ドラマ・マウンテンドクターの鮎川山荘へ | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

エンジンに火が入ることなく一か月以上の時が過ぎた。台風からの猛暑復活とバイクに乗る気力を削いでくる気象条件に立ち向かうパワーはもう “おじさん” の中にはないということだ。

 

そろそろエンジン回してやらんとな…

 

そんなことを考えていた先週末だったが、小粒の雨が落ちる朝を迎える。だが気持ちは何故だかシヴァ(R1250GS-ADV)で出掛けたい気分のようだ。ウェザーニュースで今後の天気予測を確認すると、この小雨は小一時間で止むらしい。その予測通りに雨は止み、雲の切れ間から日が差してくる。程なくして道路も乾き始めたので、いそいそと身支度を始めシヴァに跨りエンジンに火を入れる。そして向かったのは、白馬の山の麓だ。

 

 

 

 

先週最終回を迎えた「マウンテンドクター」というドラマ。そのドラマに “鮎川山荘” という名前で登場している山小屋がある。その場所をSNSで偶然見たので、そこに行ってみるか…と。

 

いつも白馬に来たときに通るルートから外れて山道を進むとそれはある。のんびりとアドベンチャーバイクで走りに行くには良いところだと思われる場所だ。ところどころ、車だとすれ違いできない程に狭くなる箇所はあれど、概ね問題なく走ることができるし、想像した通りの道だ。ただ、登山口にある山小屋ゆえに、登山者の車や送迎の為のタクシーやバスの通行がある。出会いがしらの正面衝突などの危険があるので、その点は注意が必要だ。

 

のんびり上ったので “けっこう走ったな…” との印象があるが、道なりに進むとその場所に行きつく。登山はしないので、山小屋と言うものはイメージでしか理解していないが、そのイメージ通りの小屋だった(ドラマで見てた通りの…と言った方が良いかも知れない)。

 

 

 

 

この自然の音しか聞こえない場所でエネルギーを少しだけ分けていただいたので、まだ乾ききっていない山道を注意深く下る。途中、小腹が空いてきたので鬼無里の「いろは堂」に立ち寄ると、嬉しいことにこの季節限定の「舞茸」がメニューに加わっていた。10月末頃には終わるとのことなので、ぜひ味わってみて欲しい。翌年のこの時期にリピートすること請け合いだ。