョウバエでは研究出来ない研究は、その研究に沿った研究用のマウスが作られ、実験されることが多くなりました。勿論、実験に使用された全動物数のうちイヌやネコ、ヒト以外の霊長類の研究がありますが、1%以下で、それらの数は20年以上にわたり減少し続けています。
日本においては、大学や研究機関では、動物の導入は、各機関の動物実験委員会等において実験計画の承認を得ることによって、実験を行うことが一般的な対応です。
で、実際に調べてみました。
■資料1 実験動物の福祉の向上 - 環境省(PDF)
■動物実験の倫理(PDF)
■動物実験の倫理 - 豊田工業大学(PDF)
■事実と嘘(医学研究における動物の必要性) - 秋田大学医学部
より
【 動物実験の廃止を求める人たち(よくできた評価方式を拒むことを選択した人たち、またはラットの命が人の子供の命と同じくらい重要であると信じている人たち)は医学や科学の発展を阻止するために、大学の研究室を破壊し、動物を盗みだし、長年にわたり蓄積された研究データを破壊するなどのかなり過激な手段を講じてきた。多くの動物権利団体はそのような犯罪行為を避難することを拒んでいるが、法を順守しているアメリカ国民はこれまでもそうであったように、今もまた将来も医学生物学を研究している団体に対する暴力的で過激なキャンペーンを黙認しないであろう。】
これも事実だとしたら、何なんでしょうね・・・ってところですが。根が深そうですね。
上記の「論争:動物実験の是非を問う(A.N.ローワン) (日経サイエンス1997年5月号) 」のように、当時ネイチャーでも大々的に取り上げられました。ネイチャーダイジェストでは、わかりやすく詳細的に載せられていました。それに載せられた写真はWWFでも取り上げられていたような、虐待やネグレクト状態の画像が載せられています。それ以降、動物実験に対しての福祉が考えられ、生命倫理を元に、虐待やネグレクトに至らないよう、ネイチャーでは定めています。
そんなところ、、ヒトゲノム解読以降は、劇的に研究方法が変わり、ショウジョウバエで研究することがほとんどとなりました。
iPS細胞が豊富にあれば、動物実験は必要なくなるかもしれません。薬物実験は特に有効です。ですが、膨大なコスト高なのですよねぇ・・・。万能なiPS細胞でも量が限られているという・・・(汗;)
このような流れに至っていることから、いつかは動物実験の必要がなくなる日が来るかもしれません。
※調べるに、時間を要しました。もしかしたらまわりきれないかもしれません。大変申し訳ございません。