大気科学: 過去のメタン放出量を再評価する | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

昨日に引き続き、Natureの今週号のハイライトより。

 

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大気科学: 過去のメタン放出量を再評価する
Nature 548, 7668
2017年8月24日


海底の湧出域や火山域などの地質学的な自然放出源は、全球のメタン放出量に年間当たり約5200万トン寄与していると見積もられているが、正確な量はまだよく分かっていない。今回、南極の太古の氷から得られたデータから、地質学的なメタンの自然放出量は、約1万1600年前のヤンガードライアス期からプレボレアル期の温暖化事象にわたって、平均で年間1540万トンより少ないことが示唆されている。過去の地質学的なメタン放出量が現在より少なくないと仮定すると、現在の地質学的なメタン放出量は過剰に見積もられており、結果として、化石燃料に関連した人為的なメタン放出量が少なく見積もられている可能性があることを、この知見は示している。今回の研究は、過去の温暖化事象における大気中のメタンの急速な増加が、海洋のガスハイドレートや永久凍土域などの古い炭素リザーバーではなく、おそらく湿地からメタンが放出された結果であったという考えにさらなる裏付けも与えている。


News & Views p.403
Letter p.443
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人為的活動による温暖効果ガスの排出だけでなく、地球活動による炭素の排出量まで老総合的に観ないといけないというのが現状です。

 

私たちが生きている時代までは、何とか生きていけるでしょうが、これから生きていく者たちにとっては、最大の修羅場となるでしょうね。

 

私たちが生きている間に解決できれば、それが一番良いのですが、どうやら難しいようです。

 

スティーブン・ホーキング博士が言うとおり、人類は宇宙に移住するしかないのかもしれません。

 

 

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