感染研 実験中事故20年で14件 | Just One of Those Things

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国立感染症研究所による報告です。


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<国立感染研>実験中トラブル14件 20年間で
毎日新聞 3月17日(火)20時19分配信


 国立感染症研究所は17日、記録が残る1995~2014年の20年間に、実験中のトラブルが計14件あったと明らかにした。エボラウイルスなど最も危険度の高い病原体を扱う感染研村山庁舎(東京都武蔵村山市)の「バイオセーフティーレベル4(BSL4)」施設稼働に向けた協議会の場で報告した。


 感染研によると、13件は誤って注射器を実験者自身に刺す事故だが、実験者への感染はなかった。残り1件はインフルエンザウイルスの培養液の飛沫(ひまつ)が目に入り、実験者が結膜炎を起こした。実験動物や病原体が外部に出たことはないと説明した。


 世界のBSL4施設では、1976~2009年に4件の事故が起き、死亡者も出ている。【藤野基文】

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まぁ、電力の配電部の工事等による事故に比べれば、極めて低い数字です。


こういった研究の事故に比べ、電力の配電部による事故といえば、身体の切断や死亡等が起こり得るので、後者のほうがリスクが大きいように思えます。


世界のBSL施設の事故の実態を知りたいところですが、施設の構造から考えてみれば、病原体が外部に出ることはないと思います。


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