タコクラゲの初期ポリプの餌として、アルテミアは大き過ぎるし元気過ぎるので、ポリプに衝突するだけで捕まえる事は出来ません。
そこで、シオミズツボワムシを入手しました、これまでもワムシを使った事は有りますが、効果が発揮できずに、また、定常的にワムシを必要とする口の小さなクラゲやポリプを飼育していなかったので、クロレラの維持やワムシの維持が手間だったのでやめていました。
以前ワムシを使った時には、どれだけ食べているのか、どの位の間隔で与える必要が有るのかが良く分かりませんでした、今回も同様の疑問が浮かんでいます、例えば、ミズクラゲのポリプとアルテミアの関係なら、ミズクラゲのポリプがアルテミアを食べると、体がオレンジ色に変わります、増殖させる時期やストロビ前には、いつもオレンジ色を保つように毎日与えて、維持するだけの時期には、ポリプの体が白くなっても触手が元気に伸びていれば良く、ポリプが増殖しても困るので、1~2ヶ月に一度程度の餌やりをしていました。
ワムシの場合は半透明なので食べても色変化は有りません、胃腔の膨らみ具合で判断するしか無い様です。
タコクラゲのポリプがワムシを捕食している所をコマ撮りして見てみました。
【動画】YouTube
BGM: Autumn Stroll written by Fukagawa
ワムシのサイズは、孵化直後から成熟個体で随分大きさが異なります、今回の成熟個体はアルテミアの孵化直後位の大きさで非常に大きいです。
赤矢印はワムシを捕まえている状態を示しています。
編集直後は捕まえているだけで、上手く食べられていないと思っていました、見難い画像ですがよく見ると、右側のポリプが排泄をしているのが見えます(9/30 20:49頃から9/30 21:46に掛けて青矢印で示していますが、口を一杯に開き排泄動作をしています)
青矢印を入れていませんが、左のポリプも撮影開始時点で、口の部分を頂点として出っ張っている様に見えます、排泄しようとしているのにワムシが触手に掴まって、そのワムシが外れた後でまた別のワムシが捕まる事の繰り返しで、完全に排泄できないまま動画が終わっているようにも見えます。
大きなワムシは全体は飲み込めていないようですが、卵とか一部の組織が食われているのか、コマ撮りで写しきれない小さな個体を食べている様です。
尚、この画像には映っていませんが、触手が16本を超えたあたりで、アルテミアが捕まり食べられています、タコクラゲのポリプの体がオレンジ色になっています。
タイムスタンプの9/30の表示の下でアルテミアの死骸が小さな生物に食われているのが分かりますか?このような目視ではわからない様な生物も餌になっているのかも知れません。
この動画の撮影時点では、プラヌラがまだ多く動き回っていましたが、本ブログを投稿した時点では、既にポリプになるか、委縮して更に白い点になって崩壊していました。
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