今年(2025年)は、本腰を入れてロードバイク復帰を成し遂げる年にすると決めた以上、やらない訳にはいかないし、是非やり遂げたいと思っている。そこで、効率よく成長するため、そして成長度合いを確認するために、久々に FTPテスト をやることにした(身体検査)。
パフォーマンス向上の為には、ただ闇雲にトレーニングをするのでは効率が悪い。若い頃ならいざ知らず、50歳越えのオッサンにはそんな時間も体力もないので “効率よく” というのは結構重要な要素だ。その効率的なパフォーマンスの向上を求める為には “必要な強度” で “必要な量” をこなすトレーニングが大切だと教えられた。伸ばしたい能力ごとにそれはあり、伸ばしたい能力が違えば、自ずとそれらは変わってくると。エンデュランス能力を伸ばしたいのか?スプリント力を伸ばしたいのか?で、取り組まなければならないトレーニングの内容(強度と量)も変わってくるということだ。
ただ、どちらのトレーニングを行うにしても、その判断基準となるモノが分かっていなければ、これまた非効率的なものになってしまうので、その判断基準となるモノ= FTP値を調べるのが、FTPテストという訳だ。基準値としてFTPを用いることについては、今では賛否があるのではないかと思われる(勉強してないから現状がどうなのか知らない…浦島太郎状態)。昔ならとにかく「FTPをあげろ!」で済んだが、現在は他の統計データを用いてるのかどうかなどは分からない。がしかし、私はシリアルレーサーでもなんでもない(ただのオジサンな)ので、とりあえずFTPで自分の成長度合いを確認していこうと思っている。
ZWIFTワークアウトの中のFTPテスト関連のものはこの4つがある。今回選んだのは「ランプテスト」で、1分毎に20wずつ上がっていき、力尽きるまでペダルを回しやがれ!というドSな内容。この4つのワークアウトのどれを選んでも “力尽きるまで” という条件は変わらないので、結局は “死ぬほどキツい” ということには変わりない。ただ、私のような “ひ弱” なサイクリストは、その “死ぬほどキツい時間” が比較的短く済むのが「ランプテスト」だと思われるので、これを選んだ(再度言うが、結局最後は力尽きて死ぬ)。
心地よい強度から始まりキツい強度に移行していく。そのキツさも何とか耐えていると突如としてその瞬間が訪れる…気持ちは踏みたくても身体は踏めなくなるその瞬間が。本当の意味での “身体的限界” まで追い込む・出し切ることは難しい(先に精神的にドロップアウトしてしまうことが多い)ので、その辺の緩さはあると思う。だが、それも含め(身体的限界+精神的限界)でのいまの限界値と捉えている。
これが現時点での私の結果だが、FTP=198w(2.3w/kg) という数値のようだ。ハッキリ言ってショボい数値だが、見えを張ってもしょうがない。ここからどれだけ向上できるか?の方が重要だ。今後はこの数値を基準としてトレーニングしていくが、これからどのような曲線を描いていくのかが楽しみでならない(いまやってるFF14でのレベ上げみたいな感じ)。
でも、このFTPテストを定期的にやらなければならないというのが、唯一の憂鬱材料となっている。こればかりは仕方ないのだが… 嫌なものは嫌なのだよ。