実はこっちが本題だったけどレッドブルの失速が楽しくて長くなった。
角田選手は惜しいアレでしたな。
まさかのQ1トップ通過。
アレはストロールのクラッシュで後続のドライバーが計測しなかっただけで、実力の1番ではないです。
とはいえレッドブルのペレスを撃破してのQ1トップ。これまでのアルファタウリの戦闘力を考えれば、期待するなというのがムリというモノです。
からのQ2は実質ノータイムですよぐっはあ。
アタック1回目でタッペンにひっかかり、2回目はブレーキング失敗(?)。
路面のゲイン関係ないQ1のタイムそのままでも6位か7位で通ってたんですよね。すげえ惜しい。もったいない。
と言いたくなるところですが、結局のところタイムを出すところまでがレース。ひっかかるのもレース。失敗するのもレース。
タッペンにひっかからないところでアタックできていれば、そもそもQ2逝けるタイム出せてるだろうし、2回目のアタックの失敗もないかもしれない。全て含めてレースのうちです。
しかし角田選手の一番の失敗は、ブレーキング失敗したことでもQ3進出を逃したことでもないんですよ。
ローソンが10位でQ3に逝ったことです。
角田がQ3進出のタイムを出していれば、つまりそれなりのアタックができていれば、ローソンは11位。Q2落ちだったんですよね。
角田は自分の順位を失うと同時に、来年のシート争いをしている直接の相手に、Q3進出を献上してしまったという。コレが一番の失敗。
そんなのは結果論だからドライバーが気にすることでもないアレでありつつ、ここだというタイミングをモノにできない、そういうときに外すのが重なると、それが実力になっちゃうんですよ。
結果で残るのは角田15位でQ2落ち、ローソン10位でQ3進出。それだけ。
まず自分がいい結果を出すということが一番大切で、みんなそこを目指すわけじゃないですか。それは同時にライバルの順位を奪うという意味で、自分のアドバンテージになります。
FPのタイムを見ても、Q1のタイムを見ても、まだ角田の方が断然速い。
ローソンはQ2もQ3もそんなにタイム上げられてないし、トータルのベストラップで角田よりコンマ2くらい遅い。3レース目としてはだいぶ優秀だけど、現時点で角田より能力は高くはないです。
角田選手の方が断然速いのに、話題性や将来性も含めてローソンの方が速く見えてしまうという。
レースってコワイネ!!