地球接近の小惑星、核爆弾で破壊も | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

かつて物理学者でもあるアイザック・アシモフが科学系の著書の中で、地球に訪れるであろう危機の中の1つとして小惑星などが地球に突っ込んでくることを挙げていましたが、まさか、生きているうちにこの問題の対応の必要性が生じているとは、つゆ知らず…。

 

情報が上がってきたので取り上げます。

 

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小惑星衝突に備えよ!=核爆弾使用も選択肢-米計画
時事通信社 2018/06/23 14:20

 【ワシントン時事】米政府はこのほど、地球に衝突する恐れがある小惑星や彗星(すいせい)など地球近傍天体(NEO)への対応方針をまとめた戦略行動計画を公表した。航空宇宙局(NASA)などの探査能力向上に加え、衝突が差し迫った場合、核爆弾を使ってNEOの軌道変更や破壊を試みる研究にも言及している。
 
 計画は「衝突するNEOが極めて大型だったり、衝突までの時間が短かったりする場合、核爆弾が唯一の有効な選択肢かもしれない」と指摘。核以外に、宇宙空間で強い重力を発生させNEOの軌道を変える「重力トラクター」や、探査用の宇宙船をNEOに衝突させる方法を挙げ、予備的研究を進めると記した。
 
 その上で、そうした方法の有効性を確かめるため「危険性のないNEO」を用いた実験を提唱した。ただし「核爆発技術に関連する実験は、実際の核爆発を伴うものであってはならない」とも強調した。
 
 計画によると、2013年2月にロシア上空で爆発した隕石(いんせき)と同程度の直径20メートルないしそれ以上のNEOは、推定で約1000万個。落下するNEOの直径が1キロ超なら、地球規模で深刻な被害をもたらす危険がある。連邦緊急事態管理庁(FEMA)当局者は、米メディアに「可能性は低いが結果は重大で、ある程度の備えは必要だ」と語った。 
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まぁ、SFでは、(物理学では予測されていたことなので)よく使われる題材で真新しいものではないですが、SFが現実にも起こりえるという、地球に及ぶ危険性は宇宙にも(いくつも)あるという現実も知る必要があるかもしれません。なぜなら、対応しないといけないですからねぇ・・・。

 

さて、次は恒例のネイチャーを定時に取り上げます。

 

 

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