<エボラ出血熱>マリの少女は亡くなったのですねぇ・・・。 | Just One of Those Things

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米国の感染者の話は次にまわします。


マリのほうでは、下記のように報道されていました。


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マリで初のエボラ感染者を確認、2歳女児に陽性反応
2014年10月24日 07:00 発信地:バマコ/マリ


【10月24日 AFP】西アフリカ・マリの保健省は23日、同国で初となるエボラ出血熱患者を確認したと発表した。患者は最近ギニアに渡っていた2歳の女児で、マリ西部ケーズ(Kayes)の病院に22日に搬送された後、ウイルス検査で陽性反応が出たという。女児とその接触者らは隔離されたとしている。(c)AFP
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もう少し詳しく見ていきましょう。


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エボラ熱 西アフリカのマリで“初”の感染確認
テレビ朝日系(ANN) 10月24日(金)7時58分配信


 エボラ出血熱の感染が拡大するなか、西アフリカのマリで初めて感染が確認されました。

 ロイター通信によりますと、エボラ出血熱の感染地域である隣国ギニアから最近、入国した2歳の女の子がエボラ出血熱に感染していることが確認されたということです。マリの保健相が23日、国営テレビで明らかにしました。この女の子の母親は、数週間前にギニアで死亡したということです。エボラ出血熱が原因かどうかは分かっていません。.

最終更新:10月24日(金)14時39分
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母親はギニアで死亡したようです。


もう少し、詳しく見てみましょう。


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マリで初のエボラ感染確認、西アフリカで6カ国目
ロイター 10月24日(金)9時57分配信


[バマコ 23日 ロイター] - マリ当局は23日、同国で初めてエボラ出血熱の感染者が確認されたと発表した。エボラ熱の感染者が確認されたのは西アフリカで6カ国目となる。マリのコネ保健相は国営テレビに対し、感染が確認されたのは同国西部Kayesの2歳の女児と発表。

女児は最近ギニアから入国した。22日夜に病院に収容され、早期の治療で容体は改善しているという。

匿名の保健省当局者によると、女児の母親は数週間前にギニアで死亡。その後、女児は親族と共にマリの首都バマコに到着し、同市に10日間滞在していた。
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容体は改善しているとのことで安心していましたが・・・。


WHOの報告で、死亡していることがわかりました。


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エボラ熱感染、1万人突破=死者5000人に迫る―WHO
時事通信 10月25日(土)18時37分配信


【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は25日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱について、疑い例を含む感染者が23日までに計1万141人に達したと発表した。

 感染者は9月中旬から1カ月余りで倍増。11月中に2万人を超える恐れがあるとの予測が現実味を帯びてきた。死者は4922人。

 各国政府やNGOはWHOと連携し、対策に全力を尽くしているが、リベリア、シエラレオネ、ギニアで猛烈な勢いで感染が拡大。ナイジェリアなど2カ国で「終息宣言」が出たが、ギニアの隣国マリで新たに感染者が発生したほか、米国でも医師が陽性と診断されるなど、封じ込めは難航している。

 国別の死者は、リベリアが2705人、シエラレオネが1281人、ギニアが926人、米国が1人、マリが1人。終息宣言が出たナイジェリアでも計8人が犠牲になった。医療関係者は計450人が感染し、死者は244人に上っている。
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これで調べていたので、ブログの更新が遅れました。



なお、西アフリカ3カ国については、正確に情報収集できるような状態でないため、3カ国における感染者数と死者数は報告されてきたものだけで挙げられているので本当の人数は定かではありません。


感染者数や死亡者数が増えたといっても、これまでわかっていないものが上がっているケースが多く、まだ感染者数や死亡者数が多いと見られるため、広がっているというよりも、エボラ感染が拡大していたとみてよいでしょう。



さて、マリの少女がどうなったのか、これを確認するために調べました。


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エボラ熱、マリは「非常事態」 患者は1万人超える WHO
AFP=時事 10月26日(日)8時52分配信


【10月26日 AFP】西アフリカのマリ当局は25日、2歳の女児が同国で初めてエボラ出血熱により死亡したことを受け、国民の間の恐怖感を和らげようと動いた。


イブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領はフランスのラジオ局のインタビューで、国民がパニックを起こさないようあらゆる措置を取ると述べた一方、エボラ熱が猛威を振るっている隣国ギニアとの国境を完全に封鎖することはできないと述べた。

 世界保健機関(World Health Organization、WHO)は、マリは「非常事態」にあるとするとともに、エボラ熱患者の最新のデータを発表した。これによると、報告されたエボラ出血熱の患者は1万141人で、うち4922人が死亡した。

 米国のニューヨーク(New York)州とニュージャージー(New Jersey)州は、西アフリカでエボラ患者の治療に当たった医師がニューヨーク(New York)市でエボラ熱と診断されたことを受けて、西アフリカでエボラ熱患者の治療に当たった後、米国に入る医療従事者に21日間の隔離措置を義務付けることを決めた。【翻訳編集】 AFPBB News
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・・・ということで、少女は回復に向かっていると報道されていましたが、少女は死亡したようです。


まことに残念です・・・。


マリについては、必要な基礎的な知識と対処法を国民に伝えて、二次感染を起こさないよう、エボラウイルスの進行を阻止することが必要だと考えます。


6月を越えた時点でエボラウイルスVS人類となっています。


多大な犠牲者を出すと思いますが、人類が勝利すると良いですね・・・。



次こそは米国の感染者について取り上げます。


そのあとで、国内でパニックを起こさないように、エボラウイルスについてわかりやすい物を取り上げていきます。


実質の医療系や学説についてのエボラウイルス関連については、その後になることと思います。

ではまた。


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