万年筆を漁りだした4年前、廉価な万年筆で凄いな~と勘当したのがPREPPYさん。
漫画を描くのに、つけペンでインクを浸けて描いて、描けなくなってまた浸けてってあの怠い反復、あれをしないで済むな~って思って、本体より高いコンバーターを奢ってカーボンインクを入れて居た。
上が0.2で下が0.3。0.5もあったはずなのだが、何か改造で餌食にしたかも知れない。
一応ニブにインクは液体で付着している様だ。
廉価な万年筆だけど、首軸内にインクを沢山保持出来る様に、凄いスリットがある。万年筆ではなくシャバい水性ボールペンなんかでこの機構を見かけたのはもう40位前か?それが万年筆にも使われると、ココに保持されてるインクだけでカートリッジ1本分に迫るくらいはありそうだ。
顔料インクでこのスリットの隙間に、カーボンが溜まって固着しちゃいそうって思ってたが、最悪は買い換えりゃ良いって出来るのが廉価な万年筆の良いところ。とりあえずまだ使えるのかノ検証です。(笑)
見るからに綺麗にならなそうです。
一応、キャップを開けてそのまま筆記。
インクは僅かに残ってて、結構粘っこい感じですが、何回か書き直して書けました。
これはキャップ内にあるバネで首軸に嵌まって密閉させる2重キャップの効果でしょう。
一応コンバーターにはインクが残ってる様に見えますが、内側にインクが薄く残ってるだけなのか?押し出す気で摘まみを回しましたがニブからはインクは垂れませんでした。首軸内に溜まるスリットのせいで、首軸にインクが満杯でも無い限り、ニブからは垂れません。(笑)
とりあえず、コンバーターは綺麗になりました。若干ピストン弁が止まってた位置に痕がある感じ。※ 分解して拭えば良かったと2本目で気付くwww
ダイソーの注射器の針を外して、首軸に当てがって強制的にニブ洗浄。
1回目でまあまあ綺麗になった。一応はカーボンは固まってはいないっぽい。
2回目洗浄してこれくらい。
3回目洗浄でこれくらい。
ニブとペン芯を首軸から外し、首軸だけで洗浄します。
何だかんだと色々とやってこれが限界。
まあまあスリットが見える様にはなったので、綺麗になった方でしょう。当初の予測であるカーボンでの目詰まりも無いのでまだ充分使えそうです。
ただ水性顔料インクとは言え、黒く残ってるのはみんなカーボンだう。
とりあえず0.3ッmあしゅうりょうか、
次は0.3mmより頑固そうな0.2mmです。
面倒臭いのでさっさとニブ外しです。
う~n、ガッツリインクまみれで綺麗になりそうな気がしないwww
注射器で1回目洗浄。
全然インクが出て来ないで真っ黒け。
注射器で3回目洗浄・・・マジで落ちない。
首軸を口に当てがって、空気を吹き込んでを何回か繰り返し、これが限界。orz
真ん中の灰色部分は水と思われるので、まあ真っ黒のインクは残って無いと思う。
なんで0.3mmの様に行かないのかと確認したら、0.2mmはコンバーターの中に入る部分が円い筒ではなく、マイナスになって居た。なので、注射器の針も突き通せない。
これのせいでイマイチ貫通がよろしくない感じです。
とりあえず、カーボンの固化はありませんでした。
同じカーボンインクを使い続けるのであれば、問題なく使い続けられ、何ヶ月かの放置くらいでは2重フタのお陰で大丈夫と思われます。ただインクは蒸発は徐々にするので、放置後の使い始めは残ってる粘っこいインクを綺麗に洗浄するか、もしくはインクで伸ばしちゃうかすれば大丈夫でしょう。
インクを満タンにしつつ、インク瓶につけペンの様に浸して使うのが、1番ストレス無く絵を描けると思います。代アニに行ってた頃に、Preppyがあったらどんなに良かった事か。良い時代になったものだ。
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