半年間で約6,000kmの距離を乗ってきて改善したいな…と思った箇所が何か所かあった。その内の一つが “ タンクのホールド感(すべる)“ だった。そもそも、アドベンチャーバイクでトラクションパッドが必要になることがあるのか?という意見もあると思うが、個人的な感覚として、特にブレーキング時に身体が前方に動くのをなるべく抑えたいと感じるので、その対策はしておきたい(身体が大きい方なのでどうしてもタンクと身体の間があいた状態で乗るポジションになる)。
今日はその対策についての100%個人的な備忘録的ポスト。
Stompgrip(ストンプグリップ)
若かりし頃にSS(スーパースポーツ)に乗っていた頃も、ポジション改善とホールド感向上の為に厚目なスポンジパッドを削ってDIYしたものを使っていた。しかし、このR1250GS-ADV(愛称:シュヴァ)に関しては “ホールド感の改善” という結果のみが欲しく、その改善の為にトラクションパッドを導入しようと思うようになった。
ホールド感… この場合はタンクを挟んだ時に滑らなければ良いので、その目的が果たせるならば安価な中華製でも何でもいい。かるく調べてみると製品は色々出て来るものの、剝がれてくるとか、見た目がいかにも…とかでコレは!という製品になかなか出会わない。かつての様にDIYも検討するが手間がかかるのと見た目で却下。結果的に最後はこの製品に行きついてしまった。
Stompgrip
Moto-GP等々の世界でもユーザーが多いと聞く。この製品の使用経験はいまだかつてゼロだが、使用されている各方面とネットから入ってくる情報を見るとまあ良いものなのだろうと。ネガティブな側面は “価格” くらいしか出てこない(薄いズボンで乗ると痛い…というのもあった)。
専用製品がある車種もあるが R1250GS-ADV のそれは探し出せずだったので、実車にてどのくらいのものが必要かを型取り、このサイズでおそらく対応可能だろうと。カラーは、デザインを邪魔しないということのみの理由でクリアを選択。
汎用品なので、必要な部分に合わせてカットしてから使用する予定。ちなみに、汎用品(ユニバーサル)にはこの形状のものの他に、長方形(190×375mm)のものもあるので、お使いの車種によってどちらにするか検討するのが良いと思われる。
ちなみに、この形状の汎用品の方が長方形のものよりも、少しだけ安価に手に入る傾向にあるようだ。これでも手のひらが軽く入るほどの大きさがあるので、案外これを安価に入手して好みの形に切り出して使った方が良い結果が得られる可能性が大かも知れない。個人的にはシュヴァにもそれを期待している。