★台湾（１２）‥大自然の造形美、太魯閣峡谷
太魯閣は台湾東部にある大峡谷。
中央部の３０００ｍ級の山々を縫って流れる立霧渓が
長い年月をかけて浸食され、とても険しい峡谷が形成
された。
太魯閣は大理石の産地としても有名で、岩肌のいたる
ところに白い大理石が露出している。
下流はまだおだやかな流れ。
しかし水の色はとてもきれいだ。
突然、滝が現われたりする。
実は台風と大雨による土砂崩れがおきていて、しばら
くの間、立ち入り禁止だったと聞く。
現在は道路もかなり修復され、観光できるようになっ
ている。
切り立った絶壁がせまる燕子口。
入口の石碑。
両側の崖は狭いところで１６ｍだ。
体を乗りだしてほとんど真下を見下ろす。
遊歩道が整備されていて歩きやすい。
この道路は台湾の中央部で東西をつなぐ大切な道。
硬い岩を手で掘ってトンネルをつくった。
最大の難所と言われている九曲洞。
このあたりの岩肌の色は、みな白い。
と言うことは、大理石。
山と山が対峙して、峡谷をつくりだしている。
これがトンネルの中。
運転の上手なバスの運転手でないと、こすってしまう。
ワイルドなトンネル。
この一帯、白く見えるところはすべて大理石。
大理石の生産ではイタリアに次いで２番目と聞く。
この地域の難工事で命を落とした２１２名を祀る祠。
それが長春祠。
大理石を使った芸術的な彫刻を見た。
ここでも、布袋様は太っ腹！
９都市周遊台湾５日間
2012.8.31～9.4 クラブツーリズム