がんの患者と体験者に悩みを尋ねたアンケートで | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

10年前と比較し、体の痛み増え再発不安減ることがわかりました。


----------------------------------------------------------
がん患者、体の痛み増え再発不安減る 10年前と比較
2015/9/8 12:00 日本経済新聞


 がんの患者と体験者に悩みを尋ねたアンケートで、10年前に比べて再発の不安を中心とした「心の苦悩」の占める割合が減った一方、抗がん剤の副作用など「身体の苦痛」が増えたことが8日、山口建・静岡県立静岡がんセンター総長らの研究チームの調査で分かった。


 がんと診断された後に仕事を依願退職したり解雇されたりした人は34.6%で、10年前の34.7%から状況の改善がなかった。必要な支援としては、勤務時間の短縮や長期休職できる制度、がんや後遺症への周囲の理解を挙げる人が多かった。


 調査では2013年から、各地の病院や患者会を通じ4054人に質問。自由記述の回答からは9775件の悩みを抽出し分類した。03年にも同様の調査を行っている。


 03年と13年を比べると、悩みの中で再発の不安や残される子供の心配など「心の苦悩」の件数が占める割合は53.0%から36.6%に減った。悩みを聴く体制が整備され、漠然とした不安は減りつつあるとみられるが、経験者と交流したいとの要望も多かった。


 薬物療法に伴う脱毛やしびれのほか、手術の後遺症や治療後の体力低下など「身体の苦痛」は15.1%から22.8%に増加。手術後の薬物療法の普及で、新たに副作用を経験する人が増えたことなどが考えられるという。具体的な対処法の情報を望む声が上がった。


 どの病院にかかるか、どの薬剤を使うかといった診療面の選択にまつわる悩みも12.7%から18.6%に増えた。


 結果は厚生労働省のがん対策推進協議会に提供する。山口さんは「国の今後のがん対策に生かしてほしい」と話している。〔共同〕

----------------------------------------------------------


貴重な意見なので、ぜひ今後のがん対策に生かしてほしいですね。



さて、ところで、台風18号が近畿~東海にかけて上陸へ・・・。


9日朝は厳重な警戒が必要です。


台風は今後、日本の南海上を発達しながら北上し、9日朝には東海から近畿にかなり接近し、上陸する見込みです。


周辺地域の方は、ご注意ください。


ペタしてね