ビッグ・フィッシュ
ティム・バートン監督の手により2003年に映画化
された作品。
ビッグ・フィッシュ、誰も信じないホラ話、は、
実話と作り話の境界が混沌としている物語を話し聞かせる事で、
周りの人々を楽しくさせる事を自分の使命として生涯を捧げ、
現在は病床にある南部出身の父と一人息子の
親子の心の対話を幹として、
愛する妻とのこれまでの人を綴った作品。
衣装、セット、映像すべてティム・バートンが心に描く
虚構の世界が忠実に再現されていた。
Almost Famous(あの頃ペニーレインと)で無秩序な
ロックバンドのギタリストを熱く演じていたビリー・クラダップが
本作では、外向的な父親(エリン・ブロコビッチで主人公を助ける
粘り強い弁護士を演じたアルバート・フィニーが好演)と対立する
内省的性格な息子をクールに演じ、
心豊かなエンディングを引き立てている。
花酵母 大吟醸 産学連携
世田谷は馬事公苑に程近い、東京農大短大醸造学科の中田先生の
研究室で生まれた花酵母。
文字通り、花から香味豊かで特徴ある清酒醸造用菌株を分離して
製品化に成功。
複雑で、人の感性に関係するフレーバーを,
化学物質名で正確には表現できないとは思うが、
花酵母を使う事で、ブドウ糖成分を持たない米から、
伝統の発酵文化で醸造する日本酒に、
リンゴの香り成分となるカプロン酸エチルや、
バナナ、メロンの果実臭を持つ酢酸イソアミル等の
エステルの生成量増加を、ppb単位ではあるが、
促すことができるとの結果が得られている。
我が国では日本酒の消費量は年々減少し、低迷しているが、
日本酒、特に吟醸酒は、アメリカ、フランス、イギリス等
海外で評価が高まっている。
吟醸酒に含まれるカプリン酸エチルは、
苦み成分ともなるが、白ワインの香味成分と同じ。
海外では手に入れることが困難な、
火入れをしていない「生酒」を楽しめるのは、
醸造地の日本に住んでいる我々ならでは。
暖かくなる季節、よく冷やして、お気に入りの日本酒を発見
したいもの。
花酵母で仕込まれた森本仙左右衛門商店(三重県)の
黒松翁大吟醸






