望郷波止場
重松清の短編集「みぞれ」に収められている物語「望郷波止場」。
デビュー曲が一曲だけヒットし、今は、駅と港に挟まれた、
くたびれた飲み屋街の女将をしている羽衣天女。
この物語は、小学一年生の時に父を亡くした羽衣天女と、
少年時代から皆で協力して彼女を優しく守ってきて、今はそれぞれ
あまり人生がうまくいっていない背広、セーター、作業着の
男友達三人の物語。
23年振りにテレビで歌っている羽衣天女の応援団として
桟橋からの実況で、突然風呂敷をひらひらさせ
「はごろも、てんにょーつ!」「はごろも、てんにょーつ!」――
と絶叫して応援する三人組
肩を組んで、強くバインドし、力を合わせると、大きな相手も
かなわない、そんな生き方。
通りに出した看板の下にいる野良猫も強く生きている。
雪の羽衣を纏ったクリスマスローズ
腹は立てるな
大妻女子大学の創始者 大妻コタカさんの言葉
人は大きく・己は小さく・心は丸く・気は長く・
腹は立てるな。
若いときは字を書くことは苦手だったと書いてあったが、
心に残る書。
昨日は近くにある大妻女子大学博物館施設 生活科学資料館
で常設展示されている「大妻コタカの生涯と大妻教育について」
をお昼に見学。
劇団「饒舌パタヤ」の劇団長であり、上野毛のコージーな
立ち飲み・お座敷バー「風和利」のオーナーである
俳優の原田篤君はこの日、大妻女子大学で講演を
していたとのこと。
大妻コタカさんが大切にされていた言葉で、大妻女子大学の
学訓は「恥を知れ」。
己と向かい合って恥を自覚する一瞬を持つことが己を大きくする。
自転車専用道路
その昔、数十年前、ドイツに初めて出張した際、
舗道と思われる道路が微妙に複数に分かれている理由を知らずに
歩いていた場所が自転車専用ラインで、
後ろから自転車のベルに驚かされた経験がある。
ドイツやオランダでは当たり前の自転車専用道路。
自転車の活用が進み、遠距離の移動の際は、そのまま駅に入り、
電車に乗せて移動することもOK。
欧州文化の影響が大きいモントリオールでも
自転車専用道路が整備され、
街のあちこちには同じ形の自転車が何台もプールしてあり
年間契約料が78カナダドル(¥6,500位)で自転車の共有化
(シェアリングサービス)が受けられるとの事。
高齢者にとって自転車は脅威ともなり、狭い路で衝突され、
骨折事故となる例も多いし、狭い舗道で自転車からとすれ違う時に
ヒヤリとした思いを経験された方は多いはず。
環境面からはもっと利用したい自転車、自転車専用道路の
整備、共有自転車プールの設置等で安全かつ便利な自転車社会を
志向する事も豊かな国へのステップか
モントリオールの自転車専用道路と共有自転車プール




