毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

【自分はまだ恵まれている(1)】

 

 

人生では、苦しみがつきものです。
誰でも、苦しみ、悩み、迷いながら生きているのではないでしょうか。

 

あなたは今までの人生で、

「自分はなんて不幸なんだ!」

と思ったことはありませんか?

 

 こんなに不幸なら死んだ方がましだ!
 なぜ自分だけがこんな思いをしなければならいのか!
 こんな人生なら生まれてこなければよかった!

 

ほとんどの人が、このような思いをしたことがあるのではないでしょうか。

 

今回は二回に渡り、「自分はまだ恵まれている」というお話です……。

 


そもそも不幸とは何でしょう?

 自分の思い通りに行かずに失敗してしまった…
 望みが叶えられなかった…
 苦しく辛い出来事が起こってしまった…
 大切なものを失ってしまった…
 想定外の悪い出来事が起こってしまった…

 

このような事が不幸の原因ではないでしょうか。
今まで整っていた穏やかな環境に突然変化が起こり不幸になってしまった。

病気、事故、人間関係、家族問題、失敗、死別、仕事やお金等のトラブルなどです。

 

 

そもそも人は、「何を基準に不幸や幸せを感じるか?」です。
わたしは、このことについて、いろいろな方々に聞き取りをしたことがあります。
その結果わかったことは、“人はそれぞれに自分自身で決めている幸せの基準がある”ということでした。


“自分の望み”“今まで上手く行っている状態”を基準にしていました。
その基準に叶わないと、不満や劣等感、そして不幸になると感じてしまうのです。

 

また、人と比較して、人より劣っていると思えば、運がない、不幸だと思っている人もいました。

 

わたし自身も同じように考えていたことがありました。
しかし、肝心なのは“何と比較するか”です。
その答えは、こんな人たちとの出会いが教えてくれました。

 

わたしが若い頃、交通事故で大きなケガをして左足を切断する宣告をされました。

その時に両足がない人に教えられました。
「まだ右足があるではないですか…」

 

子どもがたくさん欲しかったのですが、一人しか授かりませんでした。
その時に不妊治療で努力している人から教えられました。
「一人の子どもが授かれば恵まれています…」

 

 

わたしが幸せになれない原因が、

“自分が何を幸せの基準にしているかにある”

ということに気づかれた瞬間でした。

 

 

――つづく

 

 

 

 

毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

【理想の反対から学ぶ】

 

 

あなたは、この質問に何と答えるでしょう?


「あなたは善人ですか? それとも悪人ですか?」

 

 

答えは、次の中にありますか?
 善人である…
 悪人である…
 善人でも悪人でもある…
 善人でも悪人でもない…

 

自分は善人だと思っている人が多いのではないでしょうか。
人は、どこかで自分は正しいという意識があるのかもしれません。

 

本日は、「理想の反対から学ぶ」というお話です……。

 

 

このように自分を振り返ってみることで、生き方のヒントが見つかるかもしれません。
知らず知らずのうちに人に迷惑をかけたり、約束を破ったり、裏切ることになってしまったことはないか……。

 

「自分は善人のつもりでいたが、他の人にとって自分がやってきた行為はどうだったか?」


相手は、あなたのことを「善」と「悪」で見た場合、どちらの見方をするでしょうか。
もしも相手が、あなたのやってきたことを “悪”と思っていたとしたら、その人から見たあなたは悪人になってしまいます。

 

人生の中では、善の行為だけで接することができる相手と、できない相手がいるようです。
過ちや、勘違い、予測を外してしまい相手を裏切ることや迷惑をかけてしまうこと等があるものですが、人間は完璧ではありませんから仕方ないことかもしれません。

 

無意識のうちに善や悪を演じながら、何か大切な物事を学んでいるように思います。
善だけでも足りない、悪だけでも足りないことがあるようです。
また、もしも善だけで生きることができたとしても、本当の善の深さは身につかないでしょう。

 

ココからは「理想だけでは大切なものが見えない」というお話です。

 

白と黒の色がありますが、白だけのことしか知らなければ、黒に対し違和感や拒否反応を起こしてしまうこともあるでしょう。
しかし、白だけでなく黒を知ることにより、まったく逆のものを知ることができます。
すると、その中間の灰色の存在を知ることができるかもしれません。
そこで知識の幅が広がり、見方も変わることになり、白、黒、灰色があることを知ることができるのです。

 

これと同じように人生では、
 善と悪…
 喜びと悲しみ…
 愛情と憎しみ…
 健康と病気…
 努力と怠慢…

 

理想の反対にあるものを知ることにより、はじめて物事の幅や深さを知ることができます。

 

悪いことをした人が善に目覚めた時、善の道に導けることもあります。
また、苦しみがあるから幸せを感じることもあります。
大病をして、はじめて健康のありがたみがわかることはまさしくそれに当てはまります。

 

このように理想の反対のことから多くのことを学ぶことができるのです。

 

 

本日は、「深く学ぶための見方」というお話です。

 

 

 

毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

心の持ちようでこんなに変わる】

 

 

同じ事をしても、心の持ちようで、ずいぶん違うように感じることがあります。
例えば、仕事をしている時、
 長く辛く感じる…
 短く楽しく感じる…

 

朝、早く起きられず、いつも起こしてもらっている人が、楽しいゴルフの時は自分から起きてくることもあります。

 

楽しい時や自分の好きなことは、進んで積極的にできるものです。
これも“心の持ちよう"“なのでしょう。
ならば、今まで嫌々やっていたことも、楽しいと思えれば、進んで積極的にできることになります。

 

本日は、「心の持ちようでこんなに変わる」というお話です……。

 

 

――ある少年の願い――
少年は山を越えながら通学していました。一人で通学する道のりは、遠く、時には獣に怯えながら、遅くなると暗闇に、悪天候など危険な時もあります。「ああ、もっと学校が近ければいいのに……。この山さえなかったら……」一人で通う遠い道は、少年にとって恨めしかったのです。ある日学校に、美しい少女が転校してきました。なんと少女は同じ村に住んでいました。それから、一緒に通学するようになりました。遠い道のりは、話すことがいっぱいできました。そしていつの間にか二人は親しくなって行きました。ある日のこと、学校の帰り道に雨が降り始めました。傘は少女が持っている一本しかありません。思いがけない相合傘になった少年は、そっと祈りました。“雨がやまないように”“山がもっとさびしければ”“村がもっと遠ければいい”少年が今まで苦しめられてきた状況は、今は何も苦になるどころか、望むようになったのでした。

 

 

心が重ければ“一里の道も千里”に、心が軽ければ“千里の道も一里になる”のですね。

 

もう一つのお話をご紹介しましょう。
つまらない仕事に意味を見出す方法です。
渡辺道子氏著『「ひと」として大切なこと』より。

――意味を与えて生きる――
(略)皆さん方も、もしかするとほんとうに単調な、キップをもぎる作業とか、一つひとつにハンコを押していく作業、たくさんのパンフレット、チラシを折っていく作業とか、そういう作業を、これからなさらないとも限らない。その時に、その仕事をつまらないと思うのも、その仕事を通して自分が豊かになるのも、皆さん方次第だと思うんです。つまらない仕事だと思ってチラシを千枚折るのと、この一枚ごとにどこかで誰かが幸せになりますようにと祈りながらそのチラシを折ることと、または自分の悩みごとがあれば、このチラシを一枚折るごとにその悩みがちょっとでも解決しますようにと心を込めて祈ることと、チラシは同じ三つ折りにできていくかも知らないけれども、祈っているわたしが変わります。それは、時間というものをたいせつに使うことだと、私は思っているんです。(略)この世の中に雑用はありません。あなたが用を雑にした時に雑用が生まれるのです。

 

 

同じことでも心の持ちようで、やる気を出すことも、自分のためになるようにもできるのです。

 

 

本日は、「心の持ちようの大切さ」というお話です。