SHOWER こころの湯
「その湖水は体だけでなく
魂までも浄めてくれる。
心と体のどんな病も癒してくれる。」
特に寒い冬の夜は、心と体をリラックスさせてくれる
暖かいお風呂は「湖水」でもあり、
チャン・ヤン監督の1999年の作品「SHOWER こころの湯」は
都市再開発で取壊しが予定されている北京の下町の銭湯「清水池」が
まさしく「湖水」となっており、
表現の制約が多い中国で、本作は旧き良きものを取り壊す事への
「痛み」を心の物語として表現している。
二子玉川にはかつて2軒の銭湯があり、
河原でスポーツを楽しんだ人達、近所の常連客と
老若男女を問わず庶民の憩いの場となっていた。
この作品の「清水池」でも北京の下町で暮らす男達が
単にお湯を楽しみ体を癒すだけでなく、
お茶、中国将棋、コオロギの鳴き声競争と
それぞれのスタイルでくつろぐ場所となっている。
突然の弟からのハガキに驚いて、遥か南の深圳(シンセン)で暮らし,
北京で清水池を弟と二人で営んでる父のもとに駆けつける
長男大明(ターミン)。
知的障害がありながら、天真爛漫で清水池での仕事そして
カンツオーネが大好きで父から深く愛されている弟阿明(アミン)。
朱旭(チュウ・シュイ)が凛とした威厳をもって銭湯を守る
父親を演じ、妻にも弟の知的障害を伝えていない大明を演じた
プー・ツンシンが父と阿明を “見捨てて”出て行った過去に対する
自責の念と、阿明と父の生きがいであった銭湯という「湖水」が
再開発の名の下で消えて行く「痛み」をその抑えた
演技で表現していた。
高校ラグビー準々決勝
弟91回全国高校ラグビーフットボール大会準々決勝4試合は、
いずれもここまで勝ち上がってきたチームががっちりと組み合った
見応えのある試合だった。
第一試合は昨年の決勝戦で31-31で引き分け、両校優勝となった
東福岡対桐蔭学園の因縁の戦い。
昨年桐蔭学園のフルバックとして同校の初優勝に貢献し、
現在南アフリカに留学しラグビー修行を行っている松島君が
スタンドで観戦する中繰り広げられた実力校同士の戦いは、
これまで多くの卓越したラガーマンを生み出し、
今年もフルバックの藤岡君という逸材を有する東福岡が
接戦をものにした。
大工大高時代を彷彿させる力強い常翔学園、
ノーサイド直前に同点の認定トライを取られ
抽選で敗退した京都成章、そして試合巧者国学院栃木を
力でねじ伏せた東海大仰星それぞれの学校の戦いぶりに
豊富な練習量で培った試合への意気込みを強く感じた。
準決勝は二日後の5日。
今日の庭の万両と水仙
箱根駅伝往路、大学ラグビー準決勝
1月2日
箱根駅伝での東洋大学往路優勝、
そして大学ラグビー準決勝での帝京大学勝利と、
両校ともに持てる実力を100%発揮した完勝であった。
東洋大学陸上競技部長距離部門は酒井監督が就任した
2009年から、帝京大学ラグビー部に至っては10年間
スポーツ栄養士として毎年選手が入れ替わっていく
学生アスリート達の栄養管理を担当し、
どのような状況でも選手達が実力を発揮できるように
栄養面からのサポートを続けているのが
虎石真弥さん。
東洋大学陸上競技部長距離部門では箱根の急坂を
驚異的なスピードで走り続けられる天才的な健脚を持つ
柏原竜二選手がチームの核として、部員全体の精神的
強さへのバックになっており、帝京大ラグビー部では
ニュージーランドからの留学生ヘンドリック・ツイや
ティモシー・ボンド両選手の戦い振りが選手全体のモチベーションを
向上させてきたと思うが、両校が強豪校に成長するには、
定期的な血液検査を行う事で、自分の体の状態を選手に認識させ、
シーズンを通して実力が発揮できる体に自らが栄養管理を行う事の大切さを
教え実践してきた虎石真弥さんの影の努力も影響していると思う。
初めて選手の血液検査を行ったとき、選手の中に重篤な貧血が
見つかり驚いた虎石さん、地獄の夏合宿の時は新鮮なトマトで
火照った体を冷やし、水分の過剰摂取を防ぐ事で、きちんとした
食事をとれるようにしている。
栄養管理の「もうひとつの力」は、「自分を客観視する」能力の
獲得と言う虎石さん、「自分を客観視する」ことが
勝利への第一歩であろう。
日経BP NETより



