お食事中の方、失礼!
私、こう見えてトイレにはめちゃくちゃ神経質なタイプ。
海外でトイレに行きたくなったら、まずホテルを探すか、新しくできたショッピングモールに駆け込むのがいつものパターン。
でも今回はメキシコ。しかもツアー。
優雅にトイレ探しなんてできるわけもなく——。
今回の滞在でいちばんの困りごと、それは間違いなく「トイレ」だった。
メキシコトイレの洗礼
①トイレットペーパーを流せない問題
これは他の国でもよくあるけど、使ったペーパーはゴミ箱に捨てるスタイル。
下水管が細くて詰まりやすいらしい。理屈はわかるけど、これが本当にきつい。
ホテルでも気を抜くと「うっかり流しちゃった…」ってなる。
正直、旅行中4回くらいはやらかした。ごめんなさい、メキシコ笑
②公共の場所での料金徴収(チップ)
ショッピングモールやバス停では、トイレ利用にチップ(5ペソ=約50円)を求められることが多い。
これは別に驚かない。海外あるある。
でも、50円払ってもペーパーが少ない、便座がない、流すのはバケツの水でジャー!ってなると、やっぱりガッカリする。
「お金払っても快適とは限らない」——旅の現実。
③便座のない「スクワット便所」
設備の不備もなかなか。
便座がないトイレ、久しぶりに出会った。大学1年でイタリア行ったとき以来。
あのとき勝手に名づけた、「スクワット便所」。今回メキシコで再会w
鍵が壊れてるくらいならまだいい。
温かい便座とかウォシュレットなんて贅沢は言わない。
せめて、座る場所だけはつけてほしい…!
トイレの恐怖でビールを封印?
前回訪れたメキシコは、22歳のカンクン。一大リゾート。特段困った覚えはない。
今回はリアルな生活の場。トイレ事情はなんとなく調べてた。
不便そうな予感がしたから、ポケットティッシュとウェットティッシュを山ほど持参。でも結局あんまり使わずに余って帰ってきた笑
問題はそこじゃない。
トイレが怖すぎて、ビールが飲めなかった。
ホテルに帰って寝る直前じゃないと安心して飲めない。
日中は水分まで控えるという暴挙に出た。
(※絶対にマネしないほうがいい)
結果、ちょっとお腹が動かなくなって帰国。
いや、むしろそのくらいで済んでよかったのかも。
帰国して感じたトイレという聖域
そして、トイレの呪縛から解放されたのは帰りのANA機内。
あそこはもう、完全に日本だった。
紙が流せる。
きれい。
便座がある!
流すボタンに手をかざして(タッチレス)、「しゅぽーーーーー」と吸い込まれていくあの瞬間、心の底から幸せを感じた。
トイレって、清潔さ以上に「安心」をくれる場所なんだなと思ったのだった。

メキシコシティの中央広場、「ソカロ」。
空港までトイレは我慢した笑

飲食店は比較的どこもきれいだった!
なぜかメキシコ最後の食事は、ソカロ広場近くでハンバーガー。夕飯時、自由時間が1時間。Googleマップで“メキシカン・高評価”を検索したらこの店が出てきて、「ハンバーガー?」と思ったけど、普通においしかった。
アボカド(ワカモレ)たっぷりで、なぜか妙に満たされた。
宿に着いた瞬間、プシューっと。
でもメキシコの宿は“ミニマル志向”が進んでいて、けっこう高級でも冷蔵庫が置いてないことが多い。
涼しい窓際にビールを置いて、少しでも冷やす。
楽しみにしていたテキーラは、おなかに刺激が強すぎる気がして、結局一度も飲めなかった笑
メキシコに持っていけばよかったもの
MagSafe対応のモバイルバッテリー。スタンド機能付きで、旅先での写真整理に最高。昨日の夜のマラソン中にポチッと。









































