マイライフ・アズ・ア・ドッグ
後にハリウッドで「ギルバート・グレイプ」や「ショコラ」を制作することになる
スウェーデンの映画監督ラッセ・ハルストレムが1985年に母国で制作した
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」は、12歳の少年が体験した突然の母との別れ、
そして家族、友人、周囲の人々と過ごす日々の中での心の動きを
北欧の豊かな自然を舞台として、かつて少年のラッセ・ハルストレム監督が
もう一度少年時代に戻って描ききった、「懐かしくも儚いおとぎ話」である。
母親、兄そして大好きな愛犬と暮らしている
12歳の少年イングマル。
最愛の母の結核が徐々に進行し、母を静かに療養させるため、
周囲の大人の手で、夏休みの間イングマルは田舎に住む母の弟夫妻の家に
預けられる。
ガラス工場で働く優しい大人達そして屈託のない少年・少女達。
イングマルは独特の内的世界をもった少年。
元気な頃の母親は、自分の話や動作を心から喜び、綺麗な声で笑ってくれた。
イングマルは考える、「元気なときの母親にもっと面白い話をしてあげたかった」
人工衛星に乗せられ十分な食糧無しで餓死したライカ犬を思い
自分の方がましと自分を納得させる。
この映画は1959年6月26日で終っている。
この日、村の人々全員が固唾をのんでラジオの前で耳を澄ませるなか、
スウェーデンの英雄イングマル・ヨハンセンが
世界ヘヴィー級チャンピオンのフロイド・パターソンと
ニューヨークの「ヤンキーズ・スタジアム」で戦い、
最後の白人チャンピオンとしてパターソンに勝利した。
この映画の中で世界は善意に満ちている。
そしてイングマルは自身に言い聞かせる「でもまだまし」と。
第一回科学の甲子園
甲子園で連日熱戦が繰り広げられているセンバツ高校野球。
時を同じくして、3月24日(土)から本日26日まで
兵庫県西宮市の兵庫県立総合体育館で、都道府県の代表校48校と
特別枠の福島工業高等専門学校を含む49校の高校生約360名が
筆記試験と実験競技を競う第一回科学の甲子園が開催されている。
昨日までに終了した6名による2時間の筆記試験、各チーム3名の
実験系実技競技2課題、そして同じく各チーム3名による総合的実技競技
2課題の結果、埼玉県代表浦和高の8名が栄えある第一回優勝の栄冠に輝いた。
銀メダルは滋賀県立膳所高、銅メダルは愛知県立岡崎高が受賞した。
応援団長の根岸教授が応援メッセージで述べた「世界で活躍する自分の
将来像を思い描くきっかけとなれば」との思いも込めて、浦和高校の7名は
ご褒美として5月に米国で開かれる「サイエンスオリンピアド」に参加する。
失敗の連続の科学、失敗することから新しいものが生まれる科学、
科学の甲子園もセンバツ高校野球も日頃の努力の結晶としての
大会出場であり、
参加する事自体に意義がある。





