★マレーシア(9)‥独立の象徴、国家記念碑 | 新・駅から駅までウォーキング

新・駅から駅までウォーキング

歩けるうちは歩きましょう!

マレーシア(9)‥独立の象徴、国家記念碑


クアラルンプール市街の西に広がるレイク・ガーデン。
丘陵地帯に緑豊かな公園が続いている。
その一番北側に国家記念碑と無名戦士の記念塔が建っ
ている。


マレーシアでは第2次世界大戦後、日本軍が撤退し、
再びイギリスの支配に戻った。
その後、1948年から12年にわたり、連邦として独立
することをめぐり、共産党との闘争を繰り広げた。
その時、戦士した兵士の霊を慰めるために建立された。


まず無名戦士の記念塔。

私の好きなミステリと海外旅行


私の好きなミステリと海外旅行


さらに国家記念碑の建つ場所へと向かう。


私の好きなミステリと海外旅行


私の好きなミステリと海外旅行


私の好きなミステリと海外旅行


そしてこれが国家記念碑。

なぜかアメリカ的な印象。

それもそのはず、制作したのはアメリカ人だった。

私の好きなミステリと海外旅行


私の好きなミステリと海外旅行


独立の象徴とはいえ、亡くなった人の上に立つ兵士の
姿はどういうものだろうか。
この時闘った相手は、主に共産主義の中国人だった。

その後マレーシア連邦を結成するが、マレー人優遇の
政策をとったため、これに反対するシンガポールは
1965年に独立した。
また、ブルネイも連邦に参加せず、独立した国家と
なった。
多民族をまとめあげる難しさを物語っている。


現在、マレーシアには、イスラム教を信じるマレー系
の人々が約66%、仏教、道教を信じる中国系の人々
が約26%、残りをヒンズー教を信じるインド系の
人々が占めている。
過去、ポルトガル、オランダ、イギリス、日本などの
支配下から脱却し、タイや中国からの圧迫にも屈せず、
マレーシアは経済発展を遂げている。
うらやましい限りだ。


国家記念碑のすぐ横にビンロウジュの木。

私の好きなミステリと海外旅行


以前、人間を昂揚させる麻薬的な効果があると聞いた
あのビンロウジュ。
しかも熟れた実が落ちている。

私の好きなミステリと海外旅行


でも決して口にしたりしてません。
お天道様が上から見ているので。


自然溢れるマレーシアと近代都市シンガポール 
                     2ヵ国周遊7日間
2012.2.17~2.23 クラブツーリズム