アクチヌラでしょうか?(最終回) | クラゲとふわふわ2

クラゲとふわふわ2

クラゲがいる生活にようこそ!クラゲとの日常の出来事を紹介、JellyClub Homepageより一足早く情報発信しています。

 最終回は、もう少しナマコらしい姿に育った様子をお見せする積りだったのですが、残念ながら、上手く育てられなくて、前回の動画の終わりよりも、多少管足が増えた程度で、それ以上には育たずに、50個体ほど居た幼生も、徐々に崩壊して行きました。
【前回の動画】Actinula Larvae? (Part 2)
https://www.youtube.com/watch?v=v18b_COfj4k

 東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所の幸塚久典様、和歌山県立自然博物館の山名祐介様、ご教示有難う御座いました。

 幸塚様からは、スクレロダクティラ属ナマコ類について、神奈川県三崎にも似たナマコが近い時期に採れたと伺いました。


01
ドリオラリア幼生

02
ペンタクチュラ幼生

03

04
ツルっとしていた表皮にブツブツが見られ始める。

05

06
ブツブツしていた表皮は、うろこの様に分かれている様に見える。

07

08
管足が随分増えて7本ほどになってきた。

09
死んで崩壊したようだ。

10

11
生きている個体の周りにも、表皮が脱落して落ちている。

12
最後に残った1個体も、もうダメかも知れない。

 最後の画像の個体はまだ残っていますが、管足も触手も動かさないので、多分もう死んでいるのではと思いますが、崩壊するまでもう少し様子を見ます。

 40~50日頃まで位が正常に育ったのかも知れません、その後は餌が合わず耐えていたのかも知れません。

 多分、この頃が一番育っていた頃だと思います。
【動画】YouTube

BGM: Family Tradition | YouTube 音樂庫(香港)
https://www.youtube.com/watch?v=9f_ZV-J7C0M

 この頃は、個体差が有りますが、触手は5本、管足は7本ぐらいが多かったです。
 私の知る小さなナマコとして、イシコに近いとすると、5本の触手はもっとモジャモジャに別れ、菅足はもっと何列も出てくるのかも知れません。

 不思議な生き物だらけで、すぐ横道にそれてしまいます、皆様にお叱りを受けそうなので、クラゲに戻らねば!

 ブログタイトルに沿って投稿していきますが、多少横道にそれる事をお許しください。






【JellyClub】
クラゲ水槽の専門店です、オーダー水槽や飼育相談も受け付けています、クラゲの販売も始めました。
https://www.microbase.jp/JellyClub/  <- 詳しくはこちらをクリックして下さい。