アベリア
都市の景観保持そしてヒートアイランド対策として
遊歩道脇に植えられ、強剪定に耐え、常緑性で手間が
かからない街路樹アベリア。
釣鐘のような小さい花をこれから秋まで咲かせ続ける
スイカズラ科のアベリアが二子玉川緑地公園で咲き始めている。
Honeysuckle(蜜を吸う)と呼ばれるスイカズラ類、
ハニーサックルの精油成分は鎮静効果があるアルコール類の
trans-ネロリド-ル(16.31%)、モノテルペンアルコールの
リナロ-ル(8.61%)、フェノール類のオイゲノ-ル(6.13%)の他
オキサイド類のカリオフィレンオキシド(11.15%),芳香族炭化水素のp-シメン(7.43%)、
脂肪酸のヘキサデカン酸(6.39%)他が同定されている。
(In vitro control of food-borne and food spoilage bacteria
by essential oil and ethanol extracts of Lonicera japonica Thunb.
:Food Chem Vol.116 No.3 Page.670-675 (2009.10.01)
その甘い蜜と香りで蜂や蝶類を集めるアベリア、
濃度が高すぎると芳香を通り超して悪臭にも感じてしまう精油類の
香りの一例として、満開のアベリアから漂う匂いは、希釈されおだやかな香りの
ハニーサックルのお香の香りと比較して強烈であり、
可憐な姿の花に似合わない虫媒花としてのたくましさを感じる。



