一本の線の先に、何が見えたのか
私はこれまで、人や企業に関わりながら、さまざまなことを
学んできました。
問題が起きたときには、目の前の出来事だけでなく、その原
因を考えること。
何かを選ぶときには、本当に価値があるものは何かを考える
こと。
努力するときには、ただ頑張るのではなく、何のために、ど
の方向に努力するのかを考えること。
そして、学んだことを知識だけで終わらせず、実際に生かし
ていくこと。
これらは長い間、別々の学びだと思っていました。
しかし、これまでを整理してみると、ある共通点に気づいた
のです。
それは、物事をより良くしていくためには、目の前のやり方
だけでなく、その根本にある大切なことを見つめる必要があ
るということでした。
企業をより良くしていくことも、
人間関係をより良くしていくことも、
そして、自分の人生をより良くしていくことも。
そこには、共通する考え方があるのではないか。
別々だと思っていた経験や学びという「点」がつながり、一
本の「線」として見えてきたのです。
そして、その先に、もう一つの大切なことが見えてきまし
た。
私たちは、人生を良くしようとするとき、仕事やお金、生活
環境など、自分の周りにあるものを変えようとすることがあ
ります。
もちろん、それも大切です。
しかし、どんな環境にいても、その人生を生きていくのは自
分自身です。
それならば、人生をより良くしていくために、自分自身を育
て、変えていくことも大切なのではないか。
私は、そう考えるようになったのです。
では、自分自身を育てるとは、具体的にどういうことなので
しょうか。
そして、どうすれば、それができるのでしょうか。
この問いが、私の中で、さらに大きくなっていきました。
●今日、考えてみたいこと
あなたは、人生をより良くしたいと思ったとき、何を変えよ
うとしますか。
環境でしょうか。
仕事でしょうか。
それとも、自分自身でしょうか。
その答えを、11月から始まる『ソラの旅の物語』で、一緒に
考えていきたいと思います。
――明日へ、つづく。


