鳥居の由来 | Just One of Those Things

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鳥居は、神域にあたる神社の入り口に配置されており、神域に入る門と言われています。


鳥居には、「神明鳥居」「明神鳥居」「八幡鳥居」「稲荷鳥居」「鹿島鳥居」「春日鳥居」「「山王(日吉)鳥居」「両部鳥居」「三輪鳥居」「住吉鳥居」などさまざまな鳥居があります。(参照:鳥居 - Wikipedia


もっともシンプルなタイプの「神明鳥居」では、二本の柱の上に笠木を置き。その下に貫を入れて柱を連結したもので、構造上からは笠木の下に島木のあるものとないものがあります。島木があるタイプのもっともシンプルなスタイルが「明神鳥居」です。


鳥居は神社に邪悪なものが侵入しないようにとの意味で建てられているとも言います。或いは神域を守るためのもの(門)とも言います。


また、参道は産道に通ずるといい、鳥居をくぐることによって、新しく生まれ変われることが出来るとの解釈(参拝には祈願や厄払いなどが一般的ですから、これは気持ちの問題や、個人の生き方などのある意味合いでしょうが)もあります。


鳥居の起源は明らかではありませんが、鳥居という言葉から鳥が居るとの意味に解する説もあります。これも間違っているとも断言できないもので、「鳥」は祭祀のときに用いられることも多く、神聖なものと考えられており、記紀神話には「鳥」が多く登場します。


鳥居の形はさまざまでありますが、それを大別すると「神明系鳥居(島木や額束があるのも含む)」と「明神系鳥居」とに分類されます。


神明鳥居は左右の柱の上部に、二本の横木をかけるというシンプルな形で、装飾も少なく、また、下部の横木は柱から対出ていないものです。代表的なものは、伊勢神宮の宇治橋の前に立つ伊勢鳥居、靖国神社の大鳥居、大分県は宇佐神宮の宇佐鳥居、鹿島神宮の貸間鳥居、京都の野宮神宮の黒木鳥居など。これらにはそれぞれ独自の型があります。


(特に、八幡神の場合には、社(屋内の社)の場合でもちゃんと型がありまして、特注で極上なものであると小さなものでも上で十万円単位で得上であるほど五万円単位にあがっていきます。)