一本の線の先に、何が見えたのか

 

 

私はこれまで、人や企業に関わりながら、さまざまなことを

学んできました。

 

問題が起きたときには、目の前の出来事だけでなく、その原

因を考えること。

 

何かを選ぶときには、本当に価値があるものは何かを考える

こと。

 

努力するときには、ただ頑張るのではなく、何のために、ど

の方向に努力するのかを考えること。

 

そして、学んだことを知識だけで終わらせず、実際に生かし

ていくこと。

 

これらは長い間、別々の学びだと思っていました。

 

しかし、これまでを整理してみると、ある共通点に気づいた

のです。

 

それは、物事をより良くしていくためには、目の前のやり方

だけでなく、その根本にある大切なことを見つめる必要があ

るということでした。

 

企業をより良くしていくことも、
人間関係をより良くしていくことも、
そして、自分の人生をより良くしていくことも。

 

そこには、共通する考え方があるのではないか。

 

別々だと思っていた経験や学びという「点」がつながり、一

本の「線」として見えてきたのです。

 

そして、その先に、もう一つの大切なことが見えてきまし

た。

 

私たちは、人生を良くしようとするとき、仕事やお金、生活

環境など、自分の周りにあるものを変えようとすることがあ

ります。

 

もちろん、それも大切です。

 

しかし、どんな環境にいても、その人生を生きていくのは自

分自身です。

 

それならば、人生をより良くしていくために、自分自身を育

て、変えていくことも大切なのではないか。

 

私は、そう考えるようになったのです。

 

では、自分自身を育てるとは、具体的にどういうことなので

しょうか。

 

そして、どうすれば、それができるのでしょうか。

 

この問いが、私の中で、さらに大きくなっていきました。

 

 

●今日、考えてみたいこと

 

あなたは、人生をより良くしたいと思ったとき、何を変えよ

うとしますか。

 

環境でしょうか。


仕事でしょうか。


それとも、自分自身でしょうか。

 

その答えを、11月から始まる『ソラの旅の物語』で、一緒に

考えていきたいと思います。

 

 

――明日へ、つづく。

 

 

 

人生で最後まで離れないもの

 

 

私たちは人生の中で、さまざまなものと関わりながら生きて

います。

 

仕事。


お金。


人間関係。


地位や立場。


生活する環境。

 

しかし、これらは一生同じとは限りません。

 

仕事を辞めることもあります。


お金を失うこともあります。


親しかった人と離れることもあります。


生活する環境が大きく変わることもあります。

 

では、人生の最初から最後まで、どんなときも離れることの

ないものは何でしょうか。

 

私は、あるとき、この問いについて考えるようになりまし

た。

 

それは、「自分自身」ではないでしょうか。

 

成功したときも、失敗したときも。


幸せを感じているときも、苦しいときも。

 

どんな状況になっても、自分自身と離れて生きることはでき

ません。

 

そして、その自分自身が、人生に大きな影響を与えていま

す。

 

例えば、同じ失敗を経験しても、

「もう駄目だ」と諦めてしまう人もいれば、
「この失敗から何を学べるだろう」と考え、次に生かそうと

する人もいます。

 

同じ出来事でも、その人の考え方や受け止め方によって、そ

の後の行動や人生の進む方向が変わることがあるのです。

 

もちろん、人生は自分の思い通りになることばかりではあり

ません。

 

しかし、自分が何を大切にし、どう考え、何を選び、どう行

動するか。

 

その積み重ねが、これからの人生を形づくっていきます。

 

私は、ここに人生をより良くしていくための、大切な何かが

あると考えるようになりました。

 

 

●今日、考えてみたいこと

 

あなたは、これまで仕事やお金、人間関係などについて、い

ろいろと考えてきたと思います。

では、一生付き合っていく「自分自身」について、どれくら

い考えたことがありますか。

 

 

――明日へ、つづく。

 

 

【「何をするか」の前に】

 

 

私は長年、人や企業の成長、改善に関わる中で、あることに

気づきました。

 

それは、同じことをしても、必ずしも同じ結果になるわけで

はないということです。

 

例えば、仕事で新しい知識や技術を学んだとします。

 

学んだことを積極的に仕事に生かし、自分を成長させていく

人がいます。

 

一方で、知識を身につけても、それを生かそうとしない人も

います。

 

企業でも同じようなことがあります。

 

社員を育てるために、新しい教育制度を導入したとします。

 

社員の成長を本気で願い、一人ひとりに向き合う会社もあれ

 

ば、制度をつくっただけで終わってしまう会社もあります。

 

同じ制度でも、その結果には違いが生まれます。

 

では、なぜ違いが生まれるのでしょうか。

 

もちろん、能力や環境など、さまざまな条件も関係します。

 

しかし、私はその根本に、もう一つ大切なことがあると考え

るようになりました。

 

それは、「何をするか」だけでなく、「何のために、どんな考

えや姿勢で取り組むのか」ということです。

 

どんなに良い方法を知っていても、それを生かす人の考え方

や姿勢によって、結果は変わってきます。

 

私は、ものごとをより良くしていくためには、やり方を考え

る前に、まず自分自身の考え方や姿勢を見つめることが大切

 

なのではないかと思うようになりました。

 

 

●今日、考えてみたいこと

 

あなたは何かに取り組むとき、


「どうすればうまくいくか」だけでなく、

 

「何のためにするのか」「どんな気持ちや姿勢で取り組むの

か」

 

を考えたことがありますか。

 

 

――明日へ、つづく。