マレーシア（４）‥ジョージタウンのハーモニー・ストリート
【世界遺産】ジョージタウン
ジョージタウンは不思議な街。
イスラム教のモスクに中国寺院、ヒンズー教の寺院に
キリスト教の教会と宗教的な建物が仲良く並んでいる。
マレーシアは多民族の国家である。
マレー系の人々、インドネシア人、バングラディシュ
人は主にイスラム教を信じる。
中国系の人々は、仏教、道教、儒教を信仰する。
インド系の人々は主にヒンズー教を信じる。
ヨーロッパ系はキリスト教を信じる。
このように多様な民族が、それぞれ異なる多様な文化
を当たり前のように容認しているところが素晴らしい。
いさかいなく一緒に暮らしている。
民族がぶつかりあった時に、対立するのではなく、
連帯していく道を歩んだからにほかならないからだ。
ここペナン島は中国系が他地区よりも多く、マレー系、
インド系と少数になっていく。
また、近年日本からの移住者も増えていると聞く。
トライショーに乗って、リトル・インディア周辺と
ハーモニー・ストリートを巡ってみる。
これはスリ・マハ・マリアマン寺院。
1883年に建てられたジョージタウン最古のヒンズー教
の寺院。
色鮮やかな彫刻が施されている。
中国系寺院は観音寺、クー・コンシ、ヤップ・コンシ
などがある。
自動車が邪魔をしているが、寺院はその向こうにある。
そしてカピタン・クリン・モスク。
１９世紀初めにイスラム教徒によって建てられた
モスクで、非常に美しくバランスのとれた感じがする。
それから、コムターはジョージタウンで一番高いビル。
６５階建てで、散策の目印になりとっても便利だった。
このビル、昔はヤオハンだったと聞く。
リトル・インディアは小さなエリアにカレー屋や
サリーを売る店、スパイス店などがかたまっていて、
まるでインドそのものだった。
インドの音楽がガンガン大音量でかかっている。
また、メイン・ストリートのハーモニー・ストリート
は正式には、マスジッド・カピタン・クリン通りで
ここにイスラム寺院も中国寺院もヒンズー寺院も
一直線に並んで建っている。
多民族を象徴する通りと言っても良い 。
自然溢れるマレーシアと近代都市シンガポール
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2012.2.17～2.23 クラブツーリズム