動物のネグレクトの対応法を考察する:公的機関に連絡する編(加筆あり) | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。先月から行ってきた水害における危機管理シリーズを続けたいところですが、命に係わるネグレクト問題を優先するとしました。
 
先日、取り急ぎに取り上げた「ネグレクトについて」から「ネグレクトの原因とネグレクトが与える危険性を科学的に考察する」を昨日取り上げましたが、今回は動物のネグレクトの対策法を考えることにします。
(抜け落ちがあったので加筆しています)
 
先日、動物のネグレクトの対応法をネットでリサーチしていたところ、警察に通報することを促すものが多かったのですが、現状は、飼育下にある動物が何匹死んでいたとしても警察を筆頭とした公的機関が動かないことが多いでので、結果、動物レスキューをしている動物保護団体が緊急性があることから緊急対応していることがほとんどです。
 
たとえば、動物のネグレクトの対応として通報を促しているものの代表として取り上げれば、下記のようなものがあります。
 
 
省庁においては、「動物虐待にはネグレクトと呼ばれる行為も含まれる」と環境省で禁止を促しているわけでありますが・・・。
 
 
動物ネグレクトに対応していない警察は多いようで、「公益財団法人どうぶつ基金」の「動物の法律」のページでは、警察の通報時には、ページ内の3つの書類をDLして3つの文書を添えて、警察などに連絡することをすすめています。(下記参照)
 
 
上記には、法律の概要や法律の全文も見ることができますので、ご参考にご覧ください。
 
犬においては、判断指針(TACC)がありますので、下記も併せてご覧ください。
 
 
警察への通報については、下記をご覧ください。
 
 
但し、警察においては、実際は「物」扱いとなっており、命を奪われても「器物破損」扱いとなっています。飼い主がいる場合、飼い主の「所有物」扱いとなるので、飼い主に「所有権」があることになるのです。
 
このため、対応が難しい状態になっているわけですが、実際の対応については、1つずつ踏み固めた上で、後日取り上げようかと思います。
 
次に、「公益社団法人 日本動物福祉協会」では、
 
 
「ネグレクト(やらなければならない行為をやらない)も動物虐待です。虐待の内容によって相談できる機関は違ってきます。詳しくは動物相談をご覧ください。」となっており、ネグレクトについては、「また、餌や水を与えない・世話をしない等の不適切飼育や、糞尿などによる公衆衛生上の問題がある場合は、各自治体の保健所や衛生課、または動物愛護センターへ通報してください。」と示されていましたので、下記に取り上げます。
 
ここまでくると、範囲が広すぎるため、流石に私でも対応しかねるので、ここでは可能な限り取り上げます。
 
 
次に動物愛護センターの対応について書かれている記事も見つけたのですが・・・。
 
 
上記や動物ネグレクトに対応していた方々のブログなどを見ると、動物愛護センターでも迅速に対応していないところが多々あるようです。必要そうであるなら、、先に挙げた「公益財団法人どうぶつ基金」の「動物の法律」のページから、3つの書類をDLし、3つの書類を添えてご連絡するのもよいかもしれません。しかし、自治体の課や保健所や愛護センターに通報したとしても、行うことは「適切に動物を飼うための指導」ですので、根本的解決に至らないことが多いです。
 
一般的に、動物のネグレクトの対応には警察への通報や、自治体の保健所や衛生課や動物愛護センターに連絡することを促されていますが、実際には、対応できないことが多々あります。
 
諸々と問題がありますが、緊急性を要するので、結果、動物レスキューを行う動物保護団体の力を借りなければ、助けられないのが現状です。
 
実際に対応するならば、ネグレクトの犬猫達を、飼い主からレスキューをする前に、「所有権放棄」の書類の記入の必要もあり、記入に至るまでの飼い主のやり取りやネグレクトの動物のケアなどや保護も、里親探しも必要となります。
 
ですので、1人では解決できないことですので、まず、ご近所の協力を求めたり、SNSやブログなどで協力を求めたり、レスキューを行う動物保護団体に協力を求めることも、ネグレクトの動物たちを助けるには必要ですので、通報と同時進行で行われるよう、お願い申し上げます。
 
今回は、公的機関に連絡することについての考察を取り上げました。ネグレクトの動物たちを助けられるようにするために、今後も1つずつ突き詰めて考えていきます。
 
 
≪取り急ぎ、動物ネグレクトの対応が必要な方へ≫
 
通報以外の対応で、現在やり方は2つあります。以下の1つ目の対応が無理なら2つ目へ!
1人では無理ですので、協力者を募ってください。お声をかけていただければ、私もご協力いたします。対応が遅れて死んでしまったという例が多々あります。そのため早急な対応が必要です。
 
 
ペタしてね