春というより初夏の東北（５）
‥初めての弘前城
植物園を出て、中濠にかかる杉の大橋を渡り
ます。
そしてこの南内門から二の丸にはいりました。
ここ下乗橋の向こうに天守閣、手前に桜とい
うこの角度が、いつもポスターなどでお目に
かかっている風景です。
今は桜の花はなく、開いてしまった葉っぱに
じゃまされている感じです。
下乗橋を渡りながら天守閣を見ると、その美
しさに驚嘆します。
弘前城は津軽統一を成し遂げた津軽家二代藩
主信枚が1611年に完成させた城です。
一度落雷により焼失しましたが、1811年に再
建されました。
どの方向から見てもキリッとした天守です。
天守にのぼり、上から見た下乗橋。
まもなく天守閣がこの場所から本丸中央に移
築されます。
下乗橋越しの天守は、もう見られなくなると
いうことになります。
本丸跡から見た岩木山。
やはり頂上が見えません。
八重桜はかろうじてまだ花が咲いています。
これは明治１５年に植えられた日本最古のソ
メイヨシノだそうです。
最後にまた天守閣を仰ぎ見ながら弘前城をあ
とにしました。
華やかな春彩の東北２日間
2015.5.9～5.10 阪急トラピックス