<エボラ出血熱>N.Y.で感染者が出ています。 | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

大変、お待たせいたしました。


なにぶん、いくつもわらじを履いているので、投稿が後になりますが、このブログの利点があるといえば、まとめて整理して取り上げているので、全体的に見れることかかもしれません。


まず、第一声を見てみましょう。


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医師がエボラの疑いで隔離=西アフリカから帰国―NY
時事通信 10月24日(金)9時28分配信


 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市によると、エボラ出血熱が流行している西アフリカから最近帰国した医師が発熱などエボラ熱と共通の症状を訴え、23日、市内の病院に隔離された。

 検査結果は同日中にも発表される。感染が確認されれば、ニューヨークでは初の患者となる。

 この医師は市内在住で、最近、国際医療支援団体「国境なき医師団」の一員として活動し、帰国後の23日に症状を報告した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ギニアで活動し、今月14日にニューヨークに戻ったという。 

 同市のビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は、同市内の患者からエボラ出血熱の陽性反応が出たと発表。一方で、「ニューヨーク市民が警戒すべき理由はない。エボラは非常に感染しにくい病気。感染者の血液などの体液を通じてしか広がらない」と述べ、同市に住む800万人の住民に冷静な対応を呼び掛けた。

 当局によると、陽性反応が出た医師は、10月12日にギニアでの職務を終え、14日に出国。欧州を経由し、17日にニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)に到着していた。【翻訳編集】 AFPBB News
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N.Y.の感染者は誰なのか?


それは下記で報道されていました。


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ニューヨークの医師にエボラ陽性反応、ギニアで患者治療
AFP=時事 10月24日(金)10時16分配信


【AFP=時事】(一部更新)西アフリカ・ギニアでエボラ出血熱患者の治療に携わった後に帰国していた米ニューヨーク(New York)市在住の医師が23日、検査の結果、エボラウイルス陽性と診断された。同市でエボラ熱陽性の検査結果が出たのは初めて。米当局が発表した。


 米メディアによると、この医師はクレイグ・スペンサー(Craig Spencer)氏(33)。米国内でエボラ出血熱の診断を受けた4人目の患者で、現在は同市内のベルビュー病院(Bellevue Hospital)で隔離下に置かれている。

 同医師は、西アフリカで国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」のメンバーとして働いた後、米国最大の都市であるニューヨークに最近戻っていた。米紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)は、同医師は39.4度の高熱と吐き気を訴え、ハーレム(Harlem)地区の自宅から同病院に救急車で搬送されたと伝えている。

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もう少し詳しく見てみましょう。


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<エボラ熱>NYの医師、陽性反応 検査前に地下鉄乗車
毎日新聞 10月24日(金)11時30分配信


 【ニューヨーク草野和彦】米ニューヨーク市は23日、西アフリカのギニアから帰国した男性医師(33)がエボラ出血熱で陽性反応を示したと発表した。医師はマンハッタン地区の病院で隔離され、治療を受けている。米国最大都市のニューヨークで陽性反応の事例が出るのは初めて。記者会見したデブラシオ市長は「(患者発生に備え)入念に準備してきた」と述べ、封じ込めに自信を示した。

 男性医師は、国際医療支援団体「国境なき医師団」の一員として感染国のギニアで医療活動に従事した後、今月17日にニューヨークに戻った。23日朝に高熱が出たため、症状を同医師団に報告して入院。検査の結果、陽性反応が出た。

 医師と接触した婚約者と友人ら計3人が隔離されているという。また、マンハッタン北部の医師の自宅は閉鎖され、建物前では数人の警察官が警戒にあたっている。

 市当局によると、医師は22日夜、マンハッタンから東側のブルックリン地区のボウリング場まで地下鉄で移動。だが、発症前だったため「地下鉄利用者への感染拡大の可能性は極めて低い」という。

 米国内では南部テキサス州ダラスで、リベリア人の男性がエボラ熱の感染が確認された後に死亡。男性の治療に関わった女性看護師2人が2次感染し、病院側の予防措置のまずさが批判を浴びた。

 この点を踏まえ、会見に同席したニューヨーク州のクオモ知事は「ダラスの例から多くのことを学んだ」と述べ、万全の対策を取っていることを強調した。
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発症前とのことなので、感染者が出る可能性は極めて少ないと考えられます。


国境なき医師団から初めて感染者が出ましたねぇ・・・。


あれだけ万全な体制で挑んでいた国境なき医師団であるだけに、3カ国の中でも感染者が少ない所だったにしても、それだけギニアでも苛酷な環境だったということでしょう。


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NYのエボラ陽性医師、前日に地下鉄でボウリング場や公園へ
AFP=時事 10月24日(金)14時25分配信


【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)市で23日、西アフリカ・ギニアから帰国した後にエボラウイルス陽性と診断された医師は、診断の前日に地下鉄に乗り、市内のボウリング場や人気の公園を訪れていた他、約4.8キロのジョギングもしていたことが明らかになった。レストランに立ち寄った可能性もあるという。


 クレイグ・スペンサー(Craig Spencer)医師(33)は西アフリカで、国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」のメンバーとしてエボラ出血熱患者の治療に携わった後、欧州を経由して17日にニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)に到着した。

 ニューヨーク市当局によると、スペンサー医師は帰国後、1日に2回自分で検温し、できるだけ人に会わないようにしていた。23日になって初めて高熱などの症状が出たが、その前日に地下鉄を乗り継いでブルックリン(Brooklyn)地区ウィリアムズバーグ(Williamsburg)にあるボウリング場を訪れていたという。このボウリング場は予防措置として現在封鎖されている。

 同市当局には、スペンサー医師が症状を示す前の48時間の同医師の行動について問い合わせが相次いでいる。同市保健当局のメアリー・バセット(Mary Bassett)氏が記者会見で説明したところによると、スペンサー医師は22日、ボウリング場に加え、チェルシー(Chelsea)地区にある鉄道高架路線跡地を緑道として再開発した公園ハイライン(High Line)を訪れていた。また、3マイル(約4.8キロ)のジョギングをした他、レストランに立ち寄った可能性もあるという。

 同医師が地下鉄に乗っていた際は発熱や下痢、嘔吐、出血といったエボラウイルスの感染につながる症状は出ておらず、「地下鉄に同乗していたことが問題となる可能性は非常に低く、ほぼゼロと言っていい」とバセット氏は述べた。

 バセット氏によると、スペンサー医師と接触のあった婚約者と2人の友人は隔離された。全員、何の症状も示しておらずエボラ熱の検査を行う必要はないという。スペンサー医師が乗ったタクシーの運転手も、直接の接触はなかったため危険はないという。【翻訳編集】 AFPBB News
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報道されているのがもし本当ならば、今回のエボラウイルスの性質上、ウイルス感染の危険性は少ないでしょう。


私が言っているのはあくまでも、理学的解釈です。


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エボラ 水際阻止、困難浮き彫り 西アフリカから渡航禁止、要請拡大
産経新聞 10月25日(土)7時55分配信


ワシントン=小雲規生】人口が密集するニューヨークで、エボラ出血熱の陽性反応者が判明した。ニューヨーク市当局は早くから拡大阻止に万全の態勢を敷いていたことを強調し、不安の押さえ込みに懸命だ。しかし、今回の一件で、感染者の入国を水際で阻止する難しさが鮮明になったことも事実で、中間選挙を目前に控える候補者からは、西アフリカ3カ国からの渡航禁止など、より積極的な対応を求める声も出ている。

 「ニューヨーク市民に警戒を求める理由はない」

 デブラシオ市長は23日夜の記者会見で、感染拡大の阻止に自信をみせた。同席したニューヨーク州のクオモ知事も「医療体制に自信がある」と繰り返した。

 強気な発言の背景には、早くから万全の態勢を敷いてきた市当局としての自負がある。患者の発生を想定し、集中治療にあたる病院を指定して訓練を施してきた。世界の経済や文化を牽引(けんいん)する米国の中心都市として、二次感染は引き起こせないとの決意がにじむ。

 ただ、米国の対応策には不安もつきまとう。オバマ政権は検疫体制を強化し、リベリア、シエラレオネ、ギニアからの入国を主要5空港に絞り込んでいるが、入国時に症状がない場合には、検疫の網をすり抜けられてしまう可能性が高い。

 また、陽性反応が出た今回の男性は、ギニアでエボラ出血熱の患者を治療していた医師だった。感染の可能性を自覚し、1日2度の検温を欠かさず、発熱後は自ら医療機関に連絡したが、一般人の場合には対応が遅れ、接触者が増える可能性は否定できない。

 ニューハンプシャー州で上院議員選に出馬するスコット・ブラウン氏は23日の討論会で、今回の医師のような感染リスクの高い入国者は強制隔離すべきだったと主張し、3カ国からの渡航禁止措置を取るようオバマ政権に求めた。

 すでに下院の議員団が渡航禁止を求める書簡をオバマ大統領に出したほか、最近の世論調査では国民の70%以上が渡航禁止を支持しているとの結果もあり、今後も圧力は強まりそうだ。
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エボラウイルスは2~21日(古いものでは3日からとなっていましたが・・・)となっているので、検疫をかいくぐってくることはあるでしょう。


今回は実際に治療に対応していた医療従事者であっただけに、発症前は出回ってますが、発症後にそれなりに対応されていることから、感染者の拡大の心配はないと思います。


医療従事者や物資等救済に関連する人意外は渡航えお控えてもらうは必要だと思います。



日本でも、ウイルスの種類だけでなく、ウイルスと病原菌の区別がつかない人がいるだけに、N.Y.でもパニックになるでhそうねぇ・・・。


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エボラ、NY広がる動揺 市民は接触恐れマスクや手袋
産経新聞 10月25日(土)7時55分配信


【ニューヨーク=黒沢潤】エボラ出血熱の陽性反応者が出たニューヨークでは、一部の市民に動揺が広がっている。他人との不必要な接触を恐れ、レストランなどの予約キャンセルが出ており、市内にはマスクや手袋を身につける市民の姿もあった。

 陽性反応が出た男性は隔離前の22日、ニューヨークで地下鉄などを利用したことが判明している。下痢や嘔吐(おうと)がなければ、感染を拡大させる恐れはないとされるが、男性が22日に訪れた市内のバーは、23日になって閉鎖された。店舗周辺の路上では、不安げな表情で遠巻きに見つめる市民の姿もあった。

 他のレストランでも、他者との不用意な接触を避けるため、予約キャンセルの電話が相次いでいるという。

 また、ニューヨークの地下鉄では23日深夜から24日午前にかけ、家族連れなどが白いマスクや手袋を身につけて歩く姿が見られた。

 大衆紙ニューヨーク・ポスト(電子版)は「ニューヨーク市民が知っておくべき10カ条」と題する記事を掲載し、どのような場合にエボラ熱に感染するのかなどを詳しく説明した。

 大衆紙デイリー・ニュース(電子版)も衛星写真で男性が市内でたどった経路を紹介した。利用した地下鉄の車両写真なども大きく掲載し、警鐘を鳴らしている。

 一方、ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、デブラシオ市長らの緊急記者会見の映像を掲載し、市民に冷静な対応を呼び掛けた。
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映像を掲載するだけでなく、身を守るだけの知識や防御方法を教える必要があると思います。


ここ数ヶ月間見るところ、市民がどう対応するのかで、拡大しないか阻止できるかの瀬戸際になっているようです。


今回のエボラウイルスは、空気感染するわけではないので、マスクをしても何にもならないのですけどねぇ・・・(苦笑)


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米最大都市NYが直面するエボラ2次感染防止の課題
ロイター 10月24日(金)16時29分配信


[ニューヨーク/シカゴ 23日 ロイター] - 西アフリカから帰国した米ニューヨーク市の医師が、エボラ出血熱検査で陽性だったことを受け、米国最大の人口を抱える同市の保健当局は困難な課題に直面している。


それは、感染拡大の懸念が高まるなか、医師と接触した人を追跡する範囲をどこまで広げるかという問題だ。


ニューヨーク市で初のエボラ熱発症例となるクレイグ・スペンサー医師(33)は、国境なき医師団の一員としてギニアで活動した後、17日に米国に帰国。


その後、市当局によると、同医師は、ニューヨークの公園やボーリング場を訪れたり、レストランで食事をしたりした。同医師は、少なくとも地下鉄を3回利用し、約4.8キロをランニング。22日にはタクシーにも乗車したという。

市当局者は記者会見で、スペンサー医師が友人2人と婚約者と間近に接触したとして、この3人を隔離したことを明らかにした。同医師を載せたタクシー運転手は感染のリスクは低いとしている。

保健当局は、感染のリスクは「恐らくゼロに近い」として、スペンサー医師と同じ地下鉄車両に乗った人全員を追跡するというほぼ不可能なことはしないとしている。


だが、先にエボラ熱の終息が宣言されたナイジェリア最大の都市ラゴスの当局者に助言したペンシルベニア州立大学の公衆衛生専門家ギャビン・マクレガー・スキナー博士は、スペンサー医師が接触したと想定される範囲をできるだけ拡大することが重要だと指摘する。

米感染症学会のアメシュ・アダルジャ医師は「私の理解では、発症直後にこの患者は自身を隔離しているので、接触した範囲は非常に限られるのではないか」と語った。

国境なき医師団によれば、スタッフが任務を終えて帰国する場合は、発症の兆候について自己監視するなどガイドラインに従うことになっているという。ロイターは詳細を求めたが、同団体は応じなかった。
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国境なき医師団のガイドラインによれば、感染した医師は、帰宅直後はしばらく自己監視する必要があったのだと私は思います。


なぜならば、そうしていれば、友人2人や恋人を感染の疑いの対象にならず、隔離されずにすんだからです。


今後の課題はさらに強化すればよいと、私は考えています。


N.Y.に感染者が出たことから、日本だけでなく世界的に動揺が出ていますが、これを沈めるのは知識と手段です。


後日、取り上げますが、かなりこねることになると思います。


なるべくやさしく取り上げるように勤めますが、学説や論文慣れしてない人には、難しいかもしれません。



国境なき医師団にはN.Y.だけでなくニュージャージーにも看護師として参加した人がいたようです。


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西アフリカから帰国の米看護師、隔離で「犯罪者扱い」と当局批判
AFP=時事 10月26日(日)17時31分配信


【10月26日 AFP】西アフリカでエボラ出血熱患者の治療にあたり、帰国後に隔離されている米国人の看護師が25日、まるで「犯罪者」のように扱われたとして、自身に対する空港などの対応を厳しく批判した。

 緊急医療援助団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」の職員としてシエラレオネで活動していたケーシー・ヒコックス(Kaci Hickox)さんは24日、米ニュージャージー(New Jersey)州のニューアーク・リバティー国際空港(Newark Liberty International Airport)に到着。現在はエボラウイルスの潜伏期間とされる21日が経過するまで、病院で隔離されている。

 同州とニューヨーク(New York)州で、西アフリカでエボラウイルスの感染者と接触した可能性がある医療従事者が入国する際の隔離が義務付けられたのは同日から。ヒコックスさんは最初の隔離対象者となった。

 ヒコックスさんは米紙ダラス・モーニング・ニュース(Dallas Morning News)への寄稿の中で、「他の人に私と同じ経験をしてほしくない。私に続いて帰国してくる人たちのことが心配だ」と述べた。「西アフリカでエボラと闘ってきたと申告した医療従事者たちが空港でどのような扱いを受けるか心配している。彼らも私と同じように無秩序による混乱や(他者の)恐怖心、隔離を経験するのではないかと心配している」

 シエラレオネから2日かけてニューアーク・リバティー国際空港に到着したヒコックスさんは検疫所に案内され、入国管理官とみられる白い防護服に全身を包んだ男性からまるで犯罪者を相手にしているように大声で質問を投げかけられ、その場に3時間もとどめられた。

 空港では、西アフリカから帰国した医療関係者に対応する担当者が決まっておらず、誰もヒコックスさんをどうすればいいか把握していないようだったという。

 ヒコックスさんの体温は到着時には36.7度と平熱だったが、気が動転して興奮したためか到着から4時間後の検温では38.3度と発熱が疑われ、うちひしがれていたヒコックスさんはさらに3時間にわたって部屋に一人で置いておかれた。

 その後、病院に連れていかれた際には合わせて少なくとも8台の警察車両がサイレンを鳴り響かせ、ランプを点滅させながら車列を作った。こうした中でヒコックスさんは、一体自分が何の悪事を働いたのだろうと頭を悩ませ、これから帰国してくる多くの同僚たちが、自分と同じ目に遭うのだろうかと不安に思ったという。

 病院に到着後の検温ではヒコックスさんの体温は平熱に戻っており、エボラウイルスの感染を調べる血液の初期検査でも陰性だった。【翻訳編集】 AFPBB News
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まぁ、囚人扱いはよくないとは思いますが、潜在期間があるので、それまで監視下にいるほうが良いのかもしれません。


というのは、新たに感染の疑いになる人を増やさずにすむからです。


・・・というか、本当の意味で体制が取れていないようですね・・・A^^;



日本では、報道がN.Y.の感染者の話題でエボラ出血熱の話題で、てんこもりになっていましたが、医療や理学的にまともに民間に伝えることができていたのは、ほんの一握りです。


何事もなければ、エボラ出血熱について、小出しで少しずつ取り上げていきます。


一つだけ言えることは、エボラウイルス自体については、感染力が弱く、普通の石鹸でウイルスを除去することが可能です。


正しく知識を得て、国民全体で防疫すれば、終了宣言は可能です。


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