ペルセベス
エビやカニと同じ甲殻類のフジツボは我が国でも
以前から食用とされていたが、同じフジツボ目の
カメノテを食べたのは、20年ほど前に、地元の友人と
一緒に行ったビルバオのレストランで出された
“ペルセベス”が初めてだった。
北スペインのバスク地域の都市ビルバオは
日本に近い四季があり、緑が多く暮らしやすい地域
であると同時に魚介類の宝庫で、古くから
カメノテが食べられていたとの事。
ビルバオでは軽く塩茹でにした“ペルセベス”が更に盛られて
テーブルに運ばれ、カニやロブスターを食べるのと同様に
手で豪快に殻をとって、甲殻類独特の味の身を食べた。
このカメノテ、食材として最近の朝日新聞でも紹介されていたが、
今朝読んだ2代目のビルバオ特派員岡野さんのブログで、
昨日「世界ふしぎ発見」でバスクを含む北スペインが紹介された
事を知って懐かしく思い出した。
私は残念ながら見過ごしてしまったが、レポーターの
浜島さんはバールで“ペルセベス”を食べたり、
食を楽しむバスク独特の習慣で、男性だけが休日に集まって
料理を楽しむ「美食クラブ」や、
かつての造船の街ビルバオで、運河ともいえるネルビオン川の
下流にかかり、船の運航を妨げないように、高さ50mの鉄塔をもつ
世界最古で世界遺産にも指定されている運搬橋のビスカヤ橋にも
行かれたようす。
最近の目覚しいビルバオ復興には、ネルビオン川に沿って、超モダンな
チタンの外装がそびえるグッゲンハイム美術館の功績は計り知れない。
リバプールと同じように没落傾向にあった港町ビルバオを救った
この美術館、開館当時の美術館が、007ワールド・イズ・ノット・イナフの
冒頭シーンの撮影に使われていた。
ハクチョウソウ
日中の暑さがおさまり、爽やかさを感じた昨日の夕方、
帰宅途中の遊歩道で、長く伸びた茎から
あまり見たことのない白い花が風に揺れているのが
目にとまった。
思わずカメラを向けていると、「この花は何という名ですか、
かわいらしい花ですね」と品の良いご婦人から尋ねられた。
私自身あまり見たことが無い花だったので、
海外から入って来た園芸品種が多く紹介されている本で調べたところ、
この花、北アメリカはテキサス近辺原産のガウラ・リンドヘイメリで、
ハクチョウソウと呼ばれる多年草であることが判った。
蕾はピンク色をしているが、細く長い茎の先に咲く
白い花は蝶にも似ている。
どなたかが植えたこのハクチョウソウ、
道を歩く多くの人を楽しませてくれている。
気温が上がった昨日。
不忍池のシンボルで、沢山水面に浮かんでいる蓮の葉に、
大きな鯉が飛び散らした水が水滴となって。
涼しげな印象だった。









