光るカテーテル | Just One of Those Things

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高知大が開発した光るカテーテルは、手術の精度向上に期待さえています。


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光るカテーテル、高知大が開発 手術の精度向上に期待
2015/4/15 11:40 日本経済新聞


 体外から特殊な光を当てて専用のカメラで撮影すると、体の中で光って見える新型のカテーテル(細い管)を高知大医学部の佐藤隆幸教授(循環制御学)らのチームが開発したことが15日、分かった。来週にも記者会見して発表する予定。


 手術や検査の際、体内の消化管や尿管、血管などを可視化する場合、造影剤を入れエックス線を照射する方法があるが、被曝(ひばく)するため、長時間の実施は難しかった。


 今回のカテーテルはこうした問題はなく、挿入して尿管などの位置を正確に把握しながら手術でき、精度や安全性の向上につながるとしている。今後、国の審査を経て3年以内に製品化し、販売を目指す。


 佐藤教授は、化学メーカーと連携し、肉眼では見えない近赤外線の特殊な光を当て、専用カメラで撮影すると光って見える樹脂を開発。医療機器メーカーとカテーテルを作製し、国際医療福祉大(栃木県)と共同で、ブタで有用性を確認した。


 佐藤教授によると、子宮がんなどの摘出では、脂肪に隠れた尿管の位置の把握は難しく、誤って傷つける危険性がある。光るカテーテルを尿管に挿入すればモニターで正確に把握しながら手術でき、リスクを大幅に下げられるという。


 樹脂は、がんの患部にクリップのように付け、がんだけを切除する目印にしたり、手術器具やガーゼの一部に使い、体内での置き忘れを防いだりするなど多様な応用が可能という。佐藤教授は「多くの人が安心して治療を受けられるようになれば」と話している。〔共同〕

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がんだけの切除だけではなく、多様な応用が可能というのはスゴイです。


早く実用化になるとよいですね^^


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