ウィンドスクリーンスポイラーの検討 | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

身長は183cmあり、シヴァ(R1250GS-A)はハイシートポジションで乗っている。視界も高いし概ね良好なのだが、致命的ではないものの “できれば改善したい” こととして認識していることがある。それは、フロントウィンドからの風がヘルメットのバイザー辺りの高さに流れてきており、それによる風切り音と風圧でヘルメットが持って行かれそうになる(実際には持って行かれないが…)ときがあるということ。

 

それに対しては、ちょっと顎を引くことで風はバイザーの上を流れていき、現象はかなり軽減されるので、そう対応している。今後もそうすればいいと言えばそうなのだが、それもどうなの?と思ったりもする。

 

そんな中で、その辺の解決策はないか?と軽い気持ちで検索をしていたら “スポイラー” なるものを知ることになる(呼称は色々あるみたいだが)。ウィンドスクリーンをロングタイプのものに交換するという手もあるが、コスト面を考えると「この問題を解決するための投資費用としてはちょっと掛け過ぎかな?」という印象を持ってしまう。もう少しコストを抑えた方法は?と調べていた時に見つけたのが上述のものだ。

 

 

コスト的には、ロングタイプウィンドスクリーンへの交換と比べて約半分の1.5万円程度とお手頃(逆にこの小ささでこのコストは割高感がある?)、見た目も個人的には嫌いではないし、MRA(若かりし頃に乗っていたSSの全てにおいてMRA製スクリーンを使っていたので馴染みがあるメーカー)にも、この手の製品がラインナップされている。

 

X-cleen Touing ( MRAのHPより )

 

大陸製品も至る所に溢れかえっているが、製品精度や品質でちょっと不安がある。ただでさえエンジン由来の振動が多い車種ゆえに、緩んで走行中にぶっ飛んでいく…という状況にはなりたくない(そうなると他人にも迷惑かけるし)。

 

とりあえず純正フロントウィンドに取付した場合、どんな感じなのか?をサイズから検証してみた。まさかないとは思うが、物理的に取付けできなかった…となってしまっては、元も子もない。

 

 

 ・270mm以上のスクリーン幅が必要 → ○(純正ウインドスクリーン幅 = 430mm)

 ・厚み7mm以下 → ○(純正ウィンドスクリーン厚 = 4mm)

 ・湾曲幅が46mm → △(純正ウィンドスクリーン湾曲幅 = 65mm)

 

湾曲幅が数値的にはあれだが、少し浮く感じでの取付になるので特に問題にはならないだろう。これ調達してしまうか…?いやいや、カラーが「クリア」と「スモーク」があり、かつ取付方法も「直接固定(純正スクリーンに穴をあけて固定)」と「クランプ固定(要別途購入)」がある。その辺の検討も必要だ。

 

クランプ固定時には別途購入が必要なクランプキット

 

取付方法についてだが、個人的には純正スクリーンに穴をあけることへの抵抗感は皆無だ。逆に固定力や設置位置の(主に高さでの)自由度を考えれば、クランプ固定よりもメリットは大きいと感じる。唯一のデメリットといえば、取り外して運用しなければならなくなった際には、穴あきシールドになってしまうということのみ。ただ、その状況に陥るということは、実走してみた際に “どうしても取り外したくなるくらいに不具合があった” という場合のみだろう。それが具体的にどんな状況なのかの想像はつかないが、100%そうならないという保証もない。幸いなことにクランプキット自体はそんなに高くないので、とりあえず試しにクランプ固定で使ってみて、問題なければ直接固定に…ということもありかと思う。

 

まあ、結論を出すのは(ポチるのは)もう少し考えてみてから…かな。