老後資金のため?早期退職のため?
理由はどうであれ、お金はあって困らない。お金がないとできないこともあるし、心の余裕度にも影響を及ぼす…とい思っているので、不労収入を求めて FX(外国為替証拠金取引)を始めたのがほんの2か月前と言ったところか?
NISA・iDecoという年金的資金目的の類のモノとは別に FX(外国為替証拠金取引)を再開した訳だ。FXは以前もちょっとだけやった時期はあったが、かじった程度ですぐにやめてしまった(損失が膨らんで…がその理由ではく、単に興味が薄れた)という経緯がある。ただ今回は少し違って本気度を増して取り組んでみようと思ったのは、明確な目的があるからだ。
生活資金の捻出手段を複数手にしておくこと がそれだ。
いまは経済的には生活するに困る状況にはない。そういう時だからこそ、いまある余剰資金は有効に将来の為に使うべきだし、俗にいう「お金がお金を生む」使い方をする必要があると思った。それが私の場合は FX(外国為替証拠金取引)だったということだ。
2024年10月中頃から再開の意を固めて動き出した訳だが、約1か月間は実際のトレードはすることなく、勉強した内容をチャートを見て復習することに費やした。本腰入れてやるなら基礎は大切だ。2024年11月中頃から、これまでの1か月間の内容(座学で勉強すること)にプラスして実際のトレード(実技練習)を始めることにした。
座学で学んできたことが、すぐに実践で “生きてくる” とは間違っても思ってはいない。至極当然のことで、何事においても実戦練習での失敗を経て “使える技” へと昇華させることができる。この2024年11月末までの半月間はそんな失敗だらけの日々だった。タイミングが分からずに反転直前のエントリーになって利幅極少で終わったり、それすら叶わずに反転急落で損失を食らったり。エントリーと同時にストップは必ず置くようにしているが、その位置が悪くエントリーのたびにストップに掛かり決済。その後反転し予想通りの方向に進んで…といった具合に “初心者が陥る失敗例” に挙がっていることばかりを繰り返していた。そんな11月後半戦の成績はというと想像通りのマイナス収支 ▲3,170円 で終わる。
・売買益 = 2,590円
・売買損 = 5,760円
・合 計 = ▲3,170円
ド素人を自認しているので、最初は1,000通貨でのトレードにしている。ゆえにこの程度で済んだ。内容としては、勝率=44.4% (12回 / 27トレード)、総獲得/損失pips=81/243pips、平均獲得/損失pips=6.75/16.2pips てな感じ。
トレードの6割を負けて、勝ちトレードでの平均獲得pipsの2倍以上を負けトレードで失っているが、これは予想できた結果だ。でも、めげずに失敗を繰り返すたびに復習した。なぜこうなったのか?同じ失敗を繰り返すと、最初は見えなかった “なぜ?” の影が見えてくるようになる。それでもまた同じ失敗を繰り返してしまうが、影の輪郭が少しだけ見えるようになる。現時点でも、その “なぜ” はハッキリとはしていないが、最初の頃に比べると、雰囲気は分かるようになってきた。まだまだだが、進歩してると感じる部分は出てきている(と自分的には感じている)。
11月最終週のトレードでは、3日間で7回のトレードを行ったが、勝率=85.7%(6勝1敗)だった。まだド素人ゆえに、確実性を優先したエントリーなので、平均獲得pipsは6.8pipsと少ない。エントリーは少し遅いし、利確も早い。そこが次なるステップの実技練習だと思っている。
・エントリーと利確のタイミングをもっと最適化すること。
・ビビり利確の改善の為に、もう一段階上位足でのトレードをすること。
・明確なエントリー根拠をもったトレードを行う。
いまの注意点はこの辺かなと。12月度はプラス収支で終えることを目指す。いまは金額ではなく「勝率7-8割」と「平均獲得pips=10pips」を目標に。トレードのロットを増やせば、獲得金額は増えるが、それは求める形ではない。獲得効率も重要視したトレードができるようになりたいからだ。
兎にも角にも、いまはトライ&エラーからの検証という一連の作業をコツコツと積み上げることだ。基礎は広く強固に作らないと、その上には大きな建物を建てることはできないのだ。