本日のテーマ
【スローガン】
以前のことですが、読売新聞で沖縄における暴走族対策のユニークな取り組みが紹介されていました。
「沖縄には、暴走族をカッコいいと思っている若者が大勢いる」と語るのは、宜野湾(ぎのわん)署の宇良副署長です。
そこで発想を逆転させ、あえて“カッコ悪い名前”を募集したところ、685案もの応募が寄せられました。
最終選考に残ったのは、「よわむし族」「ゴキブリ族」などでしたが、最もインパクトが強いとして選ばれたのが「ダサい族」でした。
地元住民らはこの言葉をスローガンに掲げ、暴走族撲滅運動を展開しているそうです。
効果についてはこれからですが、スローガンを作ることで、住民と警察が同じ方向を向く“共通の軸”が生まれました。そのエネルギーが、「ダサい!ダサい!」という声となって広がれば、暴走族にも少なからず影響を与えるのではないでしょうか。
スローガンは、人々の気持ちを一つの方向へ向けるときに大きな力を発揮します。
団体が運動を行うときや、企業理念を浸透させる際にも、この「スローガン」が活用されます。
【スローガン】団体や運動の主義・主張を、簡潔に言い表した語句。標語。
(大辞泉より)
ただし、スローガンが漠然としていては、十分な効果を発揮できません。
「今、何をすべきか」「どこへ向かうのか」を具体的に示すことが重要です。
そのためには、現状を冷静に分析し、この状況で何が必要か、何を優先すべきかを考え、絞り込んで作り上げていくことが求められます。
例えば――
・チームワークが悪い場合
「思いを一つに、力を結集!」
・さらに実力を高めたいとき
「もっと上を目指そう!」
・接客のイメージを向上させたいとき
「明るい笑顔が最高のサービス!」
皆が同じ言葉で結ばれ、同じ行動をとるとき、士気は高まり、組織全体に活気が生まれます。
今、皆さんの環境には、どのようなスローガンが必要でしょうか。
スローガンは、皆の思いを一つにする力を持っています。