我が家の太ニブって余りないなぁ・・・ MONTBLANC&Pelikan編 | 萬屋あっちゃん商店 レンズ・万年筆沼にようこそ♪

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白鳥は 哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ   

中途半端にハマると勿体ない。ドップリとハマると精一杯楽しめます。(笑)

ヌルヌラと気持ち良く筆記出来る太字な万年筆。MONTBLANCとPelikanで見て見ると、この3本くらいしか見当たらなかった。
上からMONTBLANC #254、MONTBLANC MEISTERSTÜCK 144、Pelikan MK30。

 

なんとこの3本は全て嵌合式・・・あたしゃ嵌合式って嫌いなのよ。(笑)
ガキの頃はあの「カチンッ」って嵌まる音が格好良かった。でも、万年筆に至っては「密閉度が低い」ので、インクが換装し易く漏れ易い・・・中には嵌合式なのになかなかって物もあるけど、基本的に信頼は置いてない。

 

満身創痍の254・・・3Dプリンターで天冠を作ってやらなきゃいけないし、ボンディックでキャップの割れも塞いでやらなきゃいかん。そんなだけどニブは頗る快調。
144は首軸端の金鍍金がだいぶヤレて来て居る。144のが嵌合式で嫌じゃってのと同じく、この鍍金が嫌じゃwww 嵌合式でキャップ内でこの鍍金部分にストッパーが嵌まるので開け閉めをすればするだけ鍍金にダメージが行く。146とかみたいに鍍金無しの方が絶対に良い。
MK30は後のPelikanoの前身みたいなもんですが、烏天狗みたいな三角ニブがイマイチダサい。見ただけでは絶対にそう思う人だらけなのであるが、太めな奴を使うと超~柔いので、

柔ニブ好きはイチコロで参ってしまう。(笑)
 

こうやって見ると254はMっぽい気もするのだけど、私的には太いニブの範疇に入る。ウイングニブで撓む為に少し字幅が太く作用してる感じはする。
144は確かBBだったと思う。数本持ってた144であるが、何本も要らんなぁって思ってドナドナするのに、他じゃそうそう選ばないBBを残した。MやFはごまんと居るからねぇ。
MK30はハート穴が開いてない。これ丸い刻印までドリルで穴を開けたら、更にデロデロな柔ニブになるか?と思うのだが、金ニブだと強度が弱くなって破綻してしまう可能性が高い。鉄ニブモデルなら試したいところである。

 

筆記サイズはさほど変わらん。

 


筆記した感じはこんな。
どれもFlexでは無いけど、一応撓る。254はウイングニブですから柔らかく撓る。ニブの長さは短いのにMK30も同じ位撓る。144も全金ニブなのでバイカラーニブよりはソフトです。
抑揚の付かない筆跡ですから大好物ではないけど、太ニブ好きがヌラヌラと文字を書いてニンマリするのはよく解る。これもまた万年筆の醍醐味で気持ち良いもんね。
サラサラとストレス無くメモるなら、インクフローも潤沢で掠れないこう言う奴等が1番良い。

 

MK30のコンバーター。現行品のMONTBLANCに流用出来る奴より古いタイプ。


現行品と並べるとこうなる。
コンバーターの長さはほぼ同じ。挿さる部分の外径が違う。

 


現行品のコンバーターは144に挿して使って居るが、長い間使って居るとこの口の部分に問題が出て来る。ガバガバになったりグラグラする。古いコンバーターの外径が太い方が、首軸の内径に近くなって、強度的にはそっちの方が良い様に思うのだけど。材質もこの黒い樹脂より白い樹脂の方が良さ気。
 

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