”殺処分ゼロは可能です。 ボローニャ市営 猫のシェルター” | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

ボローニャでは、飼い主不明の猫の問題解決には、基本的にはTNRにより手術をしてリリースし数を減らしていく、いわゆる地域猫によるのですが、リリースできない虐待された猫や、交通事故により怪我をした猫などが、シェルターに入ってきます。
 

≪以下抜粋≫

【ワクチンは必須です。
また、繁殖防止のために、避妊去勢手術は必ず行います。
エイズと白血病のウイルス検査も必須です。】
 
【白血病の猫は別施設へ移るため、こちらの市営シェルターにはおりません。エイズ陽性の猫と、ウイルス陰性の猫はエリアも完全分離。】
 
【また、人に慣れた猫と慣れていない猫とをも分けています。慣れていない猫はストレスを与えぬよう、庭付き猫舎へ。天井部には脱走防止フェンスが。ケージ管理でなく室内フリー、ガーデンフリー。】

【イタリアはずっと犬猫殺処分ゼロ。】
 
【野犬や乳飲み子やシニアやハンディキャップのある子を殺処分することは違法です。
 
生かしていることがかえって苦痛となるような、病末期の犬猫の安楽死のほかは、殺処分は、認められていません。】
 
【基礎自治体、つまり市区町村コムーネごとに、公的なシェルターがあります。
 
運営資金は国、州からも予算がついています。
 
土地と建物は市が提供。
 
トレーナーさんや獣医師や有償スタッフも市が雇用。
 
市が出来ない場合は、動物保護の全国組織、ENPAがスタッフ数名を送り込みます。
 
自立した自治体では、ENPAでなく、独自の保護団体が自主運営しています。ボローニャなど。】
 
【シェルターで大切なものは人手です。行政による雇用により、しっかりとマンパワーが確保されています。そこにボランティアさんが入りますので、飼養体制もしっかりとし、お世話の質も、安定しています。】
 
【常にボランティア募集。
志願者は、決まった曜日に講習を受け、試験に合格すると、8000円くらい支払ってパスカードを受け取ります。その費用には保険も含まれます。咬傷事故や脱走に対応できるよう、保険加入は義務づけられています。

皆さんイキイキと世話をされています。数十年も通っている人も。動物から元気をもらっているそうです。】
 
【必ず、避妊去勢。
定期的な、ワクチン、ノミダニ駆除。
 
譲渡費用はゼロか、3000円くらいまで。】

【この動物保護分野で働きたいと考える若者は、少なくないのです。
周辺にショップやカフェやドッグランを併設すれば、地域経済も活性化します。】

【殺処分ゼロは、具体的に、達成できるのです。】
 
≪抜粋ココマデ≫
ボローニャ市民のボランティアの皆さんの気持ちがよくわかります。
今の現状は、どこも現状に対応することで精一杯ですが・・・。
私が死ぬまでは意識改革して実現したいと切に願います。
 


 

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