本日のテーマ
【強要は自信を持てない人間を作る】
自分に自信が持てない人の中には、幼い頃から自分の自然な感情に従って生きることを許されず、他者の価値観を押し付けられて育った人がいると言われています。
幼少期から
「これはこうしなさい」
「あれはああしなさい」
と指示され、自分で考え、答えを導き出す機会を奪われてしまう。
しかも、納得や理解がないまま、結論だけを強要されることも少なくありません。
具体的には、
「こういう人になりなさい」
「こういう人になってはいけない」
「この進路が一番だ」
「あの進路はだめだ」

といった形で教え込まれます。
その結果、本人が心の底では理解していなくても、「結論には従わなければならない」と思い込むようになってしまうのです。
結論だけを受け入れる癖がつくと、
自分の意思が育ちにくくなり、自分で考える力も限られた範囲でしか働かなくなる可能性
があります。
たとえ自分の気持ちと反していても、「答えはすでに決まっているから、それを選ばなければならない」と感じるようになります。
こうした積み重ねが、「自信の持てない人」を生み出してしまうのです。
これは子どもに限った話ではありません。
人に何かを教えるときに大切なのは、強要ではなく、次の姿勢ではないでしょうか。
1.問題意識を持たせる
2.自ら考えさせる
3.自分自身で一度、結論を出させる
その結論を受け止め、相手の考えを理解したうえで導くこと――それこそが「教える」という行為なのだと思います。
教える側が自分の都合の良いように相手を操作しようとすれば、いずれ無理が生じ、歪みが表面化することもあるでしょう。
わたしはこう考えます。
「強要とは押し付けであり、それは反発の種を蒔くことでもある」
■サミュエル・ジョンソン(18世紀イギリスの文学者)の言葉
「しっかりした知性のもつ変わりのない特質のひとつは、好奇心である」