本日のテーマ

【伝える力】

 

 

自分が考えていることを相手に伝えるときは、相手が理解できるように話すことが大切です。
話は「伝えるため」にするものなのですから。

 

講演を聴きに行った際、講師の話が難しく、理解できないと感じることがあります。
自分自身の勉強不足もあるのかもしれませんが、専門用語を次々と使われると、知識がなければチンプンカンプンになってしまいます。
専門家を対象とした講演であれば仕方ない面もありますが、一般向けの場では配慮が必要でしょう。

 

話の上手な人は、会場の聴衆の表情を見ながら話すと言われています。
専門知識を前提としない講演では、難しい言葉を分かりやすく伝えることが、「伝える」ための基本なのかもしれません。

 

ポーズをとっているスーツ姿の男性

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作家の井上ひさし氏は、次のような言葉を残しています。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」

 

むずかしいことをむずかしく、やさしいことをむずかしく言うのは簡単かもしれません。
しかし、むずかしいことを分かりやすく伝えるには、深い知識と相手への思いやりが必要なのだと思います。
伝えるためには、それ相応の気遣いと準備が必要なのです。

 

■ピタゴラスの言葉…
「人間の心は三つの部分、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。知力と情熱は他の動物にも備わっているが、理性は人間にのみ与えられたものである。理性は不滅なり」

 

【理性】
・道理に基づいて物事を判断する心の働き。論理的・概念的に思考する能力。
・善悪や真偽を正しく判断し、道徳や義務の意識を自らに与える能力。
(大辞泉より)

 

 

本日のテーマ

【うわさ話】

 

 

一日の会話や雑談の中で、人の噂はどれくらい出てくるのでしょうか。
知り合い同士が集まれば、必ずといっていいほど、その場にいない人の話題が出るものです。

すべてが悪い意味ではないと思いますが、
噂されている人の良い話であれば良いものの、その多くはマイナスな話題になりがちです。

そして、時には悪口へと発展することもあります。

 

テーブル, 女性, 座る, 男 が含まれている画像

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人は誰でも、自分がマイナスな話題で噂されることを好みませんし、不快に感じるものです。

 

わたしは以前、自分に自信を持ち、自分が正しいと思い込んでいた時期がありました。

その頃は、平気で人を批判することもありました。

 

しかし、人生での挫折や人間学を学ぶ中で、少しずつ気づいたことがあります。
それは、「自分は人のことを言える立場ではない」ということです。

 

失敗すること、上手くできないことは、自分にも起こり得ることです。

そう考えるうちに、人のことを軽々しく言うべきではないと感じるようになりました。

 

自著でも悪口について触れています。
「自らの心を曇らせないために……」
心を曇らせることは、人生に悪影響の種を蒔くことです。

「悪口」とは、人を悪く言うことです。
注意したいのは、批判も感情が入り、度を越えると悪口になってしまうということです。そして、うわさ話の多くは悪口につながりやすいものです。

悪口を言っている本人は、悪口ではないと思っているケースも多いようです。
「本当のことだから」「悪く言うつもりはないけれど」と前置きすることもあります。
しかし、悪口かどうかを決めるのは、言っている本人ではなく、言われた人や聞いた人なのです。

 

 

私は、次のことを心がけています。
「噂や悪口を聞いたときは、『もし自分が言われていたら……』と考える」

 

■コリンズの言葉
「すべての人について良く言う人間を信頼する」

 

 

本日のテーマ

【苦しみの後の輝き】

 

 

もう20年も前のことになるでしょうか、

素敵な女性との出会いがありました。
大阪市在住のUさん、四十代(当時の推定年齢)の方です。
人生の艱難辛苦を乗り越え、前向きに生きておられる方で、そのお話に深く感動しました。

 

【艱難辛苦(かんなんしんく)】
たいへんな苦労。困難と苦しみ。

 

Uさんは、普通のOLとして働いていた二十代後半のある日、目が覚めると突然、身体が動かなくなっていました。
突発的なリウマチが、自由を完全に奪ってしまったのです。

 

 

前日までは、何の変哲もない日常を送っていました。
あまりにも突然で、にわかには信じられない出来事でした。

 

この日から、自由を奪う病との壮絶な闘いが始まりました。
両手両足の機能全廃という重いハンディキャップを背負い、そこから三年間、寝たきりの生活が続いたのです……。

 

毎日襲ってくる強烈な痛みは、骨が折れるほどの激痛だといいます。
それも、両腕、両脚すべて。
並大抵の精神力では、とても耐えられるものではありません。

 

あまりの痛みと、親や周囲の人に迷惑をかけているという思いから、Uさんは自ら命を絶とうとしました。
しかし――天に守られたのでしょう。
その異変にすぐ気づいたお母さんが、間一髪でそれを止めたのです。

 

Uさんは、そのときのお母さんの言葉によって、生きる決心をしたそうです。

 

「……息をしているだけでいいから、生きていてほしい!」

 

その後、Uさんは数えきれないほどの挑戦を重ねてきました。
画家、企業コーディネーター、カウンセラー……。

 

Uさんは言います。
「運命は、変えられる!」

 

<Uさんの言葉>

 自分の心を
 バリアフリーにすると
 すべてとひとつになれて
 その瞬間
 すべてが可能になる

 自分の中の可能性に
 目を向けて
 それに気づいたとき
 この世に生まれてきて
 本当によかったって
 思えるよ

 

 

この言葉を聞いて、わたしはこう思いました。
「人の体験こそ、生きた教科書である」

 

 

■ ゲーテの言葉
「あらゆる難関を乗り越えて、初めて真の安息が訪れる」