ホントあんな中で生活できんよ…と思える “殺人的な” 暑さの北関東に残っていた2つの道の駅をクリアするために訪れた昨日の備忘録という名の記録的ポストが本日の内容です。
ルートは先に挙げてある過去ポストの通りで、夕方に用事があるので高速道路 “積極的” 利用のソロツーリングにした。06:00に自宅を出発し、「道の駅まくらがの里こが」の営業開始時刻09:00に予定通りに到着。道中は途中水分補給&小休止の為に上信越道甘楽PAに寄るのみ。
軽食スペースもあり「朝食でも食っていくか?」と考えるが営業時間前につきその案も速攻で却下。この時点で既に30度越えの気温に今日一日の灼熱地獄を覚悟し道中の水分補給も考えて麦茶(ミネラル摂取)を確保する。
この甘楽PAの脇には何故か埴輪。この近辺で出土されたのかどうかは定かではないが、個人的にはこの雰囲気は嫌いではない。
関東圏に近づくにつれて気温が上がってくるのを感じる。身体が受ける走行風が冷風から温風に変わる。山岳の民にとっては平野のこの高温多湿な気候は耐えがたきもの。この時点で観光は二の次にして今日は目的(道の駅スタンプ収集)に特化させようと決意するほど。
最初の道の駅「まくらがの里こが」。
開館時間直後にもかかわらず、もう既に大勢のお客さんでごった返している。やはりこの施設も他と同じように地元の野菜がたくさん陳列されており、それ目的のお客さんが来ているという構図のよう。見ていると多くのお客さんの手には “朝採れトウモロコシ” が。土産として買っていこうかとも思ったがこの暑さゆえに悪くなってもいやなので今回はやめておくことに。
本日2つめは「きつれがわ」。
ここまでは “新国道4号線” をひたすら北上する。事前調査では「関東のアウトバーン」と称されているのも目にしたので、その実態調査も兼ねて。実際のところはと言うと、とても快適な快速国道で巡行スピードも申し分なし。3車線道路で快適そのもの。3車線の右側2車線を走る車が多く流れが遅いのは何故だ?と思っていたが、早々にその理由も判明。この道の走り方も分かってからはより一層の快速道と化す。その恩恵を受けて 道の駅きつれがわ に予定よりも早く到着するも、予測を上回る暑さにやられ気味になりスタンプを獲得して早々に出発。涼を求めて中禅寺湖を目指すことに。
激込みの日光市街地を裏道でスルーしたのち、中禅寺湖までいろは坂を駆け上がる。中禅寺湖畔まで来ても暑さはさほど変わらず風が幾分気持ちいいのみだったのは少々予想外。それでも下界に比べれば全然いい。
あとは、関越道の沼田ICまで下って高速でひとっ飛び。それでも時間的余裕はほぼない状況だったので、アクセル開度大き目で。さらには藤岡JCT付近で外気温計が41度を表示した。身体が受ける走行風は温風だし、水温も若干上がり気味。暑熱順化されていない我が身体が一番ヤバそうな雰囲気を感じたので、早々にこの地域を脱出したくてさらにアクセル捻り気味。
甘楽PAで堪らず水分&栄養補給をして、残り100kmで時間的猶予も約1時間ほど。この区間にも良いペースの黄色いルノーが居てくれてたのでランデブー。予定帰宅時間まで数分を残して帰宅し、無事に家の用事もこなすことに成功する(今後のことを考えるとこれが今日一番の重要任務)。
そんな暑さに翻弄されやられかけた北関東遠征だったが、一つモヤモヤすることもあった。
沼田ICまで下っている山道でのこと。山道なので黄色線の追い禁区間が長く続いた。後ろから追いついてきたバイクが5台。一台の車に蓋をされる感じになる。こう言う状況ってバイク乗りにはストレスを感じる人がいることは重々承知している(昔は自分もそうだった)。でも車とバイクとではこういった道ではスピード域が違うことは認識していると思うし、ウインカー上げて譲ってくれた場合を除いては、追い禁区間が解除されるまでおとなしく待つべきだと思っている(そもそもが抜かすことは違反行為だしね)。
だが、私の後ろについた5台は違って、その中の一台は対向車線にはみ出しアクセル吹かして蓋をしてる車にアピールをしだした。それを何度も繰り返すのでワザと分かるように振り返って見るアクションをするもそれは続く。さすがに気分が悪くなってきたので、その集団を私の前に出したら案の定黄色線区間にも関わらずその蓋をしてる格好になっている車を追い越していった。
車のドライバーも後ろに渋滞が発生しているのを確認したら可能な場合にはウインカーを上げて避けるというのも選択肢としてあると思う。マナーとして。ただそれをして貰えなかったからと言ってこのような “煽り” とも捉えられかねない行為はマナー違反としか感じられない。その長岡ナンバーのライダー達が若者だったのか大人だったのか分からないが、ちょっと残念な気持ちになった。
反面教師。
みんなが使う道路なので、みんなが気持ちよく走れるようにそれぞれが気を付けて走る社会になると良いな…と、柄にもないことを思った一日でもあった。