本日のテーマ

【人生の達人は人の批判を気にしない

~心の対策をする~】

 

 

SNS、新聞、週刊誌を見れば、批判の嵐が吹き荒れています。

批判されるのにはそれなりの理由もあるのでしょうが……。

 

 

人は他人かの批判を気にしたり恐れたりするものです。

批判は、誰もがされたり、する立場にあるのかもしれません。

例えば、

 仕事のやり方を批判する…

 人のファッションを批判する…

 映画を見て、面白くなかったとき、その映画や監督を批判する…

 

日常生活の中で、自分自身が批判する立場になっている場合も意外とあるものです。

そのくせ、自分が批判されることは嫌がるのです。

人間は自分勝手な生きものなのかもしれませんね。

 

批判は、いつか自分に向けられることになるでしょう。

特に何かを成し遂げたり成功したりした人、能力のある人に対しては世間では風当たりも強くなり批判も多くなるようです。

 

批判に負けないためにも、いざという時のために対処策も考えておきたいです。

そこで、わたしはこう考えました。

「批判に対し無神経になることが大事」

 

批判を恐れたり気にしていたりしたら何もできなくなり、かなりのストレスになってしまいます。

また批判を気にすることは、批判者のペースに乗ってしまうことがあります。

 

そもそも批判者は批判に対し責任を持っていないことが多いようです。

ただ批判しているのです(嫉妬などで…)。

そこをしっかり頭に置きたいですね。

 

批判されたときの対処策として、

 自分がしっかりする!

 批判を気にせず、自分の意志を貫き通す!

これを実践したいものです。

 

わたしは批判に負けないように、この二人の言葉を参考にしています。

 

■米国の心理学博士 ウエイン・ダイアー博士の言葉…

「自分の意思で左右できるのは、他人の評価に対する自分の態度だけ」

 

■ブッダの言葉…

「理性ある人に批判されないよう頑張りなさい」

(理性を持たない人からの批判は気にしないで理性を持っている人からどう思われるかを気にしなさい)

 

【理性】本能や感情に左右されず、冷静な判断に従って物事を正しく判断する力であり、真と偽、善と悪を識別する能力。

 

特にこの“理性を持っている人か持ってない人”かが重要です。

人は嫉妬や憎しみ、気に入らないという気持ちから批判をするケースも多いからです。

理性ある人はそんな批判はしません”

ココをしっかり見分けたいですね。

 

批判を気にすれば、自分の心が動揺します。

大きな人物は、強い心を持ち備えていて、批判の対処策を持っているようです。

 

 他人に対してする批判対策(批判をしない)…

 他人からされる批判対策(防御策)…

 

しっかりとした批判対策を持ちたいものです。自分づくりのために。

 

 

 

 

本日のテーマ

【自分が本当に好きな事を知る

~そのために先に知っておくこと~】

 

 

ある時に気づきました。

「自分を知っているつもりだったが、じつは知っていなかった!」

 

充実した人生を送るためには、物事の本質を見つめる必要がありますが、その一番基になるものに気づかなければなりません。

その基となるのが“自分を知る”ことでした。

 

人生や仕事にやりがいや生きがいを見出せないでいる人は、もしかして

 自分の好きな事…

 やりたい事…

を本当の意味で知っていないのかもしれません。

それを探すのは、

 楽しい時…

 嬉しくなる時…

 感動した時…

にヒントがあるのかもしれません。

 

それが、

 娯楽…

 趣味…

 特技…

などなのかもしれません。

 

しかし、娯楽では自分だけが楽しむ場合があります。

仕事や人生に“やりがい”や“生きがい”を見出すには、自分にとって“やる価値がある事をする“のだとわたしは考えます。

わたしの場合、“やる価値”とは、自己満足だけでなく周りに対する影響があります。

例えば、

 人のためになる…

 社会のためになる…

 何かの役に立つ…

こんなことが伴います。

 

自分の心が喜ぶ事にやりがいや生きがいを感じます。

今は自分が本当に好きな事をしっかり把握しています。

だから、それをしている時にはどんなに大変でも苦になりません。

この事を「生業(なりわい)」として生きて行くつもりです。

 

生業とは、

生きていくための職業。

 

今はこのようにハッキリ認識していることですが、ココまで来るまでに勘違いをしてきました。

以前、やりがいや生きがいを求めていた時に、なかなか見つけることができなかった自分がいました。

今考えると順番が逆だったのです。

 

それに気づいたわたしは、

 やりがいを持つ…

 生きがいを持つ…

ことよりも

 自分を知ること…

を先に考えました。

 

自分が好きな事や望んでいる事が分からないのに

 やりがい…

 生きがい…

を見つけることは難しいでしょう。

 

あの映画界の巨匠、黒沢明監督の言葉です。

 

 

「自分が本当に好きなものを見つけてください。見つかったら、その大切なもののために努力しなさい。君たちは、努力したい何かを持っているはずだ。きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事になるでしょう」

 

 

わたしはやりがい、生きがいを見出せない人たちの相談を受けてきました。

その原因のほとんどは、“自分との対話をしていない”というものでした。

 

自分を知ることは簡単ではありません。

時間と根気が必要になるからです。

まずは、先に「自分を知る事」をしっかりやってから次に進みたいものです。

 

 

 

 

本日のテーマ

時間を最大限有効に使うために

 

 

人はその時の立場や感情で、時間の流れ方が違うようです。


例えば、
人との待ち合わせで

 人を待つことや、店などのオープンを待って並んでいるなど、何かを待つ時間…
これとは逆に

 人を待たせる時間…

 

「楽しみで待ち遠しい時間」と「イヤな事をしなければならない迫る時間」

同じ時間でも長く感じたり、短く感じたりするものです。

 

更に時間の経ち方が違うのは人と別れる時、相手と一緒に居られる時の時間です。
もし愛する人が余命宣告されたら、また自分が余命宣告されたら。
愛する家族との過ごせる時間は、きっと人生で一番大切な時間になるでしょう。
そして、貴重であればあるほど早く過ぎて行くのかもしれません。
時間の大切さを再確認する時、この映画を思い出します。

 

2003年に日本で上映された映画『死ぬまでにしたい10のこと』です。



失業中の夫と二人の娘と暮らす23歳のお母さんが主人公です。主人公は余命2ヶ月と宣告されます。そして「死ぬまでにしたいことリスト」をつくります。
★ 娘たちに毎日「愛している」と言う…
★ 家族でビーチに行く…
★ 刑務所にいるパパに会いに行く…
★ 娘たちが18歳になるまで、毎年贈る誕生日のメッセージを録音する…
などがリストアップされました。

 

 

わたしはこの映画を鑑賞したときに思ったことは、

「その気になったら時間を最大限有効に使える」

ということでした。

 

また、こうも思えたのです。

「時間とはその価値を知っていなければ無駄に使ってしまう。だから、今一度時間の価値を考えなければならないし、そうでなければ本当の意味での良い人生はつくれない。人生は限られた時間しか用意されていないのだから……」