【 RSSR2023 】北陸方面3か所を一気回り | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

今日のポスト内容は、先日ディーラーにて受けた初回点検時に教えて貰ったスタンプラリーの為に北陸方面にある指定道の駅まで足を延ばしたソロデイツーリングについての備忘録です。

 

 

 

 

 北陸方面の指定道の駅

北関東・信越・北陸・東北のディーラーネットワーク主催なので、指定道の駅は広範囲にわたり、ファイナルイベントのHAKUBA47も含めて27か所。他地区のコレに比べてその範囲が広くて完走条件が厳しいような気がするのは私だけではないと思う(でもその分完遂したときの満足感は高いと思われる)。

 

 

既に近場の長野県内2か所(④マルメロの駅ながと・⑤ヘルシーテラス佐久南)と、先日の東京観光の際に立ち寄った2か所(⑬アグリパークゆめすぎと・⑮ちくら潮風大国)の計4か所は獲得済み。今回、本当なら静岡方面(青枠)を責める予定だったけれども該当地域の天候不良の為に計画変更し北陸方面(赤枠)を襲撃することに。

 

このルートをGoogle Mapでざっと引いてみると全行程で約500kmと出る。以前なら何てことない距離もリターンライダー2か月の身なので少々の不安もあったが、行く気の方が勝り実行が決定する。それが 6/9(金) の朝…という思い付き襲撃計画。

 

 出発時間は 6/10(土) 01:00

襲撃予定道の駅は以下の3つ。

 

 ① のとじま(石川県)

 ② 氷見(富山県)

 ③ 奥飛騨温泉郷上宝(岐阜県)

 

思い付きで北陸方面を攻めることにしたが、ターゲットを攻め落とす方法(ルート)は一応考える(仕事中に)。効率的に回り早く帰宅する方法は?と言うことだけれども、一番遠くに位置する ①のとじま に道の駅オープン時間に着くようにしてそのまま南下し ②氷見③奥飛騨温泉郷上宝 と回るのが一番効率が良いし、最後の道の駅を襲撃完了してからの帰投に要する距離が一番短くて済む。

 

①のとじまの営業開始時間は午前9時でそこまでの距離はおおよそ200km。Googleは4時間少々の所要時間を打ち出している。そこから逆算して交通量は少ない時間帯なので平均速度も少し高いだろう(GoogleはAve 50km/hで算出してきたので)ということと休憩時間も含めて出発は午前4時で計画…したが、「久々に海からの日の出も見たいな…」とまたもやの思い付きで計画修正。日の出予想時間を確認して逆算しての修正後出発時間は午前1時。

 

この修正後計画では午前5時には富山県氷見市内に到着している。そこから①のとじままでは約1時間ほど。それでも3時間ほどの時間的余裕が発生している。その理由は後程…。

 

 

 氷見市まではナイトツーリング

夜中に走ることは嫌いじゃない…というか、以前よりどちらかというと好きな部類に入り神奈川時代は仲間とナイトツーリングとかチョイチョイやっていた。なので抵抗なく深夜1時に自宅を出て近くのガソリンスタンドで満タンにしてから出発。給油はこの襲撃作戦においてこの1回のみで、帰宅後にはまだ100km程走る余裕が残されている30Lタンクと高燃費を持ち合わせたGSアドベンチャーの凄さよ。

 

途中唯一の休憩ポイント 富山県入善町(午前3時)

 

ちなみにこの計画では有料道路の類は一切利用せずにオール一般道で計画した。お金を払うのが嫌だという理由ではなく、このルートなら全部一般道で回れるんじゃないのか?とのこれまた思い付きから。思惑通り、深夜帯の自宅→富山県氷見市までは全然通して “ほぼ高速道路状態” だった。

 

自宅から第一目的地までのルート(オール一般道)

 

上記区間を高速道路時のスピードで走ったかどうかは別にして… ほぼ予定通りの午前5時すこし前に本日最初の目的地一歩手前の場所に到着し、ここで時間潰しと言うモーニングコーヒータイムをしたが、ここで最初の自分の無計画ぶりを悔やむことが発生。

 

バイクチェアリングをする為に用意してあった折りたたみチェアとコーヒーセット、そしてその様子を撮影するために用意したフレキシブル三脚を忘れてくるという失態。いまこそそれがしたいと思ったシチュエーションなのに。計画性を身につけたいと強く思う。

 

 

雲がかかり綺麗な日の出は拝めなかったけれども、それでも久々の海岸でのマッタリした時間は心が洗われる時間だった。元々港町を渡り歩いてきたので、やはり海を見ると心穏やかになれる。波が打ち寄せる浜辺、釣りをする人々、時折飛び跳ねる魚たち。

 

マジでバイクチェアリングコーヒーセットを忘れてきたのが悔やまれる…

 

 

 氷見漁港の魚市場食堂

道の駅でのスタンプ獲得がメインミッションではあるものの、日の出を見るということの他にもう一つのサブミッションをもって出発した。午前1時に出発して道の駅営業開始前に3時間の時間的余裕を確保したのはその為。

 

情報はこちらから

 

海といえば新鮮な魚介がマストで、新鮮な魚介といえば漁港がベスト。と言うことで氷見漁港にあるここで朝食を摂るというのがそのサブミッション。

 

私は今回初めて知ったけれども有名どころのようで、私が到着した午前7時(開店は午前6時半)時点で席の8割方が美味しい魚介を求めるお客さんで埋まっていた。退店する7時45分頃には待ちが発生していたので、訪問時間は要検討のお店のようだ。

 

 

海鮮丼の普通盛り。ご飯は普通だけれどもその上の海鮮ネタがモリモリのっている。アラ汁もついていて、これは別に土鍋で提供されテーブルにあるコンロでアツアツをいただける。お値段はこれで1,880円なので、個人的にはこのネタ量とアラ汁をみるとお得な設定だと感じた。

 

ちなみに、この食堂は2階にあり1階では漁船からの荷下ろしやセリが行われていた。活気があってしばし2階から眺めていても飽きない。

 

 

 

 道の駅襲撃3連発

早朝の海岸で荒んだ心を洗い流し、漁港食堂の美味しい海鮮丼でお腹を満たしたので、メインミッションの道の駅3つを目指しあとは走るのみ。予定通りに①のとじまに到着し、お土産と共に北陸方面最初のスタンプをゲット。野生のイルカ見れるかな?と海岸線ルートで②氷見まで南下するも結局会えずにただただ海岸線の快適ルートを楽しんだ。ここで海岸線をトレーニングライドしている北陸の有名な自転車チームの面々を発見。この風大変そうだな…と思いながら対向車等の安全を確認したうえで大きく避けて驚かせないよう配慮しておいた。

 

能登島大橋を望む

 

そんなこんなで、ノーストレスで②氷見まで降りて来て2つめのスタンプを確保。のとじまー氷見間は海岸線の方がストレスがなく快適に走ることができるような印象。ただ追禁区間が多いので運によるところも大きいけれども、それでもその日は交通量も多くはなかったし、後ろに着いたら比較的早い段階で右によけて先に行かせてくれるドライバーさんが多かったのも、そういう印象につながったのかも知れない。

 

 

この時点で午前11時。時間的にまだ余裕があったので3つめの③奥飛騨温泉郷上宝までさらに南下を始める。この時点では疲労感も全くなく気持ちも身体もイケイケモード全開だったが、この区間がそこそこの苦痛区間となる。

 

 

距離は大したことはない、がしかし時は日中なので交通量は違う。街中は良いとしても郊外に出てからは、追い越し禁止の黄色線区間が始まり丁寧に法定速度を守って走行する方々の後ろをついて行くしかないという “忍耐の時” にやられる。法定速度超過が違法で検挙対象なのは重々承知しているが、それによって何台もの後続車を従える大名行列状況になってる時は安全を確保したうえでちょいと左側によってウインカーを出すという気配りも持ち合わせて貰えるとありがたいなと思うのは私だけだろうか?バックミラーを見ていないだけなのか(それはそれで問題だと思う)、それともその状況を何とも感じないのか?(強いメンタルの持ち主さん)、はたまた私は法定速度守っているんだから問題ないでしょと思っているのか?(他の人の気持ちなんてどうでも良いという価値観の方なんだろうな)

 

少々思いのたけがダダ洩れしてしまったけれども、そんな忍耐の時を乗り越え本日3つ目のスタンプを獲得した。

 

 

 帰投ルート

ミッションをコンプリートしたらあと残るは無事に自宅まで帰ることのみ。実はこれが一番大事な事だったりする。帰投ルートには安房峠があり、そこを旧道で越えるか?有料の安房トンネルを通過するか?で悩む。

 

 

今日一日は高速を利用しないと決めていたので、最後の最後に有料道路ではあるモノの一般道以外のルートを取るのも癪に障るということと、旧道がどれ程に酷いのか?を確認したい興味本位で旧道を選択。そんなに路面状態が悪過ぎる訳ではないが、コーナーが当然のことながら多いので次は安房トンネルが良いかなという印象。

 

この安房峠途中で長野県に戻ってくるのですが、長野県に入ると何故か長野県警のパトカーが視界に入ってきた。何しに来たのか全く分からないけれども、その後ずーっとパトカーの後ろ。よけてくれたりしないかな…との淡い期待なんぞ踏みつぶされ、松本市近くまで法定速度厳守。その後の19号線でも同じような状況ゆえにこの区間はほぼ法定速度での走行になり、最終区間にしてこの日一番のストレスがかかる状況となった。一般道縛りを決めた自分のせいなので仕方ないと諦められたのがせめてもの救い。

 

 まとめ

楽しいことも、美味しいことも、耐え忍ぶストレスもすべて含めてよき一日。この距離走っても以前なら道中に発生していた身体の痛み等は全く発生せずまだ走れる感覚があったのは、このGS-Aのおかげなのだろうと思われる。

 

 

531kmの総走行距離にしては帰宅後の疲労感は少ない。次の静岡方面の出撃はこれ以上の距離になりそうだし、最遠の青森なんて片道でこの位なのではないだろうか。そう考えると気が遠のく感覚に陥るが何とかスタンプラリー完遂を目指して “計画的に” 進めていこうと思う。

 

 

7駅獲得 / 全27道の駅 残り20駅

11月予定のファイナルイベントまでに終われるのか… 本当に…